今日からBWAA(全米ボクシング記者協会)が年間表彰の発表をスタート。

まずは女子の最優秀選手(クリスティ・マーティン賞)。今年はケイティ・テイラーに栄冠が輝きました。
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アイルランドのボクサーって女子でも不撓不屈、日本人が共感しやすいスタイルです。

そして、注目の男子はノミネートが発表。

今年は2019年…そうです、Fighter of the Decade(10年最高選手賞=ジョー・ルイス賞)も選出される節目の年です。

2010年からの10年間、ついに激突したパックメイ、米国ボクシングの凋落と英国の復興、日本では亀田騒動…いろいろありました。

ノミネートされたのはカネロ・アルバレス、ウラジミル・クリチコ、フロイド・メイウェザーJr.、マニー・パッキャオ、アンドレ・ウォードの5人。
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パックメイの激突は、脳内評価のFighter of the Decade(10年最高選手賞=ジョー・ルイス賞)が最後になるのか?それとも拳で決着をつける「2」があるのか?

パッキャオが獲れば00年に続く2期連続のFighter of the Decade達成、つまり20年区切りでも最高選手ということですから、もうわけがわからない偉業です。

…さすがにこのディケイドはメイでしょうか?

そして!そして!!そして!!!

今年の最優秀選手賞(シュガー・レイ・ロビンソン賞)はカネロ・ アルバレスにマニー・パッキャオ、エロール・スペンスJr.、ジョシュ・テイラーに並んで、我らが井上尚弥もノミネート!

ここは、カネロですかね…? 
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パッキャオがBWAAのFight of the Year を獲得となると2009年以来、10年ぶり!4回目!の快挙になりますが…。シュガー・レイ・ロビンソン トロフィー!最高にかっこいいです。

井上はFight of the Year (モハメド・アリvsジョー・フレイジャー賞)にもドネア戦がノミネートされています。

「井上vsドネア」が選出されると「2015年の三浦隆司vsフランシスコ・バルガス」(リング誌とESPNでも受賞の三冠達成)以来、日本人二人目の快挙です。

Fight of the Year はESPNで「八重樫東vsポンサワン・ポープラムック」も2011年に受賞。

よくよく考えてみると、勝負根性ムキ出しの日本人向きのアウォードです。時代が10年早ければ「畑山隆則vs坂本博之」は最右翼でノミネートされていたはずです。辰吉丈一郎も常連だったでしょう。

田中恒成は Fight of the Year の無冠の帝王です。



それにしても、まだ今年も14日も残っているというのに気の早い話です。

何よりまだビッグファイトがいくつも控えているのに!

そんなフライングを毎年、やっちゃてるのがESPNです。正確にはダン・ラファエルです。

2019 fighter of the year: Canelo Alvarez 。あっさり発表です。カネロだそうです。2015年以来、2度目の受賞です。

次点はマニー・パッキャオ。ダンラファはスーパースターが大好きなんですね。

以下、エロール・スペンス、ジョシュ・テイラー、デオンティ・ワイルダーが候補でした。

私は井上尚弥にはできる限り批判的で、徹底的に意地悪な目を向け続けたいと考えていますし、いつか優しいオブラートに包まなければならないときが来ないよう祈っていますが、それでもテイラーはないでしょう?テイラーなら井上でしょう。

まー、彼奴らは欧米ですからね。

でも、ワイルダーは大アリです!個人的には今年の最高選手賞はワイルダーです。どうして、そういう思考回路が一切働かないのか、不思議です。

カネロは嫌いですが、わかります。素晴らしいボクサーに成長しました。

それでも、ワイルダーはもっと評価されて然るべきです。

今年、世界を一番興奮させたファイターは誰ですか?

ヘビー級はPFPでもそうですが、アウォードでも不当に扱われています。

かつて、ダンラファですら「ウラジミールがウェルターやミドルで同じことをやってたらPFPキング。最も強いヘビーなのにPFPキングになれないのは不思議で矛盾」と書いていたものです。

全盛期のパックメイ、今のカネロを例外にすると、ヘビー級はミドルやウェルターよりも人気や報酬で華やかなクラスなのですが、どうも評価は付いてこないのです。

まあ、確かに一番強いヘビー級をPFPなどでも評価してしまうと身も蓋もないですからね…。