BoxRecで、現役(active)のイスラエル人ボクサーを調べると、画面に現れたのはたったの4人だけ。

クルーザー級のヤン・ザク(26歳)が No.1ボクサー。5戦全勝3KOながら、まだ8回戦選手です。

No.2は、フライ級〜ジュニアバンタム級を主戦場とするデビッド・アラベルディアン(32歳)。アラベルディアンも10戦9勝6KO1分と無敗ながら、まだ6回戦。

カレド・バディールも無敗で5戦全勝3KO。昨年、6回戦に上がったばかりの21歳はウエルター級でトップ戦線を目指します。

そして、最後のNo.4がクルーザー級のダニエル・イバノフスキー(24歳)。なんと、この選手も4戦全勝3KO。

この4人に共通しているのは無敗というだけではありません。4人とも、たったの一度も母国で試合をしていないのです。

米国やメキシコ、ドバイ、タイ、ジョージア…彼らは呼ばれればどこへでも飛んでゆきます。

ーーーイスラエルで最後の興行が打たれたのは、2023年2月9日、南部の都市アシュドッドでした。イスラエルでは、もう3年もゴングが鳴らされていません。


イスラエルのファイターはオールタイムでも9人しかリストアップされません。

そのトップは、元WBAジュニアミドル級王者のユーリ・フォアマン。

2010年6月5日にタイトルを奪われたのが、スーパースターのミゲール・コット。

さらに、舞台が「モハメド・アリvsケン・ノートン」以来、34年ぶりのヤンキースタジアムというインパクトからもよく覚えている人も多いでしょう。

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国境で仕切られた国家、1948年に出来た新しい国というだけでなく、建国から戦争ばっかりしているのですから、ボクシングだけでなく、スポーツが盛んになりにくい環境が整ってしまっています。

建国以前、国が無かった時代のユダヤ人たちは、主にヨーロッパ各地で貧困と差別に苦しんでいました。

そして、その当時の方が素晴らしいファイターを輩出していた事実には、プロボクシングがハングリースポーツであることをあらためて思い知らされます。

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エイブ・アッテル、マックス・ベア、バーニー・ロス、ベニー・レナード。映画「レイジングブル」のモデルとなったジェイク・ラモッタもユダヤ系でした。

…ジェイク・ラモッタの本名はジェイクではなくジャコべ。差別の対象だったユダヤ人ボクサーは、ラモッタのようにユダヤ由来の名前を変えて戦い続けました。

プロモーターですがボブ・アラムもユダヤ人。



https://fushiananome.superknova.org/archives/13327941.html