エマヌエル・ナバレッテが井上尚弥との戦いに絶対的な自信を語っています。

まあ、試合予定もないし、おそらく交渉もされていないでしょうが、きっとみんなジッとしてられないんです。選手もメディアも、ファンも。

 'Vaquero'(カウボーイ)の異名をとる25歳のメキシカンは、ジュニアフェザー級統一と井上との決戦をかねてから熱望していましたが、減量苦からフェザー級転向が濃厚で、階級統一も井上戦も実現可能性は非常に低いと見られています。
Inoue-cover-progression

「井上は私のような獰猛で手数とパワーと根性で攻めてくるタイプは苦手だろう。 井上が強いという人はドネア戦を見てないのか?アイザック・ドグボエも私と戦うまでは階級最強と騒がれていたが、彼がどうなったかみんな見ただろう、ドグボエと40歳(昨年の井上戦では36歳)のドネアでは階級も若さも違いすぎる」。

「ジュニアフェザーからKO出来なくなったドネアは、この7〜8年でさらに劣化を進めて、上の階級では通用しないから層の薄いバンタムに逃げ帰ったロートルだ」。

「井上は防御と耐久力では複数の欠陥を抱えているのは、多くのメディアが指摘している通り」。「彼のスタイルは非常に教科書通りで予想しやすく、しかも打たれ弱い」。 

I don't think he can take what Dogboe put up with, and so it's like a bonus. Inoue is fast and has good combinations, but Dogboe connected on me and he did not hurt me. Comparing them, I don't give Inoue as many possibilities  to win. 

  
「井上がドグボエと戦ったとして、互角の展開に持ち込めるとは思えない。井上は速くて良いコンビネーションを持ってはいるが、井上以上のドグボエですら私を傷つけることは出来なかった。どう考えても私が井上に負ける要素はない」。

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ナバレッテも相当に欲求不満が溜まってますね。

階級を無視して、対戦相手の質という点だけで見ると井上が圧倒的に上です。ナバレッテが勝ったまともな相手はドグボエだけです。

ただ、両者が戦うとなってポイントになるのは、階級差です。

井上の場合、最初のタイトルがジュニアフライ級(108ポンド)でしたが、これは複数階級制覇の数字稼ぎのために無理やり体重を落として獲った刹那の王座でした。実質、ジュニアバンタム(115)でスタートするのが自然でした。

それでも、7ポンド上のジュニアフェザー(122)は大きく、完全劣化版のドネアを持て余したのを目の当たりにしてしまうと、ナバレッテは相当に荷が重いと思います。

身長165㎝/リーチ171㎝の井上に対して、170㎝/183㎝のナバレッテはまさにフレームが違います。

確かに、井上はヨアン・ボワイヨ(171㎝/176㎝)とジェイミー・マクドネル(176㎝/182㎝)と大きな相手との対戦経験があります。

しかし、ボワイヨは世界基準では完全雑魚で本業は引っ越し屋さん。マクドネルは満場一致の階級最弱王者で、井上戦では重病人状態でした。ナバレッテと同列に語るボクサーではありません。

ただ「最低でもフェザー」を目指すなら、ナバレッテレベルは通過点でなければなりません。