8月18日(土)北アイルランド ベルファスト ウィンザーパーク
WBC世界フライ級タイトルマッチ12回戦
王者クリストファー・ロサレス
vs
挑戦者パディ・バーンズ 

4月15日横浜アリーナで、計量オーバーの比嘉大吾を9ラウンドTKOに降した 〝El Látigo(鞭)〟の初防衛戦です。

ロサレスは27勝(18KO)3敗、バーンズは5勝(1KO)無敗。

バーンズは、アマチュア時代にゾウ・シミンらと激戦を繰り広げ、北京(2008年)とロンドン(2012年)の2大会連続で五輪銅メダルを獲得したアイルランドの至宝と呼ばれる逸材です。

ロサレスは世界戦2試合連続で敵地に乗り込むことになります。英国のリングは2015年にカリド・ヤファイ、2017年にアンドリュー・セルビーといずれも敗北、〝三度目の正直〟を目指します。

日本のボクシングファンとしては、比嘉の体重超過に「減量が辛いのはどのボクサーも同じ。比嘉の苦しみと気持ちは、僕にはよく理解できる」と愚痴の一つも口にしなかったニカラグアの好青年には重たい借りを感じています。

対するバーンズには何の思い入れもありません。ボクシング人気沸騰中の英国で、またまた登場したホープの一人です。

このバーンズ、何だか気に入りません。約2万5000人の大観衆が詰めかけると見られるアイルランドのナショナルスタジアムのリングに上がる31歳は、憎たらしいまでに余裕綽々なんです。
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笑ってられるのもあと数時間だ、覚悟しておけバーンズ!

「(メインイベントに登場する)カール・フランプトンとは小さい頃からの親友だった。彼と一緒にリングに上がるなんて最高だ。アイルランド国旗は緑色、私の好きな色も緑色、 WBCのベルトも緑色、何だか縁起がいいじゃないか。ロサレスは根性はあるけど、特別なものは何も持たない平凡なファイター」。

「ロサレスは世界王者かもしれないが、日本の小さな会場で戦ったのが最大の舞台なんだろ?ウィンザーパークの雰囲気に緊張して飲まれちゃうんじゃないか?私はずっと大舞台で戦ってきたから慣れてるけどね」。

「私のことを経験不足と言う頭の悪い人たちがいるようだが、五輪に3大会出場し、大英連邦選手権や世界選手権でも戦っている。経験不足なのはロサレスの方だ」。

横浜アリーナのことを「日本の小さな会場」と鼻で笑ったバーンズ。日本のファンから見た〝
The Leprechaun〟(レプレコーン:バーンズの愛称でアイルランドの寓話に出てくる小さな老人の姿をした妖精のこと)の第一印象は最悪です。
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ウィンザーパーク…悔しいけど、ドでかいですね…。
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この興行の前座にはタイソン・ヒューリーの復帰第2戦もセットされています。左からバーンズ、ヒューリー、フランプトン。

ウィリアムヒルのオッズはロサレス勝利が4/9、1.44倍。小さな老人は7/4、2.75倍。

「比嘉を番狂わせで破ったロサレスはスピードもパワーもテクニックも全てが世界基準を満たすハイレベルな112ポンド」と評価されたニカラグア人がアバウト2−1で有利と出ていますが、判定までもつれてしまうと採点は小さな老人に大きく偏ってしまいそうです。

あと4時間ほどで、ご自慢の大会場でゴングが打ち鳴らされます。

クリストファー!プロ6戦目でタイトルを狙う、調子に乗った小さな老人をブッ倒してくれ!