ブローナー、最初から硬かったですね。
手数の少ない選手が 下がりっぱなし、クリーンヒットなしではポイントは1点も与えられません。
ESPNのダン・ラファエルは120−118。「勝つ気のないブローナー相手のイージーワーク。 リングサイドでブローナー寄りの採点をした記者でも118−110。どう贔屓目に見てもブローナーが取ったのは2ラウンド。怖がって下がりっぱなしでは勝ち目はない」。
リング誌は118−109、これは7ラウンドを10−8にしてるんでしょうね。
英国ボクシングニューズ誌は「レジェンドにとって楽な試合だった」と118−110でパッキャオ。
米国ボクシングニューズ24は「ブローナーに4つのラウンド与えたジャッジはなんて優しいんだ、というより明らかに間違っている。彼が取ったのは第4ラウンドの一つだけだ」と119−109とスコア。…日本のWOWOWはもっとブローナーに優しかったですね。
ボクシングニューズ24は「ブローナーが王者と呼ぶのが憚られる相手ばかりから集めた四階級制覇には意味がない。そして今夜、彼の無能ぶりが心身ともにはっきりした。まだ29歳だが、引退を考えるべきだろう」と手厳しい。
As for Broner, he needs to think whether it’s time for him to retire from boxing.
逃げるだけで勝つ気のないボクサーには本当に容赦がないですね、米国メディア。
玉砕戦法で挑めば、痛烈に散っても評価が上がったのかもしれませんが…。
公式のジャッジは117−111/116−112×2。ブローナーに4ラウンドを与えたジャッジはどこを見ていたのでしょうか?
個人的にはパッキャオが取ったラウンドは10、微妙だったのは2でしたから118−110はありです。
【CompuBox】ブローナーが優っている点は皆無に見えましたが、ジャブの的中率だけは上回っていたんですね。といってもわずか2ポイント、ヒット数では3分の1ですから、ジャブでも完敗です。
トータルのヒット数は2倍以上、パワーパンチではヒット数こそパック82発、ブローナー50発とダブルスコアは免れましたが、的中率はパックの42%に対して17%、やはり半分以下でした。
「勝ったのは私だ!この試合を見た人はみんなわかっている!」と叫んだブローナーは、インタビュアーのジム・グレイに「シャットアウト判定と採点した記者も多かったんだが?」とたしなめられると「みんなグルになって私から勝利を奪ったんだ!パッキャオが大儲けして得するヤツが多いからな!みんながグルだ!」と負け惜しみ。
「完敗後に悪びれたブローナーには、数少ない彼のファンが固まっていた客席からまでブーイングが浴びせられた」(ESPN)。
リング誌は「ブローナーは欠陥商品。リングに上がるまでは、この試合に賭ける強い想いは伝わったが、人生最高の36分間のチャンスをKOから逃げるためだけに費やした」と見放しています。
ボクシングシーンは「完敗したブローナーは、12ラウンド終了のゴングを聞くためだけに全力を尽くしたのだろう。そしてその意味だけなら、彼は勝利した」。
ブローナーは戦前から負け犬扱い。それに苛立って記者会見でも暴言を吐き続けていました。
「本気で勝とうとしたら、マイキー・ガルシア戦よりも悲惨な結果になる」「強い相手を前にしたらいつものように腰を引いて猫みたいな左の手でパックマンのアタックを女の子のように嫌がることしかできないんじゃないか?」。
戦前の記者の質問は、精神面でも〝問題〟を抱えるブローナーには失礼でした。
「ここで俺にそれ言うか?」という質問を平気でいますからね。
「お前らはペンで紙にかいたり、タイプを打つことで俺を貶めているが、試合はリングの中でやるんだ!紙の上でもタイプライターでもない、リングの上だ!俺がパッキャオをKOしたら、一人残らず俺にひれ伏せ!俺を尊敬しろ!」。
ブローナーが記者を罵倒したとき、パッキャオはブローナーに向かってうなずいていました。
かつてパッキャオも、ブローナーと同じ屈辱的な質問を何度も受けてきました。
「あなたがアントニオ・マルコ・バレラに勝つと地球上では誰も予想していないが、本人としてはどう思ってるのか?」「ゴールデンプロモーションと大型契約したばかりのバレラのオファーを受けたのはカネが目当てか?」
「あなたは過去13年52戦で20億円以上のファイトマネーを獲得してきた。軽量級ボクサーの史上最高収入だが、オスカー・デラホーヤと戦えば、負けても一晩でそれ以上のカネが手に入る、それが目当てですね?」「ウィリアムヒルが1−2のオッズを叩いてるのにみんな驚いているが、それでもあなたのKO勝利は80倍以上だ。本気で勝てると思ってるのか?」「デラホーヤのパワーパンチで寝たフリするつもりか?」。
そんな失礼な質問をうけるたびに、パッキャオは「新聞雑誌は紙の上、ネットはPCのモニーター、どっちも四角い感じでリングに似てますが、どっちもリングじゃない。試合はリングの中でしか決まりません」とブローナーと同じ発言をしていました。
デラホーヤ戦では「アジアの片隅の軽量級選手が、こんなメガファイトのリングに上がる気持ちは?」と問われて「アンダーカードに出場する全ての選手の健闘と幸運をお祈りします」と即答、会場のメディアを戸惑わせました。
この受け答えは、次戦のリッキー・ハットン戦でも〝出来レース〟として仕込まれます。
メディアの厳しく意地悪な質問に、冷静に誠実に答えたパッキャオと、怒り狂って記者を罵倒したブローナー。
あの当時のパッキャオだって「俺のことを少しは尊敬しろ!」と苛立つ気持ちはあったはずなのですが、微笑みながら「バレラがオファーをくれるなんて夢にも思っていまかった」「デラホーヤは私のアイドル」と落ち着いているんです。
ブローナーと何が違うのか?
恐怖と不安にもがいていたブローナーは、そこを記者に突かれて、怒り狂ってしまいました。
パッキャオは、バレラにもデラホーヤにも勝つ自信があったから、記者がいくら意地悪な質問をしても楽しめたのでしょう。
ありえない話ですが、もしパッキャオとブローナーが同じ会社の上司と部下なら、パッキャオはブローナーに素晴らしい助言をしたでしょう。
「お前は俺なんかより遥かに才能があるんだから、しっかり足元を見て頑張れ!」
「他人から何を言われても気にするな。仕事で結果を残せばいいだけだ」
ブローナーはパッキャオを超える、優秀なサラリーマンになっていたはずです。
馬鹿馬鹿しい話、そんなのありえないと思えるかもしれませんが、ブローナーが一番才能のない職業は、孤独なリングで戦わなければならないプロボクサーだったのかもしれません。
周囲が才能があるとチヤホヤして、本人もその気になって…しかし、ブローナーが無敗の快進撃を続けている時期でも、ホプキンスやアンドレ・ウォードが「技術的にダメ出し」をしてしました。
その声にブローナーは「老人のヒガミ」「俺への嫉妬」と、聞く耳を持ちませんでした。
ブローナーの欠陥は、心理的なものだけだと考えられがちですがそうではありません。
心理的な欠陥ならジェームス・トニーのように、強豪相手にも素晴らしいパフォーマンスを披露できます。
思い返すまでもなく、ブローナーが強さを発揮したのは見事なまでにcherry、雑魚ばかりでした。
ブローナーが初めて「世界」の目にふれたのは、2011年のダニエル・ポンセ・デレオン戦でした。
日本のファンにはお馴染みのデレオン、もちろん米国のマニアやメディアもジュニアフェザー級の強豪として旧知の名前です。
それでも、ジョニー・ゴンザレスら世界基準スレスレのアルファベットタイトル取ったらモウケモノみたいな二軍選手には勝つものの、デレオンはトップリーグのボクサーではありえません。
このデレオンを大番狂わせで破ったことで脚光を浴びたのです。
ブローナーは、リング誌など米国の軽量級への無知蒙昧から生まれた、可哀相なハリボテでした。
ABは、ある意味犠牲者です。
ポンセデレオンに勝ったレベルで、リング誌は単独カバーしてしまいます。
シンシナティのハンカチ王子です。ハンカチ王子との違いは、素行が最悪で、2018年締め時点で前科23犯(裁判中が4件)という現役バリバリの犯罪者ということです。
確かに、ABは間違いなく馬鹿です。
40歳になっての初戦を勝利で飾ったフィリピン上院議員は「KOしたかったけどブローナーは後ろ重心で下がりっぱなしだったから、コーナーからは無理するなと指示された。ブローナーはいい選手だった」と語り、インタビュアーから「最終目標は大統領の椅子か?」と聞かれると「そんなことは考えていない。国のために尽くしたいだけだ」と苦笑い。
「ウェルター級戦線のトップグループに存在することを証明した」と評価されると「40歳という年齢ばかりを注目されるが、私は今でも、誰が相手でもリングを支配できる。マニー・パッキャオの旅はまだまだ続くよ!」
リングサイドに座っていたフロイド・メイウェザーにも記者が質問しているはずですが、まだ見つかりません。
ポストカンファレナスにメイウェザーが出席するようだと面白いのですが…。さて?
パッキャオがさかんに鼻を気にしてたり、コーナーで鼻をかんでいたのは、米国入りしてから寒くてひどい風邪を引いていたそうです。
手数の少ない選手が 下がりっぱなし、クリーンヒットなしではポイントは1点も与えられません。
ESPNのダン・ラファエルは120−118。「勝つ気のないブローナー相手のイージーワーク。 リングサイドでブローナー寄りの採点をした記者でも118−110。どう贔屓目に見てもブローナーが取ったのは2ラウンド。怖がって下がりっぱなしでは勝ち目はない」。
リング誌は118−109、これは7ラウンドを10−8にしてるんでしょうね。
英国ボクシングニューズ誌は「レジェンドにとって楽な試合だった」と118−110でパッキャオ。
米国ボクシングニューズ24は「ブローナーに4つのラウンド与えたジャッジはなんて優しいんだ、というより明らかに間違っている。彼が取ったのは第4ラウンドの一つだけだ」と119−109とスコア。…日本のWOWOWはもっとブローナーに優しかったですね。
ボクシングニューズ24は「ブローナーが王者と呼ぶのが憚られる相手ばかりから集めた四階級制覇には意味がない。そして今夜、彼の無能ぶりが心身ともにはっきりした。まだ29歳だが、引退を考えるべきだろう」と手厳しい。
As for Broner, he needs to think whether it’s time for him to retire from boxing.
逃げるだけで勝つ気のないボクサーには本当に容赦がないですね、米国メディア。
玉砕戦法で挑めば、痛烈に散っても評価が上がったのかもしれませんが…。

個人的にはパッキャオが取ったラウンドは10、微妙だったのは2でしたから118−110はありです。
【CompuBox】ブローナーが優っている点は皆無に見えましたが、ジャブの的中率だけは上回っていたんですね。といってもわずか2ポイント、ヒット数では3分の1ですから、ジャブでも完敗です。
トータルのヒット数は2倍以上、パワーパンチではヒット数こそパック82発、ブローナー50発とダブルスコアは免れましたが、的中率はパックの42%に対して17%、やはり半分以下でした。
| Final Punch Stats | |||
| FIGHTER | TOTAL | JABS | POWER |
| Pacquiao | 112 of 568 (20%) | 30 of 371 (8%) | 82 of 197 (42%) |
| Broner | 50 of 295 (17%) | 11 of 115 (10%) | 50 of 295 (17%) |
| -- Courtesy of CompuBox | |||
「完敗後に悪びれたブローナーには、数少ない彼のファンが固まっていた客席からまでブーイングが浴びせられた」(ESPN)。
リング誌は「ブローナーは欠陥商品。リングに上がるまでは、この試合に賭ける強い想いは伝わったが、人生最高の36分間のチャンスをKOから逃げるためだけに費やした」と見放しています。
ボクシングシーンは「完敗したブローナーは、12ラウンド終了のゴングを聞くためだけに全力を尽くしたのだろう。そしてその意味だけなら、彼は勝利した」。
ブローナーは戦前から負け犬扱い。それに苛立って記者会見でも暴言を吐き続けていました。
「本気で勝とうとしたら、マイキー・ガルシア戦よりも悲惨な結果になる」「強い相手を前にしたらいつものように腰を引いて猫みたいな左の手でパックマンのアタックを女の子のように嫌がることしかできないんじゃないか?」。
戦前の記者の質問は、精神面でも〝問題〟を抱えるブローナーには失礼でした。
「ここで俺にそれ言うか?」という質問を平気でいますからね。
「お前らはペンで紙にかいたり、タイプを打つことで俺を貶めているが、試合はリングの中でやるんだ!紙の上でもタイプライターでもない、リングの上だ!俺がパッキャオをKOしたら、一人残らず俺にひれ伏せ!俺を尊敬しろ!」。
ブローナーが記者を罵倒したとき、パッキャオはブローナーに向かってうなずいていました。
かつてパッキャオも、ブローナーと同じ屈辱的な質問を何度も受けてきました。
「あなたがアントニオ・マルコ・バレラに勝つと地球上では誰も予想していないが、本人としてはどう思ってるのか?」「ゴールデンプロモーションと大型契約したばかりのバレラのオファーを受けたのはカネが目当てか?」
「あなたは過去13年52戦で20億円以上のファイトマネーを獲得してきた。軽量級ボクサーの史上最高収入だが、オスカー・デラホーヤと戦えば、負けても一晩でそれ以上のカネが手に入る、それが目当てですね?」「ウィリアムヒルが1−2のオッズを叩いてるのにみんな驚いているが、それでもあなたのKO勝利は80倍以上だ。本気で勝てると思ってるのか?」「デラホーヤのパワーパンチで寝たフリするつもりか?」。
そんな失礼な質問をうけるたびに、パッキャオは「新聞雑誌は紙の上、ネットはPCのモニーター、どっちも四角い感じでリングに似てますが、どっちもリングじゃない。試合はリングの中でしか決まりません」とブローナーと同じ発言をしていました。
デラホーヤ戦では「アジアの片隅の軽量級選手が、こんなメガファイトのリングに上がる気持ちは?」と問われて「アンダーカードに出場する全ての選手の健闘と幸運をお祈りします」と即答、会場のメディアを戸惑わせました。
この受け答えは、次戦のリッキー・ハットン戦でも〝出来レース〟として仕込まれます。
メディアの厳しく意地悪な質問に、冷静に誠実に答えたパッキャオと、怒り狂って記者を罵倒したブローナー。
あの当時のパッキャオだって「俺のことを少しは尊敬しろ!」と苛立つ気持ちはあったはずなのですが、微笑みながら「バレラがオファーをくれるなんて夢にも思っていまかった」「デラホーヤは私のアイドル」と落ち着いているんです。
ブローナーと何が違うのか?
恐怖と不安にもがいていたブローナーは、そこを記者に突かれて、怒り狂ってしまいました。
パッキャオは、バレラにもデラホーヤにも勝つ自信があったから、記者がいくら意地悪な質問をしても楽しめたのでしょう。
ありえない話ですが、もしパッキャオとブローナーが同じ会社の上司と部下なら、パッキャオはブローナーに素晴らしい助言をしたでしょう。
「お前は俺なんかより遥かに才能があるんだから、しっかり足元を見て頑張れ!」
「他人から何を言われても気にするな。仕事で結果を残せばいいだけだ」
ブローナーはパッキャオを超える、優秀なサラリーマンになっていたはずです。
馬鹿馬鹿しい話、そんなのありえないと思えるかもしれませんが、ブローナーが一番才能のない職業は、孤独なリングで戦わなければならないプロボクサーだったのかもしれません。
周囲が才能があるとチヤホヤして、本人もその気になって…しかし、ブローナーが無敗の快進撃を続けている時期でも、ホプキンスやアンドレ・ウォードが「技術的にダメ出し」をしてしました。
その声にブローナーは「老人のヒガミ」「俺への嫉妬」と、聞く耳を持ちませんでした。
ブローナーの欠陥は、心理的なものだけだと考えられがちですがそうではありません。
心理的な欠陥ならジェームス・トニーのように、強豪相手にも素晴らしいパフォーマンスを披露できます。
思い返すまでもなく、ブローナーが強さを発揮したのは見事なまでにcherry、雑魚ばかりでした。
ブローナーが初めて「世界」の目にふれたのは、2011年のダニエル・ポンセ・デレオン戦でした。
日本のファンにはお馴染みのデレオン、もちろん米国のマニアやメディアもジュニアフェザー級の強豪として旧知の名前です。
それでも、ジョニー・ゴンザレスら世界基準スレスレのアルファベットタイトル取ったらモウケモノみたいな二軍選手には勝つものの、デレオンはトップリーグのボクサーではありえません。
このデレオンを大番狂わせで破ったことで脚光を浴びたのです。
ブローナーは、リング誌など米国の軽量級への無知蒙昧から生まれた、可哀相なハリボテでした。
ABは、ある意味犠牲者です。
ポンセデレオンに勝ったレベルで、リング誌は単独カバーしてしまいます。
シンシナティのハンカチ王子です。ハンカチ王子との違いは、素行が最悪で、2018年締め時点で前科23犯(裁判中が4件)という現役バリバリの犯罪者ということです。
確かに、ABは間違いなく馬鹿です。
40歳になっての初戦を勝利で飾ったフィリピン上院議員は「KOしたかったけどブローナーは後ろ重心で下がりっぱなしだったから、コーナーからは無理するなと指示された。ブローナーはいい選手だった」と語り、インタビュアーから「最終目標は大統領の椅子か?」と聞かれると「そんなことは考えていない。国のために尽くしたいだけだ」と苦笑い。
「ウェルター級戦線のトップグループに存在することを証明した」と評価されると「40歳という年齢ばかりを注目されるが、私は今でも、誰が相手でもリングを支配できる。マニー・パッキャオの旅はまだまだ続くよ!」
The Manny Pacquiao journey will still continue!
リングサイドに座っていたフロイド・メイウェザーにも記者が質問しているはずですが、まだ見つかりません。
ポストカンファレナスにメイウェザーが出席するようだと面白いのですが…。さて?
パッキャオがさかんに鼻を気にしてたり、コーナーで鼻をかんでいたのは、米国入りしてから寒くてひどい風邪を引いていたそうです。
コメント
コメント一覧 (2)
試合中は変な挑発も無く良かったんですけど。
フシ穴の眼
が
しました