今月13日、トップランクは岡田博喜(角海老宝石)と3年9試合契約を締結したと発表しました。
その初戦は9月14日、カリフォルニア州フレズノのセーブマートアリーナで行われるWBCジュニアウェルター級タイトルマッチの前座にセットされています。
相手はクリスチャン・ラファエル・カリア。27勝11KO6敗のアルゼンチン人です。
6つの敗北を喫しているものの、 KO負けはありません。これまでにライト級でWBCヒスパニック、WBOインターナショナル、WBAインターナショナル(暫定)と地域タイトルをコレクションしてきました。
直近の試合(2017年12月16日)には無敗のホープ、カスティオ・クレイトン と空位の WBOインターナショナル・ウェルター級の王座を争いましたが、ダウンを奪われた末に三者とも100−88のUDで完敗、復帰戦で岡田と激突することになります。
この興行のメインがWBCジュニアウェルター級王者ホセ・カルロス・ラミレスがアントニオ・オロスコを迎えての初防衛戦です。
ラミレスは、本来7月に予定されていた初防衛戦は挑戦者のダニー・オコナーが減量失敗、重度の脱水症状で緊急入院したことで中止になってしまいました。
さらにオロスコに体重超過の〝前科〟があることから、岡田は万一の時には代理挑戦者として世界戦のリングに上がるという〝保険〟契約も結ばれているようです。
岡田が主戦場とするジュニアウェルター級は、米国が本場で中量級の登竜門です。
とはいえ、4団体統一、Undisputed Championとなったテレンス・クロフォードがウェルター級へ進出してしまい、マイキー・ガルシアがセルゲイ・リピネッツをつまみ食いをしたとはいえ、祭りの後の侘しさが漂い、米国での盛り上がりはトーンダウンしてしまった階級です。
それゆえ、欧州主導のWBSSが食指を伸ばすことができたと言えますが。
日本では世界挑戦のチャンスも、十分な報酬も期待できない階級ですが、米国に乗り込むとなると話は別です。現時点では「クライマックスが過ぎた階級」でも、すぐ下のライト級にはマイキーにワシル・ロマチェンコが控え、さらにすぐ上のウェルター級はマニー・パッキャオを筆頭にビッグネームがひしめく最も豊穣なクラスです。
トップランク契約下で勝ち進めば1年後、いいえ半年後に岡田がとんでもないスター選手と戦っていても不思議はない状況なのです。
本人は「一攫千金。1試合で1000万円位稼ぎたい」と夢を語っていますが、日本でこの階級では1000万円は世界王者にでもならない限り不可能です。
その初戦は9月14日、カリフォルニア州フレズノのセーブマートアリーナで行われるWBCジュニアウェルター級タイトルマッチの前座にセットされています。
相手はクリスチャン・ラファエル・カリア。27勝11KO6敗のアルゼンチン人です。
6つの敗北を喫しているものの、 KO負けはありません。これまでにライト級でWBCヒスパニック、WBOインターナショナル、WBAインターナショナル(暫定)と地域タイトルをコレクションしてきました。
直近の試合(2017年12月16日)には無敗のホープ、カスティオ・クレイトン と空位の WBOインターナショナル・ウェルター級の王座を争いましたが、ダウンを奪われた末に三者とも100−88のUDで完敗、復帰戦で岡田と激突することになります。

ラミレスは、本来7月に予定されていた初防衛戦は挑戦者のダニー・オコナーが減量失敗、重度の脱水症状で緊急入院したことで中止になってしまいました。
さらにオロスコに体重超過の〝前科〟があることから、岡田は万一の時には代理挑戦者として世界戦のリングに上がるという〝保険〟契約も結ばれているようです。
岡田が主戦場とするジュニアウェルター級は、米国が本場で中量級の登竜門です。
とはいえ、4団体統一、Undisputed Championとなったテレンス・クロフォードがウェルター級へ進出してしまい、マイキー・ガルシアがセルゲイ・リピネッツをつまみ食いをしたとはいえ、祭りの後の侘しさが漂い、米国での盛り上がりはトーンダウンしてしまった階級です。
それゆえ、欧州主導のWBSSが食指を伸ばすことができたと言えますが。
日本では世界挑戦のチャンスも、十分な報酬も期待できない階級ですが、米国に乗り込むとなると話は別です。現時点では「クライマックスが過ぎた階級」でも、すぐ下のライト級にはマイキーにワシル・ロマチェンコが控え、さらにすぐ上のウェルター級はマニー・パッキャオを筆頭にビッグネームがひしめく最も豊穣なクラスです。
トップランク契約下で勝ち進めば1年後、いいえ半年後に岡田がとんでもないスター選手と戦っていても不思議はない状況なのです。
本人は「一攫千金。1試合で1000万円位稼ぎたい」と夢を語っていますが、日本でこの階級では1000万円は世界王者にでもならない限り不可能です。
しかも、日本で戦っていてはジュニアウェルターで世界挑戦のチャンスはめったに巡ってきません。
ここ数年、中量級では亀海喜寛や三浦隆司、最近でも伊藤雅雪が米国のリングに上がり、大きな成果を上げています。彼らの報酬は10万ドル前後と、日本人の軽量級世界王者が日本で稼ぐ報酬と比較すると寂しい気もしますが、中量級には「続き」があります。
日本の軽量級王者は、辰吉丈一郎や(一時の)亀田兄弟のような突発的な注目選手を例外として1億円なんて夢のまた夢の数字です。
ここ数年、中量級では亀海喜寛や三浦隆司、最近でも伊藤雅雪が米国のリングに上がり、大きな成果を上げています。彼らの報酬は10万ドル前後と、日本人の軽量級世界王者が日本で稼ぐ報酬と比較すると寂しい気もしますが、中量級には「続き」があります。
日本の軽量級王者は、辰吉丈一郎や(一時の)亀田兄弟のような突発的な注目選手を例外として1億円なんて夢のまた夢の数字です。
軽量級は井上尚弥やシーサケット・ソールンビサイのようなPFPファイターであっても米国ではせいぜい2000万円が相場、ファン・フランシスコ・エストラーダのような強豪でもキャリアハイで約1000万円というのが悲しい現実です。(香港のレックス・ツォーや英国のカリド・ヤファイのような特殊なケースは除きます)
しかし、岡田が3年契約9試合を全勝するようなことがあると、3年後は彼の腰には一つかあるいは複数のベルトが巻かれているでしょうし、井上尚弥らでは及びもしない報酬を得ているでしょう。
米国や欧州が一般的に興味を示さない軽量級は日本が本場ですが、ジュニアライト級あたりからは米国でも需要が膨らみます。
これまで岡田のような中量級で戦う日本人は、軽量級と比べて世界挑戦のチャンスは絶望的に低く、日本やアジアで朽ち果てていくことが 多かったのですが、岡田が成功を納めればトップランクはもちろん、他の米国や欧州のプロモーターも日本の中量級を見直し、契約を求めて来るのは間違いありません。
日本史上、ウェルター級の世界王者が一人もいません。 ミドル級は二人だけ、かつては得意階級だったジュニアミドルも石田順裕が2009年にWBA暫定を獲得したとはいえ、三原正(1981年)から40年近くも誕生していません。
「中量級の壁」が高い最大の原因は、世界的に競技人口が多くレベルが高いにもかかわらず、日本では平均的な体格よりも大きく競技人口が少ない、というギャップかもしれませんが、それと同様にあまりにもチャンスが少ないという点も見逃せません。
岡田が先駆けとなって、日本人の中量級ボクサーが世界の舞台で活躍する、そんな時代がすぐそこに待ち構えていることを信じて精一杯のエールを送ります。
まずは、9月14日です。 オロスコが体重超過してくれたらいいのに…なんてハプニングは期待せずに、とりあえずは中堅どころのアルゼンチーナを印象的なやり方で粉砕してやりましょう!
しかし、岡田が3年契約9試合を全勝するようなことがあると、3年後は彼の腰には一つかあるいは複数のベルトが巻かれているでしょうし、井上尚弥らでは及びもしない報酬を得ているでしょう。
米国や欧州が一般的に興味を示さない軽量級は日本が本場ですが、ジュニアライト級あたりからは米国でも需要が膨らみます。
これまで岡田のような中量級で戦う日本人は、軽量級と比べて世界挑戦のチャンスは絶望的に低く、日本やアジアで朽ち果てていくことが 多かったのですが、岡田が成功を納めればトップランクはもちろん、他の米国や欧州のプロモーターも日本の中量級を見直し、契約を求めて来るのは間違いありません。
日本史上、ウェルター級の世界王者が一人もいません。 ミドル級は二人だけ、かつては得意階級だったジュニアミドルも石田順裕が2009年にWBA暫定を獲得したとはいえ、三原正(1981年)から40年近くも誕生していません。
「中量級の壁」が高い最大の原因は、世界的に競技人口が多くレベルが高いにもかかわらず、日本では平均的な体格よりも大きく競技人口が少ない、というギャップかもしれませんが、それと同様にあまりにもチャンスが少ないという点も見逃せません。
岡田が先駆けとなって、日本人の中量級ボクサーが世界の舞台で活躍する、そんな時代がすぐそこに待ち構えていることを信じて精一杯のエールを送ります。
まずは、9月14日です。 オロスコが体重超過してくれたらいいのに…なんてハプニングは期待せずに、とりあえずは中堅どころのアルゼンチーナを印象的なやり方で粉砕してやりましょう!
コメント
コメント一覧 (2)
現状のライト級は「親心」が発動してもおかしくないですね。中谷の場合は、これまでの日本人の常套手段である、より世界奪取の可能性が高い周辺階級を狙うことも含めて考えられているのだと思います。
逆に岡田はトップランクの用意した相手との戦いを強いられるわけです。トップランクと契約したといっても〝ドラフト1位〟の村田のケースとは違います。「板子一枚下は咬ませ犬」の厳しい競争にさらされるはずです。
どちらがいいかは、これは難しいですが、岡田が最初の一石、モデルケースになりうるのは間違いありません。
それに対して一つ下の階級にいる中谷正義はOPBF連続防衛10を記録したのに
世界戦はもちろん海外プロモーターとの契約話さえ音沙汰がないのが辛い所ですね
角海老と井岡、両ジムの方針の違いなのか何とか国内でやらせたいという
古臭い親心なのかどの団体も大物が座ってて這い出る隙もないせいかは
分かりませんけどもただ東洋レベルで待ちをきめこむより
現状だと海外でのハードマッチメイク路線に放り出すほうが
よほど道が開けるような気がしてなりませんね