There’s a new bantamweight star in town. バンタム級の新しいスターが名乗りを挙げた。〜リング誌電子版

大方の予想通りに、エマニュエル・ロドリゲスがポール・バルターに圧勝しました。

強烈な左のフックとアッパーのコンビネーションで、1ラウンドから2度ダウンを奪い、三人のジャッジが付けたスコアは120-106*2/118-108*1。

スピード、テクニック、パワー、全てにおいて階級最強クラスです。なるほど、バーネットがIBFのピースを惜しげなく差し出したはずです。

万一、井上尚弥がバンタム級への対応に苦戦するようだと、全く勝負にならない相手です。ジュニアバンタムで見せつけた強さを、そのまま3ポンド上に持ち込めなければ、井上尚弥が階級最強を証明するUndisputed Championになるのは非常に難しいでしょう。
02-BUTLER-RODRIQUEZ-53-770x433-1

“We’ll go anywhere to defend of get another belt. We’ll go anywhere in the world to fight.” 他の王者と戦う。そのためにならどこにだって行く。統一戦を戦えるなら、世界中のどこにだって行くぜ。

勝利インタビューで、叫びました。空位のタイトルを穴埋めした新米王者の言葉とは思えません。

今回の試合契約に再戦条項が盛り込まれていたなら、(現在バウターをプロモートする)エディ・ハーンから、(去年までバウターをプロモート、現在テテをプロモートする)フランク・ウォーレンがそれを買い付けると、バンタム級最強の一戦がセットされます。

 
今月25日に井上がジェイミー・マクドネルに勝つことを前提としても、その内容次第では大橋秀行会長は統一戦を渇望するロドリゲスとテテは回避するしかないでしょう。

日本のファンが期待する通りにマクドネルを撃沈した暁には、今度は井上が語らなければなりません。

「次でもいい。 場所はロンドンで構わない。相手はテテでもロドリゲスでもどっちでも、順番に倒す」。
 
最近よく口にするようになった「バンタムで具志堅さんの13連続防衛を更新したい」 なんて逃避の言い訳は聞きたくありません。