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=米YAHOO!Sportsから=高木菜那がマススタートの初代オリンピック王者に輝いた。

オレンジ旋風にクサビを打ち込め!

そう願ってスピードスケートを観戦していました。

小平奈緒と高木美帆がやってくれる。

必ずやってくれる。そう思ってました。

そして、二人はその通りに、いや、期待以上にやってのけてくれました。

しかし、まさか、まさか、オレンジ旋風を真正面から切り裂いたのは高木菜那でした。

なんというドラマですか、これは。

誰がこんな筋書きを書けますか。

膝の怪我に、妹の存在、重たい荷物を背負って平昌に入った高木菜那。

外野は勝手にそう慮っていましたが、きっと違ったのです。

彼女にとって怪我も妹も、愛おしい空気のようなもので、平昌は勝利を捥ぎ取る場所でしかなかったのです。

5000mで最下位に惨敗したときの涙は、勝ちにいったのに負けた悔しさの涙でした。そう、勝ちにいったんです。

そして、マススタート。やはり、気の強いお姉さんは勝ちにいきます。当たり前です。

しかし、誰があんな、神様が配剤したようなホームストレッチを予想しましたか?

勝利インタビューには涙もなく、買い物途中に声をかけられたように淡々と喜びを語ったのも、彼女が乗り越えて来た山の高さ、谷の深さを、逆に思い知らされました。

凄いです。凄いです。凄いです。

平昌が始まる前、始まってからも、アスリートファーストがなってないと、批判が沸騰しました。

もちろん設備環境の不備から十分なパフォーマンスを発揮出来なかった選手の不運は、見過ごしてはなりませんし、今後しっかりと改善されなければなりません。

それでも、その輝きがあまりにまぶしすぎて、隠しきれない宝石も確かにあるのだと、思い知らせてくれたアスリートに感謝です。

勇気をありがとうございました。

明日も元気に働いていけます。