オッズはほぼ1−1のイーブンでのせめぎ合い。

これだけ接近したオッズも久しぶりです。

メガファイトではやはり再戦だったマニー・パッキャオvsファン・マヌエル・マルケス以来でしょうか。

CompuBoxなどから軽く「数字」を拾うと、的中率47.7%を誇るワイルダーのパワーパンチは17%まで封じ込められてしまいました。

フューリーの1ラウンド当たりの被弾数はわずか6.4発、これはヘビー級で最も少ない数字です。

ワイルダーはWBC11度目の防衛戦。成功するとアリを抜いて、ジョー・ルイス(25)、ラリー・ホームズ(20)、ウラジミル・クリチコ(18)に次ぐ歴代4位に単独浮上します。

フューリーはLineal Championの6度目の防衛戦。この数字は過去30年間でウラジミール(11)、レノックス・ルイス(8)に次ぐ3位の数字。
i

英国ボクシングニューズ誌が募った専門家予想も割れに割れています。

シュガー・レイ・レナード…ワイルダーの12ラウンド判定勝ち。フューリーのボクシング能力と顎は非常に高いレベルにあるが、ワイルダーのスピードとパワーが試合を支配すると思う。


マニー・パッキャオ…ワイルダーの10ラウンドKO勝ち。パンチャーが勝つ。ワイルダーはマイク・タイソンのような凄まじい攻撃力を持っている。


トーマス・ハーンズ…ワイルダーの判定勝ち。ワイルダーはボクシングもできるが、そのパワーが試合を決めるだろう。


イベンダー・ホリフィールド…ワイルダーの判定勝ち。ワイルダーは右一発頼みの巨人じゃない。その右を当てるまでのアプローチを実は計算している。フューリーをKOするのは難しいかもしれないが、主導権はワイルダーが握ったまま、最終回のゴングが鳴る。


ラリー・ホームズ…ワイルダーの7〜8ラウンドKO勝ち。ジャブを突いて右をかぶせるタイミングが合うのは、おそらく7、8ラウンドだろう。


マイキー・ガルシア…ワイルダーの8ラウンドKO勝ち。ワイルダーは初戦よりも積極的に戦うはず。8ラウンド前後でフューリーを捕まえる。


ロベルト・ガルシア…フューリーの12ラウンド判定勝ち。フューリーは初戦よりも慎重に戦い、上手くポイントをピックアップするはずだ。


ジャーメル・ヘリング…フューリーがマジョリティ・デジションで接戦をものにする。再戦ではより積極的になるワイルダーは驚異だが。


カール・フランプトン…予想が難しい。フューリーの判定勝ち。ワイルダーは初戦よりも攻撃的に仕掛けるはずだが、それはフューリーの思う壺。


ポール・マリナッジ…フューリーの判定勝ち。初戦から学習したことを消化できているのはフューリーの方。ワイルダーのパンチに初戦よりも巧く対応するはずだ。


アンディ・リー…フューリーは予告通り、2ラウンドKOする。フューリーはどんな勝ち方もできるが、今回の仕上がりは最高。フューリーとはクロンクジムでトレーニングした仲。KOでクロンク魂を見せるはずだ。


ルーベン・ゲレーロ…フューリーの判定勝ち。フューリーは練習への取り組み姿勢が変わった。非常に集中できている。前回はブランクの影響があったが、今回は十分なコンディションでリングに上がるはずだ。