刺客番号① ジェイミー・マクドネル 29勝13KO2敗
ヨークシャーはドンカスター出身の32歳。特筆すべきは、身長178㎝/リーチ183㎝というバンタム級としては異様な長身と長いリーチです。
この階級では、正真正銘のレジェンド〝Kid Theophilo(神に愛されし子)〟パナマ・アル・ブラウン(175㎝/183㎝)、ラウル・ペレス(178㎝/178㎝)の二人が「175㎝超」の世界王者になっています。
パナマ・アルブラウンはロベルト・デュランと並ぶ「パナマ史上最高のボクサー」と評価され、ペレスも王者奪取時は「サルバドール・サンチェスの再来」と過剰な期待がかけられました。
しかし、辰吉丈一郎に力負けするグレグ〝ザ・フレア(ノミ)〟リチャードソンに翻弄されて、WBCタイトルを手放すと、WBAジュニアフェザーで2階級制覇を達成するものの、2度目の防衛戦ではウィルフレド・バスケスとの再戦でTKO負け。結果としては、過大評価のひ弱なバンタムでした。
ミゲール〝ハッピー〟ロラの8連続防衛を阻んで、WBC王者になった当時は「エデル・ジョフレを超える名王者になる」と言われていたラウル・ペレスでしたが…。
さて、史上三人目の175㎝超のバンタム級世界王者のマクドネルですが、その評価はペレスも真っ青の「バンタム最弱王者」で満場一致しています。
おそらく日本でのTVでは「ボクシング人気が沸騰しているイギリスの国民的英雄」「10年無敗のバンタム最強王者」とか紹介されるのでしょうけど。
2つの敗北は2007年12月のクリス・エドワーズ(英連邦ジュニアバンタム級王者決定戦:スプリットデジション)、2008年3月のリー・ハスキンスに僅差の判定で喫した二つのみ、それから10年以上無敗をキープしています。
ではその10年間で誰に勝ったのか?となると、非常に怪しくなってしまうのがこの英国人です。
同胞のスチュアート・ホールと英連邦バンタム級王座を争い勝利、最初の世界タイトルは不利予想が立てられたフリオ・セハから番狂わせで獲得したIBFでした。やはりオッズでは不利と弾かれていた亀田和毅に2連勝してWBAピースを防衛していますが、少し名前のある相手だと圧倒的不利予想が立てられる元々の評価が非常に低いボクサーであることがよくわかります。
そして、せっかく番狂わせを起こした試合でも、世界に強烈な印象を残す内容の試合は出来ませんでした。
6連続防衛中とはいえ、リング誌などは「王者として認めない」としているセカンドタイトル。しかも、二線級の挑戦者相手にバタバタの内容、誰に聞いても異論の出ようがない、議論する余地のない階級最弱王者です。
井上尚弥が本気で階級最強を目指すなら、このドンカスターから乗り込んでくるWBAセカンド王者を陥落させなければ、何も始まりません。
An underdog at a variety of title levels, the former plasterer upset the odds to collect belts at British and European level, and repeated the trick when upsetting Ceja for the IBF strap in 2013. いつも負け犬扱いされてきたマクドネルは番狂わせを立て続けに起こして英国、ヨーロッパのタイトルを集め、2013年には世界でも番狂わせを起こしてセハに勝って王者になった。〜英国BOXINGNEWS誌「マクドネルは今回も番狂わせを起こす」〜
井上尚弥がバンタムへのこだわりや、具志堅用高の防衛記録への関心を公言していることから、この階級でキャリアを全うしようとしているようですが、この稀代の穴王者から王位を奪い、今まで通りに雑魚挑戦者を狩っていけば簡単に13連続防衛できるでしょう。
もし、そっちの路線に走るのなら、13連続防衛の途中に、やはり穴王者からジュニアフェザーのタイトルを掠め取る予定の亀田和毅と、四階級制覇を賭けたメガファイトを挟むのがベストです。大きな興行になるでしょう。
防衛相手には、念願のローマン・ゴンザレスもいいですね、ビッグネームです。
ヨークシャーはドンカスター出身の32歳。特筆すべきは、身長178㎝/リーチ183㎝というバンタム級としては異様な長身と長いリーチです。
この階級では、正真正銘のレジェンド〝Kid Theophilo(神に愛されし子)〟パナマ・アル・ブラウン(175㎝/183㎝)、ラウル・ペレス(178㎝/178㎝)の二人が「175㎝超」の世界王者になっています。
パナマ・アルブラウンはロベルト・デュランと並ぶ「パナマ史上最高のボクサー」と評価され、ペレスも王者奪取時は「サルバドール・サンチェスの再来」と過剰な期待がかけられました。
しかし、辰吉丈一郎に力負けするグレグ〝ザ・フレア(ノミ)〟リチャードソンに翻弄されて、WBCタイトルを手放すと、WBAジュニアフェザーで2階級制覇を達成するものの、2度目の防衛戦ではウィルフレド・バスケスとの再戦でTKO負け。結果としては、過大評価のひ弱なバンタムでした。
ミゲール〝ハッピー〟ロラの8連続防衛を阻んで、WBC王者になった当時は「エデル・ジョフレを超える名王者になる」と言われていたラウル・ペレスでしたが…。
さて、史上三人目の175㎝超のバンタム級世界王者のマクドネルですが、その評価はペレスも真っ青の「バンタム最弱王者」で満場一致しています。
おそらく日本でのTVでは「ボクシング人気が沸騰しているイギリスの国民的英雄」「10年無敗のバンタム最強王者」とか紹介されるのでしょうけど。
2つの敗北は2007年12月のクリス・エドワーズ(英連邦ジュニアバンタム級王者決定戦:スプリットデジション)、2008年3月のリー・ハスキンスに僅差の判定で喫した二つのみ、それから10年以上無敗をキープしています。
ではその10年間で誰に勝ったのか?となると、非常に怪しくなってしまうのがこの英国人です。
同胞のスチュアート・ホールと英連邦バンタム級王座を争い勝利、最初の世界タイトルは不利予想が立てられたフリオ・セハから番狂わせで獲得したIBFでした。やはりオッズでは不利と弾かれていた亀田和毅に2連勝してWBAピースを防衛していますが、少し名前のある相手だと圧倒的不利予想が立てられる元々の評価が非常に低いボクサーであることがよくわかります。
そして、せっかく番狂わせを起こした試合でも、世界に強烈な印象を残す内容の試合は出来ませんでした。
6連続防衛中とはいえ、リング誌などは「王者として認めない」としているセカンドタイトル。しかも、二線級の挑戦者相手にバタバタの内容、誰に聞いても異論の出ようがない、議論する余地のない階級最弱王者です。
井上尚弥が本気で階級最強を目指すなら、このドンカスターから乗り込んでくるWBAセカンド王者を陥落させなければ、何も始まりません。
An underdog at a variety of title levels, the former plasterer upset the odds to collect belts at British and European level, and repeated the trick when upsetting Ceja for the IBF strap in 2013. いつも負け犬扱いされてきたマクドネルは番狂わせを立て続けに起こして英国、ヨーロッパのタイトルを集め、2013年には世界でも番狂わせを起こしてセハに勝って王者になった。〜英国BOXINGNEWS誌「マクドネルは今回も番狂わせを起こす」〜
井上尚弥がバンタムへのこだわりや、具志堅用高の防衛記録への関心を公言していることから、この階級でキャリアを全うしようとしているようですが、この稀代の穴王者から王位を奪い、今まで通りに雑魚挑戦者を狩っていけば簡単に13連続防衛できるでしょう。
もし、そっちの路線に走るのなら、13連続防衛の途中に、やはり穴王者からジュニアフェザーのタイトルを掠め取る予定の亀田和毅と、四階級制覇を賭けたメガファイトを挟むのがベストです。大きな興行になるでしょう。
防衛相手には、念願のローマン・ゴンザレスもいいですね、ビッグネームです。

コメント
コメント一覧 (4)
井上尚弥らボクサー自身が「怖いから強いのとやりたくない」なんて思うわけないんですよね。だったらこんな職業選んでいません。
井上の才能の刃が穴王者や雑魚挑戦者を斬り続けることで錆び付いてしまうなんて残念な光景は見たくありません。
日本のテレビはいつもそうですね(笑)
日本人チャンピオンが戦うときは最強の挑戦者とか簡単に使います。今回はチャンピオンではないですが。
ただ、ここでチャンピオンになったとしても、大橋会長の得意な相手が逃げたで行くような気がします。残念ですが。
WBSSも欧州が主戦場になるようだと 50億円なんて賞金総額はありえないと思いますし、、難しいですよね。とりあえずはマクドネルをしっかり粉砕してほしいところです。
WBAの仮免ベルトを後生大事に抱えて、連続防衛することの無意味さの指摘をこの国のメディアに期待するのは無理でしょうね。
自分は井上がベルトを巻いたリングの上で「13」という忌み数を口に出すまで、いやWBSSバンタム級のトーナメント表が発表されるまでは無邪気に期待することにしていますが…。