「ドネアに限って体重を落とし切れないなんてことはない」。

そう信じていても、不埒な輩が横行する昨今です。

しかも7年ぶりのバンタムまで、二階級8ポンドも落とすのです。

「もしかしたら、ドネアでも…」。

そんな心配は杞憂でした。流石です。

ほんの少しだけとはいえ、疑ってしまいました。全くもって申し訳ございません。

グラスゴーで行われた計量では、先に秤に乗ったドネアが117ポンド7オンス、バーネットが117ポンド8オンスで綺麗に118ポンドリミットをクリア。

計量後には秤の前でおどけて、周囲を笑わせる余裕も見せたフィリピーノフラッシュ。
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いいですね。このサービス精神。 

過度に敵愾心をあからさまにするパフォーマンスが目立つボクシング界ですが、こういうサービスも新鮮で、嘘がない感じで素敵です。

もちろん、リングに上がれば惜しみなく大砲を放ち続けて、戦争を仕掛けるドネアがやるからこそ、ある意味このピエロぶりがシュールな狂気や本物の恐怖を孕んで、ファンをゾクゾクさせてくれるのです。

ますます応援したくなりました。

ドネアは「WBSSはベスト対ベストが戦う、ボクシングのあるべき姿を実現してくれた。明日は素晴らしい試合をお披露目したい」。 

WBAスーパー王者で大会第1シードのバーネットは「ドネアと戦い、勝つことは私のキャリアにとって大きな財産となる。 26歳でこの大会を迎えられたことに幸せを感じている」。

この試合には準決勝進出とバーネットのスーパー王座の他にもWBCのダイアモンドベルトも賭けられています。

もし、ドネアが勝てばバンタム級で2度目のダイアモンドベルト獲得(1度目はモンティエル戦) です。

同一階級で2度のダイアモンド獲得は、おそらく史上初ですね(どうでもいいことですが)。 

とにかく、明日は世界を驚かせて欲しいです。

今月16日で36歳を迎えるフィリピンの閃光が、久しぶりに火を噴く場面を見せて下さい!!!