ボクシングを嫌悪する人は少なくありません。
故意に急所を狙うという一点で、ラグビーや他の危険なスポーツとは根本的に違う、という意見も聞きますが、 階級無しで肉体をぶつけ合うラグビーやアメフトの方が大怪我のリスクが遥かに高いことは誰でも知っています。
「故意」が問題なら、わざわざ冬山の難ルートから登頂を目指す登山なんてボクシングよりも遥かに危険で、しかもその危険には明らかな故意が存在します。
ボクシングを嫌悪する人の心のメカニズムは、よくわかります。逆に、このスポーツが大好きな自分の方がわからなくなることがあります。
11・7井上尚弥、12・23村田諒太の世界戦をNHKで生中継約60年ぶり放送はBS―8Kで

素晴らしいニュースです! 犀賀さん、ありがとう!情弱な私ですから、教えてくれなかったらもっと後に知ることになってました。
WOWOWがスタートする前にNHKのBSが「世界のボクシング」を定期的に放送してくれていました。エキサイトマッチと同じベクトルの番組で、ボクシングファンにとっては神様からのプレゼントみたいな番組でした。
しかし、それは「世界=海外」のスーパースターの試合を紹介するコンセプトで、スポットライトは世界に向けられていました。
今回のNHKのカメラは「井上と村田」とカメラも照明も明らかに、国内に向けられています。「今の日本にはこんな素晴らしい可能性を持ったボクサーが二人もいるんだ!」ということを、日本中に目撃して欲しい、という情熱が、今回の生中継を実現させてくれたのでしょう。
ありがとうNHK!!!!!
老いぼれリング誌なんかが特集しなくても、きちんと日本のスポーツファンにボクシングの素晴らしさを伝える大きな機会を作ってくれたことに感謝!
触手のジャブに、狡猾な餌撒きに潜む冷酷なカウンター。ズタズタに追い込まれても勝負を捨てない美しすぎる往生際の悪さ。
激しく殴り合っていた二人が、試合終了で抱擁する「ノーサイド」の感動はラグビーだって上回ります。
名勝負にはアンコール(再戦)の声援を送りたくなるのもボクシングならではです。
かつてボクシングほど視聴率を稼げるテレビコンテンツは存在しませんでした。
民放各局がボクシング中継の番組を持って、毎日ゴールデンタイムに日本タイトルマッチはもちろん、日本ランカーの試合まで放送されていた「本当の黄金時代」。
スポーツイラストレイテッドが特集し「frantic windmill=狂った風車」と畏怖されたファイティング原田。時代が違うとはいえ、井上尚弥との差は現時点では大きすぎます。
白井義男が Undisputed Champion のフライ級タイトルを1954年に手放してから、ファイティング原田が1962年に取り戻すまでの厳冬の8年間。
毎日のゴールデンタイムのボクシング中継で「矢尾板貞夫にはチャンスがある」「米倉健志は白井の仇打ちでパスカル・ペレスに勝つ」「関光徳の右フックなら世界王者も沈む」…日本の期待の星に込めた熱い思いは8年間も報われることがなかったのです。
その絶望の闇の深さは、私たちは想像することもできません。8年間も日本人が世界に倒されるシーンばかりを見せ続けられるのです。そんな虐待、耐えられますか?
1954ー1962(昭和29年〜昭和37年)、日本ボクシング界が経験した最も長い大空位時代。その8年間は最低最悪の暗黒時代であったはずでしたが…。
故意に急所を狙うという一点で、ラグビーや他の危険なスポーツとは根本的に違う、という意見も聞きますが、 階級無しで肉体をぶつけ合うラグビーやアメフトの方が大怪我のリスクが遥かに高いことは誰でも知っています。
「故意」が問題なら、わざわざ冬山の難ルートから登頂を目指す登山なんてボクシングよりも遥かに危険で、しかもその危険には明らかな故意が存在します。
ボクシングを嫌悪する人の心のメカニズムは、よくわかります。逆に、このスポーツが大好きな自分の方がわからなくなることがあります。
11・7井上尚弥、12・23村田諒太の世界戦をNHKで生中継約60年ぶり放送はBS―8Kで

素晴らしいニュースです! 犀賀さん、ありがとう!情弱な私ですから、教えてくれなかったらもっと後に知ることになってました。
WOWOWがスタートする前にNHKのBSが「世界のボクシング」を定期的に放送してくれていました。エキサイトマッチと同じベクトルの番組で、ボクシングファンにとっては神様からのプレゼントみたいな番組でした。
しかし、それは「世界=海外」のスーパースターの試合を紹介するコンセプトで、スポットライトは世界に向けられていました。
今回のNHKのカメラは「井上と村田」とカメラも照明も明らかに、国内に向けられています。「今の日本にはこんな素晴らしい可能性を持ったボクサーが二人もいるんだ!」ということを、日本中に目撃して欲しい、という情熱が、今回の生中継を実現させてくれたのでしょう。
ありがとうNHK!!!!!
老いぼれリング誌なんかが特集しなくても、きちんと日本のスポーツファンにボクシングの素晴らしさを伝える大きな機会を作ってくれたことに感謝!
触手のジャブに、狡猾な餌撒きに潜む冷酷なカウンター。ズタズタに追い込まれても勝負を捨てない美しすぎる往生際の悪さ。
激しく殴り合っていた二人が、試合終了で抱擁する「ノーサイド」の感動はラグビーだって上回ります。
名勝負にはアンコール(再戦)の声援を送りたくなるのもボクシングならではです。
かつてボクシングほど視聴率を稼げるテレビコンテンツは存在しませんでした。
民放各局がボクシング中継の番組を持って、毎日ゴールデンタイムに日本タイトルマッチはもちろん、日本ランカーの試合まで放送されていた「本当の黄金時代」。
スポーツイラストレイテッドが特集し「frantic windmill=狂った風車」と畏怖されたファイティング原田。時代が違うとはいえ、井上尚弥との差は現時点では大きすぎます。
白井義男が Undisputed Champion のフライ級タイトルを1954年に手放してから、ファイティング原田が1962年に取り戻すまでの厳冬の8年間。
毎日のゴールデンタイムのボクシング中継で「矢尾板貞夫にはチャンスがある」「米倉健志は白井の仇打ちでパスカル・ペレスに勝つ」「関光徳の右フックなら世界王者も沈む」…日本の期待の星に込めた熱い思いは8年間も報われることがなかったのです。
その絶望の闇の深さは、私たちは想像することもできません。8年間も日本人が世界に倒されるシーンばかりを見せ続けられるのです。そんな虐待、耐えられますか?
1954ー1962(昭和29年〜昭和37年)、日本ボクシング界が経験した最も長い大空位時代。その8年間は最低最悪の暗黒時代であったはずでしたが…。

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