今回は、米英メディアのPFPです。
英国から「週刊ボクシングニューズ」と「ボクシングマンスリー」、米国は月刊復活の「リング誌」と世界最大のスポーツメディア「ESPN」。
我らが井上尚弥が四つのPFP全てに名前を連ねているのは、気持ちの良い光景です。
4メディアともに1位はロマチェンコ。
投票制のESPNでは女性レポーターのクラウディア・トレホスが11人中ただ1人、ロマチェンコを2位、クロフォードを1位に推していますが、専門家視点では〝ウクライナの芸術品〟がPFPキングなのです。
しかし、130ポンドに上げてからのハイテクは、ホルヘ・リナレス、ホセ・ペドラサの直近2戦を見る限り、いつ負けても大きな驚きはないように思えます。
メイウェザーとパッキャオが〝退場〟してから「満場一致、誰一人文句のないPFPキング」は生まれていません。ロマチェンコの足元も脆弱に見えます。
ランキングをパッと見て目を引くのが、英国の2誌がサンタクルスをランクインさせていることですね。
英国のスター、カール・フランプトンに勝利したことへのリスペクトが含まれているのか、日本のファンの目からは違和感があります。
そういえば、英国のスター選手をことごとく倒したリナレスもロマチェンコに敗れるまでは10傑の常連でした。
また、ボクシングマンスリーは10位にセルゲイ・コバレフを入れていますが、これはエレイデル・アルバレスにKOされる前のランキングです(せっかくの電子版でもボクシングマンスリーは1月と12月の年2回発表のようです)。
PFPランキングの常ですが、ヘビー級には厳しいですね。
ボクシングニューズがアンソニー・ジョシュアを10位、ESPNがデオンティ・ワイルダーをやはり10位に滑り込ませていますが、二人とも無敗でジョシュアは3団体統一王者、ワイルダーも8連続防衛中の王者です。
クリチコ兄弟も「PFPはヘビー級以外の16階級で勝手にやればいい」と嘆いていましたが、PFPの考え方の根本が「ヘビー級以外にも光を当てること」だったので、ヘビー級が冷遇されるのは仕方がありません。
とはいえ、今やヘビー級は英国以外はまさかの冬の時代。ワイルダーは「ヘビー級にも光を当ててくれ」と言いたいところでしょう。
階級が違うことがほとんどのPFPファイター同士が現実のリングで戦うことは稀ですが、マイキー・ガルシアがIBFウェルター級王者エロール・スペンスJr.に挑戦するメガファイトが内定(3月16日)。
会場はパッキャオが2試合戦った巨大なAT&Tスタジアム(カウボーイスタジアム)。ガラガラの客席にならないか心配ですが、注目の一戦です。オッズはスペンス勝利が1.25倍、マイキー3倍と、現時点では意外と開いていません。
ワイルダーはタイソン・フューリーとのリマッチを優先させるかもしれませんが、ジョシュアとの最終決戦はすでに交渉が進んでいます。
こちらはまだ試合も内定していないのに以前からPotential Fightとしてオッズが走っています。ジョシュア1.36倍、ワイルダー2倍。
Potential Fight でみるとジョシュアとオレクサンダー・ウシクのPFP対決もオッズが叩かれています。こちらはジョシュア1.25倍、ウシク3.75倍。
井上もシーサケットとニエテスがすぐ下の階級にいるとはいえ、いつものようにニアミスで終わりそうです。
PFP予備軍では、やはり井岡一翔が注目です。大晦日にニエテスに明白な形で勝つとリング誌でPFPランキングに入るのは確実、他メディアでも10傑に割り込んで来る可能性大です。
隣接する階級で戦う日本人がPFPに入る…もう、やることは一つしかありません!
英国から「週刊ボクシングニューズ」と「ボクシングマンスリー」、米国は月刊復活の「リング誌」と世界最大のスポーツメディア「ESPN」。
| 英国ボクシングニューズ | 英国ボクシングマンスリー | リング誌 | ESPN | |
| 1位 | ワシル・ロマチェンコ | ワシル・ロマチェンコ | ワシル・ロマチェンコ | ワシル・ロマチェンコ |
| 2位 | カネロ・アルバレス | ゲンナディ・ゴロフキン | テレンス・コロフォード | テレンス・コロフォード |
| 3位 | ゲンナディ・ゴロフキン | テレンス・クロフォード | カネロ・アルバレス | カネロ・アルバレス |
| 4位 | テレンス・クロフォード | カネロ・アルバレス | オレクサンダー・ウシク | ゲンナディ・ゴロフキン |
| 5位 | オレクサンダー・ウシク | マイキー・ガルシア | ゲンナディ・ゴロフキン | マイキー・ガルシア |
| 6位 | シーサケット・ソールンビサイ | シーサケット・ソールンビサイ | 井上尚弥 | エロール・スペンスJr. |
| 7位 | マイキー・ガルシア | 井上尚弥 | マイキー・ガルシア | 井上尚弥 |
| 8位 | レオ・サンタクルス | オレクサンダー・ウシク | シーサケット・ソールンビサイ | オレクサンダー・ウシク |
| 9位 | 井上尚弥 | レオ・サンタクルス | エロール・スペンスJr. | シーサケット・ソールンビサイ |
| 10位 | アンソニー・ジョシュア | セルゲイ・コバレフ | ドニー・ニエテス | デオンティ・ワイルダー |
4メディアともに1位はロマチェンコ。
投票制のESPNでは女性レポーターのクラウディア・トレホスが11人中ただ1人、ロマチェンコを2位、クロフォードを1位に推していますが、専門家視点では〝ウクライナの芸術品〟がPFPキングなのです。
しかし、130ポンドに上げてからのハイテクは、ホルヘ・リナレス、ホセ・ペドラサの直近2戦を見る限り、いつ負けても大きな驚きはないように思えます。
メイウェザーとパッキャオが〝退場〟してから「満場一致、誰一人文句のないPFPキング」は生まれていません。ロマチェンコの足元も脆弱に見えます。
ランキングをパッと見て目を引くのが、英国の2誌がサンタクルスをランクインさせていることですね。
英国のスター、カール・フランプトンに勝利したことへのリスペクトが含まれているのか、日本のファンの目からは違和感があります。
そういえば、英国のスター選手をことごとく倒したリナレスもロマチェンコに敗れるまでは10傑の常連でした。
また、ボクシングマンスリーは10位にセルゲイ・コバレフを入れていますが、これはエレイデル・アルバレスにKOされる前のランキングです(せっかくの電子版でもボクシングマンスリーは1月と12月の年2回発表のようです)。
PFPランキングの常ですが、ヘビー級には厳しいですね。
ボクシングニューズがアンソニー・ジョシュアを10位、ESPNがデオンティ・ワイルダーをやはり10位に滑り込ませていますが、二人とも無敗でジョシュアは3団体統一王者、ワイルダーも8連続防衛中の王者です。
クリチコ兄弟も「PFPはヘビー級以外の16階級で勝手にやればいい」と嘆いていましたが、PFPの考え方の根本が「ヘビー級以外にも光を当てること」だったので、ヘビー級が冷遇されるのは仕方がありません。
とはいえ、今やヘビー級は英国以外はまさかの冬の時代。ワイルダーは「ヘビー級にも光を当ててくれ」と言いたいところでしょう。
階級が違うことがほとんどのPFPファイター同士が現実のリングで戦うことは稀ですが、マイキー・ガルシアがIBFウェルター級王者エロール・スペンスJr.に挑戦するメガファイトが内定(3月16日)。
会場はパッキャオが2試合戦った巨大なAT&Tスタジアム(カウボーイスタジアム)。ガラガラの客席にならないか心配ですが、注目の一戦です。オッズはスペンス勝利が1.25倍、マイキー3倍と、現時点では意外と開いていません。
ワイルダーはタイソン・フューリーとのリマッチを優先させるかもしれませんが、ジョシュアとの最終決戦はすでに交渉が進んでいます。
こちらはまだ試合も内定していないのに以前からPotential Fightとしてオッズが走っています。ジョシュア1.36倍、ワイルダー2倍。
Potential Fight でみるとジョシュアとオレクサンダー・ウシクのPFP対決もオッズが叩かれています。こちらはジョシュア1.25倍、ウシク3.75倍。
井上もシーサケットとニエテスがすぐ下の階級にいるとはいえ、いつものようにニアミスで終わりそうです。
PFP予備軍では、やはり井岡一翔が注目です。大晦日にニエテスに明白な形で勝つとリング誌でPFPランキングに入るのは確実、他メディアでも10傑に割り込んで来る可能性大です。
隣接する階級で戦う日本人がPFPに入る…もう、やることは一つしかありません!
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