フォーブスのアスリート長者番付2020年版が発表されました。
1位はロジャー・フェデラーで$106.3 million(114億5900万円)を稼ぎました。
昨年の5位からジャンプアップ、首位に立ったフェデラーは1990年にスタートしたThe World’s Highest-Paid Athletes の歴史上初のテニス選手になりました。
テニス選手の1位がデフォルトの女子では、大坂なおみが初の〝賞金女王〟。
$37.4 million(40億2800万円)は女子史上最高額。ちなみに女子で総合100位以内に入ったのは29位の大坂と33位のセリーナ・ウィリアムスの2人だけ。男女格差の現実が今年も浮き彫りになっています。
2020年は、テニス選手が男女トップを制覇した年になりました。
※現在の為替:1ドル=107.8円で計算。

1位はロジャー・フェデラーで$106.3 million(114億5900万円)を稼ぎました。
昨年の5位からジャンプアップ、首位に立ったフェデラーは1990年にスタートしたThe World’s Highest-Paid Athletes の歴史上初のテニス選手になりました。
テニス選手の1位がデフォルトの女子では、大坂なおみが初の〝賞金女王〟。
$37.4 million(40億2800万円)は女子史上最高額。ちなみに女子で総合100位以内に入ったのは29位の大坂と33位のセリーナ・ウィリアムスの2人だけ。男女格差の現実が今年も浮き彫りになっています。
2020年は、テニス選手が男女トップを制覇した年になりました。
※現在の為替:1ドル=107.8円で計算。

カート・バウデンハウゼン編集主任は「新型コロナ・パンデミックの影響でスポーツイベントは軒並み中止に追い込まれた。こんな事態は第二次世界大戦以来。100傑の合計は$3.6 billion(3877億2000万円)だったが、これは昨年から9%減。この統計を始めてから前年を下回ったのは2016年以来2度目のことだった」とサマリーを報告しました。
2016年といえば…そうです、
2016年といえば…そうです、
ボクシングファンならすぐピンと来る「あの大試合」の翌年です。「フロイド・メイウェザーとマニー・パッキャオの2人が4億ドルを荒稼ぎした反動」で2016年は前年を下回ってしまったのです。
そして、この4年間で3度トップを分け合ってきたクリスチャーノ・ロナウドとリオネル・メッシは、パンデミックによる報酬カットが影響して、2位と3位に。

そして、この4年間で3度トップを分け合ってきたクリスチャーノ・ロナウドとリオネル・メッシは、パンデミックによる報酬カットが影響して、2位と3位に。

ボクサーではタイソン・フューリーの11位が最高。ファイトマネー5000万ドル+エンドースメント(スポンサー収入)700万ドル=5700万ドルを稼ぎました。
続いて、19位にアンソニー・ジョシュア。ファイトマネー3600万ドル+エンドースメント1100万ドル=4700万ドル。
デオンティ・ワイルダーがジョシュアに肉薄、20位。4600万ドル+50万ドル=4650万ドル。
メイウェザーの退場からボクシング界の顔だったカネロ・アルバレスはパンデミックの影響から1試合はやり逃してしまい3500万ドル+200万ドル=3700万ドルの30位と伸び悩みました。 大坂は29位で、カネロをかわしました。
100位に滑り込んだのはレアル・マドリードのセルヒオ・ラモスで1880万ドル+300万ドル=2180万ドルで、ボクサーは4人入りました。
100傑に最も多くの選手を送り込んだのはバスケットボールで35人、以下サッカー31人、テニス6人、ボクシング/MMA5人(コナー・マクレガーが16位:3200万ドル+1600万ドル=4800万ドル)、ゴルフ4人、野球1人、クリケット1人で合計100人。
昨年、15人を送り込んだ野球は1人と激減(LAドジャースのクレイトン・カーショーだけ!)、他のスポーツも軒並み〝減収〟を強いられている中で、トップは譲ったもののサッカー(昨年19人:7億7300万ドル→今年31人:9億2600万ドル)の躍進が目立っています。
ボクシングに話を戻すと4人のうち3人がヘビー級。1人は4階級制覇に成功したカネロ。
注目すべきはエンドースメントで「英国組」のフューリーが700万ドル、ジョシュアが1100万ドルとボクサーでは稀有のエンドースメント10%超えを果たしていることです。ジョシュアに至ってはボクサーとしては史上初の1000万ドルクリア、全体収入の23.4%に達しました。
一方で「米国組」は相変わらずで、ワイルダーが50万ドル、カネロも200万ドルにとどまっています。
続いて、19位にアンソニー・ジョシュア。ファイトマネー3600万ドル+エンドースメント1100万ドル=4700万ドル。
デオンティ・ワイルダーがジョシュアに肉薄、20位。4600万ドル+50万ドル=4650万ドル。
メイウェザーの退場からボクシング界の顔だったカネロ・アルバレスはパンデミックの影響から1試合はやり逃してしまい3500万ドル+200万ドル=3700万ドルの30位と伸び悩みました。 大坂は29位で、カネロをかわしました。
100位に滑り込んだのはレアル・マドリードのセルヒオ・ラモスで1880万ドル+300万ドル=2180万ドルで、ボクサーは4人入りました。
100傑に最も多くの選手を送り込んだのはバスケットボールで35人、以下サッカー31人、テニス6人、ボクシング/MMA5人(コナー・マクレガーが16位:3200万ドル+1600万ドル=4800万ドル)、ゴルフ4人、野球1人、クリケット1人で合計100人。
昨年、15人を送り込んだ野球は1人と激減(LAドジャースのクレイトン・カーショーだけ!)、他のスポーツも軒並み〝減収〟を強いられている中で、トップは譲ったもののサッカー(昨年19人:7億7300万ドル→今年31人:9億2600万ドル)の躍進が目立っています。
ボクシングに話を戻すと4人のうち3人がヘビー級。1人は4階級制覇に成功したカネロ。
注目すべきはエンドースメントで「英国組」のフューリーが700万ドル、ジョシュアが1100万ドルとボクサーでは稀有のエンドースメント10%超えを果たしていることです。ジョシュアに至ってはボクサーとしては史上初の1000万ドルクリア、全体収入の23.4%に達しました。
一方で「米国組」は相変わらずで、ワイルダーが50万ドル、カネロも200万ドルにとどまっています。
「米国ではボクシングは企業から敬遠されるが、英国では事情が違う」(フォーブス)のです。
ちなみにフェデラーは試合報酬630万ドル+エンドースメント1億ドル、なんと試合報酬はエンドースメントの15分の1以下。スポンサーからモテまくりのアスリートです。
HUBLOTと契約する前のメイウェザーはエンドースメント「0」が当たり前で、それはそれで格好良かったです。
ちなみにフェデラーは試合報酬630万ドル+エンドースメント1億ドル、なんと試合報酬はエンドースメントの15分の1以下。スポンサーからモテまくりのアスリートです。
HUBLOTと契約する前のメイウェザーはエンドースメント「0」が当たり前で、それはそれで格好良かったです。
トップアスリートの収入は多すぎる。
よく聞く言葉です。
しかし、この100人はピラミッドのトップストーンです。その下に数え切れない無名のアスリートが明日を夢見て歯を食いしばっているのです。
今回のパンデミックではマイナーリーガーの大量解雇や、下位のテニス選手が生活に窮乏するなど残念なニュースが流れています。
フェデラーらの100億円超えは高すぎるのか、それとも妥当なのか。 安すぎるという意見は少数派でしょうが…。
「高すぎる」という考え方には、単純にトップの収入を抑えろというだけではなく、下層の選手にもう少し還元できるようなシステムに〝改善〟すべきという〝社会主義派〟も含まれます。
下部トーナメントや下部リーグの劣悪な条件でプロ活動を続けざるをえないテニス選手やサッカー選手は、反社会勢力からの八百長などの誘惑に抗い難く、結果的にそのスポーツの信用を失墜させる危険があるというのです。
難しい問題です。
誤解を恐れずに書くと、プロスポーツにも「生活保護」が必要か、ということになります。
世界的な統括団体が存在しないボクシングでは難しいものの、各国コミッションである程度コントロールできるはずです。
日本のプロ野球では1軍選手の最低年俸は1500万円、2軍選手は440万円、育成選手は240万円のような形がモデルになるでしょうか。
世界戦の最低は100万円、日本タイトル戦は30万円…。
もちろん、この〝共産主義〟 の導入で懸念される弊害は、トップのレベルが下がることです。2軍でも最低年俸440万円というのは米国のマイナーリーグ選手から見たら羨ましいでしょう。
日本の方がプロ野球選手の門戸が狭いことは無視できませんが。
今回のパンデミックではマイナーリーガーの大量解雇や、下位のテニス選手が生活に窮乏するなど残念なニュースが流れています。
フェデラーらの100億円超えは高すぎるのか、それとも妥当なのか。 安すぎるという意見は少数派でしょうが…。
「高すぎる」という考え方には、単純にトップの収入を抑えろというだけではなく、下層の選手にもう少し還元できるようなシステムに〝改善〟すべきという〝社会主義派〟も含まれます。
下部トーナメントや下部リーグの劣悪な条件でプロ活動を続けざるをえないテニス選手やサッカー選手は、反社会勢力からの八百長などの誘惑に抗い難く、結果的にそのスポーツの信用を失墜させる危険があるというのです。
難しい問題です。
誤解を恐れずに書くと、プロスポーツにも「生活保護」が必要か、ということになります。
世界的な統括団体が存在しないボクシングでは難しいものの、各国コミッションである程度コントロールできるはずです。
日本のプロ野球では1軍選手の最低年俸は1500万円、2軍選手は440万円、育成選手は240万円のような形がモデルになるでしょうか。
世界戦の最低は100万円、日本タイトル戦は30万円…。
もちろん、この〝共産主義〟 の導入で懸念される弊害は、トップのレベルが下がることです。2軍でも最低年俸440万円というのは米国のマイナーリーグ選手から見たら羨ましいでしょう。
日本の方がプロ野球選手の門戸が狭いことは無視できませんが。



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