WBO世界バンタム級チトルマッチ。王者ゾラニ・テテが、逃げ回るオマール・ナルバエスを圧倒、ジャッジ三人全員が120−108の完封勝ち。
オッズや大方の予想通り、臆病者のアルゼンチン人には全くチャンスがありませんでした。
カウンターパンチャーのテテでも、強引に攻め込むべきだという意見もあるかもしれませんが、ナルバエスは本当にダメダメなプロボクサーです。最低です。母国ですら人気がないのが改めて理解できました。
パンチがないから危険な勝負に出れないのはわかりますが、ドネア戦の再現、いえそれ以下です。
本当に需要のないボクサーです。世界戦で怖気付いて勝つ気ゼロのボクシングを見せるなんて、冗談じゃなくライセンス停止でもいいと思います。
リング誌も The worst world title fight of the year? It very well could have been – maybe even the worst of the decade.(今年最低の世界戦?きっとそうなるだろう、いやこの10年でも最低かもしれない)と酷評 、It was such an unfortunate experience for Tete, who would have been eager to make a big impression.(ここで大きな印象を残したいと熱望していたテテにとって、非常に不運だった)と同情しています。
二階級下から上がってきた井上尚弥の出方を見誤ったのは、私たちにとっては幸運でした。ナルバエスを使いたいと思うテレビはもうないでしょう。今までもありませんでしたが。
WBO世界フェザー級暫定王者決定戦。ドネアは勇敢に斬り込みましたが、難しい試合になってしまいました。こちらも三人のジャッジが117−111とスコアが揃いました。
ドネアは引き出しのないボクサーですが、攻撃力はまだありますね。ただ、このクラスでは一発で流れを変えるだけのパワーはありません。
3ラウンドしか取ってないかもしれませんが、フィリピンの閃光が放った左フックは5ラウンドと11ラウンド、確かにアイルランドのジャッカルを苦しめました。
テテvsナルバエスが最低の内容だっただけに、この試合が余計に好試合に映りました。
小さな相手を圧倒することにかけては非常に巧妙なドネアの大番狂わせを期待しましたが、やっぱりフランプトンは上手いですね。
フランプトンをプロモートするフランク・ウォーレンは「“We’re gonna do Windsor Park in August,” said promoter Frank Warren. “Everything should fall into place regards the opponent in the next month or so.”」来月には次の対戦相手を決めたい。それによってはウィンザーパーク(北アイルランドのサッカースタジアム)が舞台になる」と早くも8月にビッグファイトを目論んでいるようです。
相手は正規王者のオスカー・バルデスでしょうか?いずれにしても、サンタクルス以外なら、ベルファストのジャッカルがホームを離れることはないでしょう。
さて、今年36歳になるドネアです。これで35勝(24KO)5敗。KO負けは一つだけ(ニコラス・ウォータース戦)、けして老け込む年齢、キャリアではありませんが、劣化は明らかです。
ボクシングの引き出しがない、良く言えば正直なボクシングしか出来ないだけに、これからも厳しい戦いが続くでしょう。
「マニー・パッキャオの前座」を頑なに拒否し、「ゴールデンボーイプロモーション(GBP)への移籍」は訴訟問題にまで発展して失敗、トップランクはしぶしぶ大型契約を結びましたが、自らの不人気を棚に上げたドネアの行動には不信感を募らせ、厳しいマッチメイクを強要されてしまいました。
ここで、リゴンドーやウォータースという刺客を撃退していれば、その後対戦したであろうワシル・ロマチェンコも倒していたなら、彼がそう呼ばれることを忌み嫌っていたとはいえ、本物の〝ネクスト・パッキャオ〟になれたかもしれませんが、悲しいかなリングは実力でしか支配出来ません。
「ライト級まで制覇」「PPVスターになってビッグマネーを稼ぐ」という夢もついに叶えることはできませんでした。
それでも、2007年7月にビック・ダルチニアンを大番狂わせで下して、2013年4月にギレルモ・リゴンドーに敗れるまでの約6年間、世界の軽量級シーンを牽引したのは、紛れもなくノニト・ドネアでした。
その人気に見合った金額ではありませんでしたが、トップランクとGBPの綱引きの結果とはいえ100万ドルファイターにもなりました。
一発殿堂確実の領域までは届きませんでしたが、一発殿堂でも驚きはありません。
カメラマンや記者、解説者としてもリングサイドで才能を見せてくれたフィリピンの閃光には、充実した第二の人生が待っているはずです。
グローブを吊るすには最高のタイミングではないでしょうか。
オッズや大方の予想通り、臆病者のアルゼンチン人には全くチャンスがありませんでした。
カウンターパンチャーのテテでも、強引に攻め込むべきだという意見もあるかもしれませんが、ナルバエスは本当にダメダメなプロボクサーです。最低です。母国ですら人気がないのが改めて理解できました。
パンチがないから危険な勝負に出れないのはわかりますが、ドネア戦の再現、いえそれ以下です。
本当に需要のないボクサーです。世界戦で怖気付いて勝つ気ゼロのボクシングを見せるなんて、冗談じゃなくライセンス停止でもいいと思います。
リング誌も The worst world title fight of the year? It very well could have been – maybe even the worst of the decade.(今年最低の世界戦?きっとそうなるだろう、いやこの10年でも最低かもしれない)と酷評 、It was such an unfortunate experience for Tete, who would have been eager to make a big impression.(ここで大きな印象を残したいと熱望していたテテにとって、非常に不運だった)と同情しています。
二階級下から上がってきた井上尚弥の出方を見誤ったのは、私たちにとっては幸運でした。ナルバエスを使いたいと思うテレビはもうないでしょう。今までもありませんでしたが。
WBO世界フェザー級暫定王者決定戦。ドネアは勇敢に斬り込みましたが、難しい試合になってしまいました。こちらも三人のジャッジが117−111とスコアが揃いました。
ドネアは引き出しのないボクサーですが、攻撃力はまだありますね。ただ、このクラスでは一発で流れを変えるだけのパワーはありません。
3ラウンドしか取ってないかもしれませんが、フィリピンの閃光が放った左フックは5ラウンドと11ラウンド、確かにアイルランドのジャッカルを苦しめました。
テテvsナルバエスが最低の内容だっただけに、この試合が余計に好試合に映りました。
小さな相手を圧倒することにかけては非常に巧妙なドネアの大番狂わせを期待しましたが、やっぱりフランプトンは上手いですね。
フランプトンをプロモートするフランク・ウォーレンは「“We’re gonna do Windsor Park in August,” said promoter Frank Warren. “Everything should fall into place regards the opponent in the next month or so.”」来月には次の対戦相手を決めたい。それによってはウィンザーパーク(北アイルランドのサッカースタジアム)が舞台になる」と早くも8月にビッグファイトを目論んでいるようです。
相手は正規王者のオスカー・バルデスでしょうか?いずれにしても、サンタクルス以外なら、ベルファストのジャッカルがホームを離れることはないでしょう。
さて、今年36歳になるドネアです。これで35勝(24KO)5敗。KO負けは一つだけ(ニコラス・ウォータース戦)、けして老け込む年齢、キャリアではありませんが、劣化は明らかです。
ボクシングの引き出しがない、良く言えば正直なボクシングしか出来ないだけに、これからも厳しい戦いが続くでしょう。
「マニー・パッキャオの前座」を頑なに拒否し、「ゴールデンボーイプロモーション(GBP)への移籍」は訴訟問題にまで発展して失敗、トップランクはしぶしぶ大型契約を結びましたが、自らの不人気を棚に上げたドネアの行動には不信感を募らせ、厳しいマッチメイクを強要されてしまいました。
ここで、リゴンドーやウォータースという刺客を撃退していれば、その後対戦したであろうワシル・ロマチェンコも倒していたなら、彼がそう呼ばれることを忌み嫌っていたとはいえ、本物の〝ネクスト・パッキャオ〟になれたかもしれませんが、悲しいかなリングは実力でしか支配出来ません。
「ライト級まで制覇」「PPVスターになってビッグマネーを稼ぐ」という夢もついに叶えることはできませんでした。
それでも、2007年7月にビック・ダルチニアンを大番狂わせで下して、2013年4月にギレルモ・リゴンドーに敗れるまでの約6年間、世界の軽量級シーンを牽引したのは、紛れもなくノニト・ドネアでした。
その人気に見合った金額ではありませんでしたが、トップランクとGBPの綱引きの結果とはいえ100万ドルファイターにもなりました。
一発殿堂確実の領域までは届きませんでしたが、一発殿堂でも驚きはありません。
カメラマンや記者、解説者としてもリングサイドで才能を見せてくれたフィリピンの閃光には、充実した第二の人生が待っているはずです。
グローブを吊るすには最高のタイミングではないでしょうか。

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