【歴史的快挙!】英国遠征中のサッカー日本代表は3月31日(日本時間4月1日)、ウェンブリー競技場で強豪イングランド代表を1―0で破った。イングランドに勝ったのは4度目の対戦で初めて。
******大観衆が詰めかけた聖地ウェンブリーでしたが、そのスタンドの盛り上がりは今一つ。「クラブの試合の方が(スタジアムの)雰囲気が良い」という日本代表の蒲田大地(クリスタルパレス)の言葉は、その通りです。
もちろん、この試合はW杯を見据えた親善試合、もっとはっきりいうと肩慣らし。イングランド代表が主力のFWケーンやMFベリンガーらを欠いていたことからも、肩慣らしですらなかったかもしれません。
【本気のケーンが一撃!】4月7日(日本時間8日)、欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第1戦が行われ、バイエルン・ミュンヘンが敵地でレアル・マドリードに2ー1で先勝。名門対決第1ラウンドを制し、2季ぶりの4強進出へ前進、重要な2点目はケーンの右足から放たれたミドルシュートだった。直近のCLでは9試合連続勝利なしの“天敵”から14年ぶり白星を挙げた。
******すでに、サッカーでは多くのスター選手が「W杯の優勝よりもCLの舞台に立ちたい」と考えるようになっています。もちろん、W杯はナショナルフラッグを胸に縫い付けて戦う、国を背負った大勝負。キリンがスポンサーの親善試合と違い、イングランドはフルメンバーで臨んできます。

ESPNにCNNスポーツ、スポイラ誌…ここ15年、米国スポーツメディアのサッカー取扱量の増加ぶりには、隔世の感があります。CNNのトップが欧州CLなんて、20世紀ではあり得ませんでした。
▶︎▶︎▶︎野球のWBCと同列には考えられませんが、LAドジャースとWBC米国代表のどちらが強いかとなるとLAに決まってます。これはサッカーにも当てはまります。
最強を目指して多国籍連合軍を編成するクラブチームと、国籍に縛られ(WBCはそうでもありませんが)チームとしての完成度が低いナショナルチームとでは、戦力は当然ながらチームとしての練度に大きな差があるのは当然です。
これも当たり前の話ですが、アスリートの欲求はカネと名誉だけではありません。自分の能力を最高レベルの舞台でぶつけることです。カネと名誉と最高レベルの舞台は分立しているものではなく、野球ではMLBのMVP、ワールドシリーズのチャンピオンが3つとも手に入れます。
最高レベルの舞台(リーグ)の王者が激突するCLは、フットボーラーにとって途轍もない魅力を持つ存在証明のチャンスです。
野球では、MLBが唯一無二の最高レベルの舞台。MLBのポストシーズンが〝チャンピオンズリーグ〟に相当するのかもしれませんが、リーグ戦で決着のついている相手とあいまみえるというのは、日本のクライマックス・シリーズもそうですが、特に日本人には素直に受け止められません(だから勝利アドバンテージがあるのですが)。去年なんて、もしタイガースがクライマックスで敗退したら、誰が責任を取ってくれると言うのですか!
野球では、まともなリーグはMLBのポンコツの受け皿が基本、つまりはMLBの〝下部リーグ〟である日本と韓国、台湾では絶対に無理ですが、チャンピオンズ・リーグができるほどハイレベルなリーグがひしめくサッカー、今更ながらあらためてすごいです。
コメント