フォーブスのカート・バウデンハイゼン編集主任が、「それを言っちゃあおしまいよ」なことを口にしてしまっています。

「テニスは女子が男子と並ぶことが出来る唯一のメジャースポーツ」。
米国の女子サッカーのように男女の人気・報酬に逆転現象が起きているスポーツもありますが、米国でのサッカーは少なくともプロではマイナースポーツ。
女子が人気といってもスポーツ長者番付ベスト100に入ることはありません。
今日の読売新聞朝刊で「1990年にフォーブスがこの調査を始めて以来、30年あまり。テニス以外の女子アスリートが100位以内に入ったことはない」としていましたが、ロンダ・ラウジーが入ってなかったっけ?と思い調べてみましたが、確かにラウジーは一度もランキングされていませんでした。
ラウジーが入ってたのは「最も影響力のあるアスリート100人」でした。
読売新聞は「昨年の全米オープンに足を運んだファンは女性が過半数。大卒以上の割合は米国全体(35%)の2倍を超す78%で、平均世帯収入は21万6000ドル(約2300万円)。大坂の契約企業が扱う自動車、時計などを購入できる富裕層でもある」とも伝えています。
ちなみに試合報酬が最も大きかったテニス選手は男子がラファエル・ナダル(17億6600万円)、女子がアシュリー・バーディ(12億2100万円)といずれもフェデラーと大坂にスポンサー収入で大逆転を許し、後塵を配しています。
それでも女子ではメジャー、恵まれた競技の米国ゴルフの女子最高、高真栄(韓国)の3億円と比べるとバーディの収入は4倍以上、話になりません。
もし、ビッグマネーだけを考えるなら女子はテニスしかありません。

錚々たる企業からSランクのスポンサードを受けている大坂。
そして出来ることなら、日本や米国などの富裕国に生を受けることです。その幸運を手にしたら実力で一番でなくても総収入で一番になれる公算が高まります。
スポーツの持つ最大の魅力は公明正大です。
①人気があるヤツが勝つんじゃなくて、強いヤツが勝つ。
②一番強いヤツが一番大きな報酬を手にする。
ボクシングの世界では①も②も崩壊していますが、世界のほとんどのスポーツでも②はお花畑の寝言です。
ボクシングの階級には貴賎がある。スポーツにも貴賎がある。
このブログでも繰り返し書いている事実ですが、なかなか大きな声では言えません。
そこを知らない、理解できない人につけ込むような報道が「井上尚弥は日本では見納め。ラスベガスで20億円」なんて幻覚症状を蔓延させてしまうのです。
では、スポーツという高潔であるべき世界で起きている貴賎の問題は、仕方がないと受け入れるしかないのでしょうか?
バーディは大坂以上のスポンサーが付かないとおかしいーーその正義は、着地点の無い無責任な綺麗事です。
しかし、それ、スポーツの貴賎を認めるなら、フォーブスの編集主任と同じレベルの人間です。
まだまだ、続きます。


コメント
コメント一覧 (4)
フシ穴の眼
が
しました
結局、井上とか西岡の米国内戦において日本のスポンサーやテレビ局が大半を補填していたにもかかわらず、高額ファイトマネーを語っていたのと大して変わらないような・・・
フシ穴の眼
が
しました