今日、上海で木村翔がウィチャー・プライカオとOPBFフライ級のシルバー王者決定戦を争います。

チャイニーズドリームを掴んだ木村が上海で、37歳のタイ人を咬ませ犬として屠る…この30歳のスラッガーは既成概念では考えられない、全く新しい道を突き進んでますね。



◼︎3月30日(日本時間31日)ペンシルバニア州フィラデルフィア◼︎

WBCライトヘビー級タイトルマッチ
©オレクサンダー・グボジークvsドゥドゥ・ヌガンブ

アドニス・スティーブンソンの長期政権にピリオドを打ったグボジークの初防衛戦。

ウィリアムヒルのオッズは、王者防衛がなんと100/1(1.01倍)、ヌガンプ16倍。

賭けが成立するギリギリの数字です。

ブックメイカーの目には、コンゴ出身の38歳が〝ウクライナの爪〟をへし折る可能性はほぼゼロと映っているようです。

16戦全勝13KOのグボジークに死角があるとしたら、前戦でスティーブンソンがグボージークの強打で外傷性の脳損傷を負い一時昏睡状態になった悪夢を引きずってしまうことでしょうか。

グボジークは「人生最良の日だった。喜びに浸って眠りについて、朝起きたらスティーブンソンが昏睡状態だと聞かされた。人生最悪の出来事を経験してしまうかもしれないと、頭の中が真っ暗になった。とにかく偉大な王者が回復してくれたことが最高に嬉しかった」と、大きく動揺したと声を絞り出します。

トレーナーのテディ・アトラスは「オレクは私が見た中で最もスマートで全てをわきまえているボクサー。スティーブンソンへの想いはもちろんあるだろうが、リングに上がればそれを考えない割り切りが出来る。心配ない」と信頼していますが…。



この試合のセミファイナルに組まれたのが、小原佳太vsクドラティロ・アブドカハロフが争うIBFウェルター級タイトル挑戦者決定戦。

こちらも無敗のウズベキスタン人が1/50(1.02倍)、小原12倍と一方的なオッズになっています。

フィラデルフィアといえばジョー・フレイジャーやバーナード・ホプキンスら、数多くの名ボクサーを輩出していますが、ロッキー・バルボアもこの街をホームとしました。

小原のロッキーストーリーを期待しましょう!




◼︎4月20日(日本時間19日)ニューヨーク州ニューヨーク◼︎

WBO世界ウェルター級タイトルマッチ
©テレンス・クロフォードvs
アミール・カーン

マディソン・スクエアガーデンで行われる欧米注目のビッグファイト。

ウィリアムヒルはクロフォード勝利に1/10(1.1倍)、カーンに11/2(5.5倍)を叩いています。
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リング誌5月号はクロフォード特集。プロモーターとテレビの二つの障害物に阻まれているエロール・スペンスとの決戦は実現するか?

PFPキングに推す声もあるクロフォードは無敗で、今がプライムタイムの真っ只中。

一方のカーンは4つの敗北と、そのうちの3つのKO負けが烙印された底の見えた元エリート。

新旧スピードスター対決ですが、クロフォード31歳、カーン32歳と年齢は1つしか違いません。

そして、評価の高いクロフォードですが「誰に勝ったのか?」となると正真正銘のトップ選手との手合わせはありません。

多くのファンが忘れかけていますが、クロフォードの顎は劣化版ユリオルキス・ガンボアに効かされたように打てば砕けるガラス製です。

もちろん、カーンの顎も保証書付きのガラス製ですが、スピードに乗ったカーンの拳がクロフォードの顎を叩けば番狂わせはあっけなく起きそうです…。

まあ、しかし、普通に考えれば、クロフォードが先にカーンのグラスジョーを砕くのでしょう。




◼︎4月26日(日本時間25日)カリフォルニア州イングルウッド◼︎

 WBC世界ジュニアバンタム級タイトルマッチ

©シーサケット・ソールンビサイvsファン・フランシスコ・エストラーダ


昨年2月、HBOスーパーフライ興行で激闘を繰り広げたタイの英雄と、メキシコのオールラウンダーの再戦です。

bet365 のオッズはシーサケット2/5(1.4倍)、エストラーダ7/4(2.75倍)。アジアの重戦車が今回も押し切ると見られています。

八重樫東もシーサケットとの〝再戦〟に四階級制覇の夢を賭けていましたが、今回はスターになったタイの英雄に振られた格好です。

しかし、見てみたいですね。八重樫vsシーサケット2。

ちょうど10年前に咬ませ犬として呼んだシーサケットに圧勝、今度は絶対的不利予想のもとで再戦するーーあらゆる物語が紡がれ尽くした感のあるボクシングでも、このストーリーは例がないんじゃないでしょうか。

しかも、最も意外な結末が用意されてるとしたら…。

その前にシーサケットvsエストラーダです。

個人的にはエストラーダは大好きなボクサーですが、ここでシーサケットが負けるとジュニアバンタムの世界がもつれてしまいます。

ロマゴンからトーチを奪ったタイ人にはすっきりした形で勝利してもらい、八重樫を迎えて欲しいところです。

そして、バンタムに上げて欲しいですね。

その頃には、日本人がリング誌を含む4つのベルトを腰に巻いてPFP対決を心待ちにしているはずです!



このイベントのセミではWBA王者ダニエル・ローマンvs IBF王者TJ・ドヘニーのジュニアフェザー級統一戦も行われます。

ローマンとドヘニー、日本のファンは悔しい思いをさせられた二人の王者ですが、どちらも付け入る隙は十分にある相手です。

統一王者を日本に呼ぶのは承認量も2倍、何より報酬面でもふっかけて来るでしょうから、非常に難しいのが現状です。

これはもう、乗り込むしかありません! !!