レスリングの栄和人・元全日本女子ヘッドコーチ。アメリカンフットボールの内田正人・日本大学総監督。アマチュアボクシングの山根明・終身会長。
今年になって相次いで噴出した不祥事には様々な背景が潜んでいると思われますが、一言でいってしまうと「マイナー競技の宿命」です。
世界最大のスポーツ団体FIFAで2015年に発覚した汚職で団体幹部6人が逮捕、14人が起訴された大事件は記憶に新しいところです。FIFAはもちろん、大きな利権が絡むIOCなどもスキャンダルと疑獄の巣窟です。
それに比べたら極東の島国のアマチュアスポーツで起きた不祥事など、知能の低い裸の王様が起こした瑣末な事件のように見えます。巨悪よりも小悪の方がまだマシ、そう思われるかもしれません。
確かに、巨大な利権とスキャンダルはセットです。ただし、巨大な利権には司法や政治はもちろん、メディアやファンという監視の厳しい眼が、あらゆる角度から向けられています。
また、メジャースポーツには一般企業が莫大な金額の支援をすることが普通ですが、当然ながら大企業からは支援金の使途の詳細な開示を求められます。
日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)と、日本ボクシング連盟ではその経営規模の差以上に統治能力、コンプライアンスが別次元で違います。
山根・元終身会長など5分も喋らせればまともな人間でないことは明らかで、本当なら団体の長に添えるなんて発想すら起きないはずです。
そんなクズ人間が終身会長の座に就いてしまうのは、マイナーゆえに〝人目につかない密室〟の団体だからに他なりません。
栄ヘッドコーチや内田総監督にしても、人目につくメジャースポーツで、複数の大手企業が支援金を出す団体であれば、多くのファンがその言動を注視する環境にあれば、もっと早い段階で自浄作用が働いたでしょう。
「日大バームクーヘン」や「連盟認定グローブ」のような問題もサッカーや野球のようなメジャースポーツなら、今回のようなスキャンダルがなくともあっという間に明るみに晒されてしまったでしょう。
Jリーグが健全だとは言い切りませんが、以前仕事で関係のあった企業でJリーグから提出された収支決算書を見る機会がありました。そこには「バームクーヘン」や「グローブ」のような類には必ず相見積もりを取った書類が添付されており、どうしてこの業者なのか?が明白にわかりました。
そのガバナンスとコンプライアンスは、私の想像をはるかに超えて透明なものでした。
もちろん、そうでなければ大企業は支援しません。
しかし透明な経営をしていても、選手ファーストとは思えないことは今でも残っています。
アジア大会など国際大会では、大会役員やスポンサー企業のスタッフはビジネスクラスの席に座りますが、選手やコーチ、監督はエコノミーです。
もちろん、スポンサー企業のお偉いさんがエコノミーというのはおかしな話かもしれません。
さらに大会役員の人数と選手団の人数では桁が違いますから、コストの面からも全選手ビジネスというのは難しいのはわかりますが、メダルが期待される強化選手にはビジネスを用意するなど方法はいくらでもあるはずです。
他にも代表選手が辛酸を舐めることは、多くの場面でありますが、また別の機会に書かせていただきます。
いずれにせよ、レスリングやボクシングで明るみに出た異常な指導者、トップは、その競技がマイナーである限り、また人目を忍ぶ過程を経て現れるでしょう。
明日8月29日に、そんなくだらない、つまらないスキャンダルに巻き込まれながらもライトウェルター級でベスト8に進んだ成松大介選手がイラクのアル・イジレジ選手と準々決勝を戦います。
成松選手、頑張って下さい。金メダル獲ってください。身勝手な応援ですが、あなたが負けてしまうとやりきれません。
今年になって相次いで噴出した不祥事には様々な背景が潜んでいると思われますが、一言でいってしまうと「マイナー競技の宿命」です。
世界最大のスポーツ団体FIFAで2015年に発覚した汚職で団体幹部6人が逮捕、14人が起訴された大事件は記憶に新しいところです。FIFAはもちろん、大きな利権が絡むIOCなどもスキャンダルと疑獄の巣窟です。
それに比べたら極東の島国のアマチュアスポーツで起きた不祥事など、知能の低い裸の王様が起こした瑣末な事件のように見えます。巨悪よりも小悪の方がまだマシ、そう思われるかもしれません。
確かに、巨大な利権とスキャンダルはセットです。ただし、巨大な利権には司法や政治はもちろん、メディアやファンという監視の厳しい眼が、あらゆる角度から向けられています。
また、メジャースポーツには一般企業が莫大な金額の支援をすることが普通ですが、当然ながら大企業からは支援金の使途の詳細な開示を求められます。
日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)と、日本ボクシング連盟ではその経営規模の差以上に統治能力、コンプライアンスが別次元で違います。
山根・元終身会長など5分も喋らせればまともな人間でないことは明らかで、本当なら団体の長に添えるなんて発想すら起きないはずです。
そんなクズ人間が終身会長の座に就いてしまうのは、マイナーゆえに〝人目につかない密室〟の団体だからに他なりません。
栄ヘッドコーチや内田総監督にしても、人目につくメジャースポーツで、複数の大手企業が支援金を出す団体であれば、多くのファンがその言動を注視する環境にあれば、もっと早い段階で自浄作用が働いたでしょう。
「日大バームクーヘン」や「連盟認定グローブ」のような問題もサッカーや野球のようなメジャースポーツなら、今回のようなスキャンダルがなくともあっという間に明るみに晒されてしまったでしょう。
Jリーグが健全だとは言い切りませんが、以前仕事で関係のあった企業でJリーグから提出された収支決算書を見る機会がありました。そこには「バームクーヘン」や「グローブ」のような類には必ず相見積もりを取った書類が添付されており、どうしてこの業者なのか?が明白にわかりました。
そのガバナンスとコンプライアンスは、私の想像をはるかに超えて透明なものでした。
もちろん、そうでなければ大企業は支援しません。
しかし透明な経営をしていても、選手ファーストとは思えないことは今でも残っています。
アジア大会など国際大会では、大会役員やスポンサー企業のスタッフはビジネスクラスの席に座りますが、選手やコーチ、監督はエコノミーです。
もちろん、スポンサー企業のお偉いさんがエコノミーというのはおかしな話かもしれません。
さらに大会役員の人数と選手団の人数では桁が違いますから、コストの面からも全選手ビジネスというのは難しいのはわかりますが、メダルが期待される強化選手にはビジネスを用意するなど方法はいくらでもあるはずです。
他にも代表選手が辛酸を舐めることは、多くの場面でありますが、また別の機会に書かせていただきます。
成松、地元インドネシアのグハを5−0判定で撃破!次は準々決勝だ!
いずれにせよ、レスリングやボクシングで明るみに出た異常な指導者、トップは、その競技がマイナーである限り、また人目を忍ぶ過程を経て現れるでしょう。
明日8月29日に、そんなくだらない、つまらないスキャンダルに巻き込まれながらもライトウェルター級でベスト8に進んだ成松大介選手がイラクのアル・イジレジ選手と準々決勝を戦います。
成松選手、頑張って下さい。金メダル獲ってください。身勝手な応援ですが、あなたが負けてしまうとやりきれません。

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