ジャーマル・チャーロが予想通りの結果を残しました。
ウーゴ・センテノを2R55秒で粉砕。ロープに詰めてからの四連打、鋭かったですね。
WBC暫定王座を獲得したジャーマルのファイトマネーは、50万ドル。ヒューストン生まれの27歳は、ミドル級でも十分通用することを証明しました。
勝てばトップ戦線に躍り出る可能性もあったセンテノは23万5000ドルを得ましたが、これで大きく後退。同じく27歳と若いものの、2つ目の黒星もマチェック・スレッキ戦に続く惨敗、再浮上は非常に難しい状況になりました。
ジャーマルはWBC1位になってからも、GGG陣営から公然と対戦拒否されていましたが、暫定王座になったことでさらに一歩、三冠王者を追い詰めました。
これ以上逃げると、WBCはカネロから剥奪したようにGGGからもベルトを取り上げなければなりません。
とはいえ、ミドル級最強のポジションを築き、最もカネになるカネロ・アルバレスとの再戦を優先したいカザフスタン人にとって、ジャーマルは危険すぎます。
今回、カネロの代打として自ら名乗りを上げたデメトリアス・アンドラーデの挑発にもGGG陣営は「アンドラーデはリストに無い」とやはり逃亡(アンドラーデがサウスポーということで練習期間も短く「逃亡」と決めつけるのは可哀想な気もしますが、急な試合という点ではアンドラーデの方が不利です)、「6月にやろうじゃないか」と提案したIBFの1位セルゲイ・デレビャンチェンコとの対戦も頑なに避けています。
かつて「最も敬遠されるミドル級」だったゴロフキンですが、この階級はカネロが中心に回っています。カネロ戦の〝優先権〟を得た今となっては、カネロとの再戦を前に強豪と戦って負けるわけにはいきません。
GGG包囲網が出来上がった状況で、これ以上逃亡するとタイトルは散逸、目標に掲げていたUndisputed Championにはなれません。リング誌タイトルしか持たないカネロ戦を優先するとしたら、これは言動不一致ですね。
ただ、これがプロボクシングです。政治とビジネスの力学が、最強決定よりも優先される魑魅魍魎の世界です。
世界戦のリングに上がる資格の無いバーネス・マーティロシュヤンと無理やり5月5日に戦う不自然さは、かつてのゲンナディ・ゴロフキンを知っているファンからすると幻滅でしかありません。
アンドラーデの挑戦を受け、デレビヤンチェンコを倒し、最後の一つWBOを持つビリー・ジョー・サンダースを倒せば、カネロのリング誌もカザフスタン人に献上されますから、Undisputed Championを本気で目指しているのなら、すでにIBFが剥奪を警告しているマーティロシュヤン戦はやるべきではありませんでした。
GGG陣営にとって、まず「9月5日のカネロとの再戦」ありきです。カネロとの再戦前に危険な相手と戦って躓くわけにはいかないのです。
ジュニアミドル級時代もカネロから徹底的に逃げられたジャーマルにとっては面白く無いでしょうが、人気の無い危険なボクサーが後回しにされるのは仕方がありません。
さらに穿った見方をすると、9月のカネロとの再戦に勝てば、キャリアの〝収穫期〟を迎えたGGGが、村田諒太が待つ東京ドームを選択したとしても驚きはありません。
かつて勇敢に誰とでも戦い、キャッチウエイトを非難したミゲール・コットが、いざ自分が地位を掴むと慎重に対戦相手を選び、あれほど軽蔑していたキャッチウエイトまで突きつけるようになりました。
残念ながら、これがプロボクシングです。統轄団体が存在しないために、名誉ある王座も存在すべくもなく、ボクサーが人気=カネのある相手との対戦を優先することを責めるわけにはいきません。
そして、GGGが包囲網から逃亡することで、村田諒太にとって大きな果実が向こうからやって来るかもしれないのです。
カネロに勝ったGGGが村田との対戦を優先するとなると、一番美味しいのは現時点でセカンドタイトルしか持たない五輪金メダリストです。GGGはそのとき、IBFはもちろんWBCタイトルも剥奪されているでしょうからWBAスーパー王座とカネロから奪ったリング誌王座(リネラル王者)が賭けられることになります。
日本のファンにとっても、最高のシナリオが出来上がります。ゴロフキンとの東京ドームマッチに勝てば、マネーパワーは言うまでもなく、スターパワー(人気)も村田がNo.1です。
その間に、GGG包囲網の強豪が星を潰し合って、勝ち残った相手を倒せば、ゴロフキンが8年がかりでも収集できなかったタイトルを統一、Undisputed Championになれるのです。
わずか2〜3試合で、一発殿堂の条件を満たすのです。狸の皮算用ですが、、十分にありえるストーリーです。。
ウーゴ・センテノを2R55秒で粉砕。ロープに詰めてからの四連打、鋭かったですね。
WBC暫定王座を獲得したジャーマルのファイトマネーは、50万ドル。ヒューストン生まれの27歳は、ミドル級でも十分通用することを証明しました。
勝てばトップ戦線に躍り出る可能性もあったセンテノは23万5000ドルを得ましたが、これで大きく後退。同じく27歳と若いものの、2つ目の黒星もマチェック・スレッキ戦に続く惨敗、再浮上は非常に難しい状況になりました。
Ed Diller/DiBella Entertainment
“I'm a two-time world champion,Bring on Triple G! ” “Everybody has always avoided me and from now on, this is how it's going to be. You see what you get.” これで二階級制覇だ。GGGを連れて来い!どいつもこいつも俺との対決から逃げやがって。これが俺のやり方だ。見ての通りだ。ジャーマルはWBC1位になってからも、GGG陣営から公然と対戦拒否されていましたが、暫定王座になったことでさらに一歩、三冠王者を追い詰めました。
これ以上逃げると、WBCはカネロから剥奪したようにGGGからもベルトを取り上げなければなりません。
とはいえ、ミドル級最強のポジションを築き、最もカネになるカネロ・アルバレスとの再戦を優先したいカザフスタン人にとって、ジャーマルは危険すぎます。
今回、カネロの代打として自ら名乗りを上げたデメトリアス・アンドラーデの挑発にもGGG陣営は「アンドラーデはリストに無い」とやはり逃亡(アンドラーデがサウスポーということで練習期間も短く「逃亡」と決めつけるのは可哀想な気もしますが、急な試合という点ではアンドラーデの方が不利です)、「6月にやろうじゃないか」と提案したIBFの1位セルゲイ・デレビャンチェンコとの対戦も頑なに避けています。
かつて「最も敬遠されるミドル級」だったゴロフキンですが、この階級はカネロが中心に回っています。カネロ戦の〝優先権〟を得た今となっては、カネロとの再戦を前に強豪と戦って負けるわけにはいきません。
GGG包囲網が出来上がった状況で、これ以上逃亡するとタイトルは散逸、目標に掲げていたUndisputed Championにはなれません。リング誌タイトルしか持たないカネロ戦を優先するとしたら、これは言動不一致ですね。
ただ、これがプロボクシングです。政治とビジネスの力学が、最強決定よりも優先される魑魅魍魎の世界です。
世界戦のリングに上がる資格の無いバーネス・マーティロシュヤンと無理やり5月5日に戦う不自然さは、かつてのゲンナディ・ゴロフキンを知っているファンからすると幻滅でしかありません。
アンドラーデの挑戦を受け、デレビヤンチェンコを倒し、最後の一つWBOを持つビリー・ジョー・サンダースを倒せば、カネロのリング誌もカザフスタン人に献上されますから、Undisputed Championを本気で目指しているのなら、すでにIBFが剥奪を警告しているマーティロシュヤン戦はやるべきではありませんでした。
GGG陣営にとって、まず「9月5日のカネロとの再戦」ありきです。カネロとの再戦前に危険な相手と戦って躓くわけにはいかないのです。
ジュニアミドル級時代もカネロから徹底的に逃げられたジャーマルにとっては面白く無いでしょうが、人気の無い危険なボクサーが後回しにされるのは仕方がありません。
さらに穿った見方をすると、9月のカネロとの再戦に勝てば、キャリアの〝収穫期〟を迎えたGGGが、村田諒太が待つ東京ドームを選択したとしても驚きはありません。
かつて勇敢に誰とでも戦い、キャッチウエイトを非難したミゲール・コットが、いざ自分が地位を掴むと慎重に対戦相手を選び、あれほど軽蔑していたキャッチウエイトまで突きつけるようになりました。
残念ながら、これがプロボクシングです。統轄団体が存在しないために、名誉ある王座も存在すべくもなく、ボクサーが人気=カネのある相手との対戦を優先することを責めるわけにはいきません。
そして、GGGが包囲網から逃亡することで、村田諒太にとって大きな果実が向こうからやって来るかもしれないのです。
カネロに勝ったGGGが村田との対戦を優先するとなると、一番美味しいのは現時点でセカンドタイトルしか持たない五輪金メダリストです。GGGはそのとき、IBFはもちろんWBCタイトルも剥奪されているでしょうからWBAスーパー王座とカネロから奪ったリング誌王座(リネラル王者)が賭けられることになります。
日本のファンにとっても、最高のシナリオが出来上がります。ゴロフキンとの東京ドームマッチに勝てば、マネーパワーは言うまでもなく、スターパワー(人気)も村田がNo.1です。
その間に、GGG包囲網の強豪が星を潰し合って、勝ち残った相手を倒せば、ゴロフキンが8年がかりでも収集できなかったタイトルを統一、Undisputed Championになれるのです。
わずか2〜3試合で、一発殿堂の条件を満たすのです。狸の皮算用ですが、、十分にありえるストーリーです。。

コメント
コメント一覧 (2)
ただ、村田が何者かは世界が知ったと思います。ボクサーの実力という以上に、実はカネロに次ぐスターパワーを持っているということです。GGGを含めて、村田と戦いたいトップ選手は多いはずです。
御察しの通り、非常に面白い展開になる可能性がありますね。
またチャーロがミドルでもフィジカル不足なく振る舞えることが昨日分かったので仮想gggとして大一番に望む前に村田には潰してほしいところですね 試合を経て日本のファンの承認もいっそう高まったようですし、これを叩いておけばggg戦のファンからの記念試合的なまなざしも鳴りを潜めるでしょう