サウジアラビアが自国民がほとんど興味のない欧米スポーツ市場へ採算度外視で投資している〝真意〟がスポーツウォッシュであることは明白です。

それに対する批判的な意見が日に日に少なくなっているのも、ある意味で当然です。それがスポーツウオッシュの目的なのですから。

大きな視点では英国経済が、小さな視点ではカネロ・アルバレスまでが籠絡されてしまいました。

井上尚弥に至っては、犬のように自ら尻尾を振って躾けられてしまっています。メジャー競技の三苫薫とは大違いです。

…もちろん〝便所の落書き〟ブログでそんな話を深掘りするつもりはありません。

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矮小な視点で見れば、サウジのボクシング界への「功」はファンが見たいマッチアップが実現しないというこのスポーツの「大罪」を簡単に溶解したことです。

先日もここで書きましたが、現在のボクシング界を動かしているのはサウジアラビアです。

あれほど互いに憎悪をぶつけ合ってきたマッチルームもクイーンズベリーもプレミア・ボクシング・チャンピオンズもトップランクもゴールデンボーイ・プロモーションズも、リアドに行けば満面の笑みで握手どころかハグまでしてしまうのですから。

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このたった一枚の写真で「現在のボクシングシーンを誰が動かしているのか」がよくわかります。

井上陣営は今年のプランとして6月14日にラスベガスでアラン・ピカソ、12月にはサウジアラビアでムロジョン・アフマダリエフと防衛戦を行う予定を立てていました。

しかし昨日、トゥルキ・アラルシク長官が「I PREFER[NAOYA INOUE]AGAINST[JUNTO NAKATANI]〜(12月はサウジでアフマダリエフではなく、東京で)井上尚弥と中谷潤人の試合の方が見たい)」と声明。

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この長官の言葉を受けて「Naoya Inoue’s all-Japanese dustup against Junto Nakatani could arrive sooner than expected〜日本人の頂上決戦が期待しているよりも早まるかもしれない」と言う見方も散見できるようになりました。

この手のビッグファイトは「期待よりも遅くなる」「結局実現しない」ことも珍しくありませんでしたが「アラブの魔法のホウキ」はどんな障害物もいとも容易く履き清めてきました。

急転直下、今年大晦日の東京ドームで「早くて来年」と思っていたビッグファイトを見ることができるかもしれません。

…そうなると、最もワリを食うのはまたしてもアフマダリエフ。まあ、彼はそういう星の下に生まれたのかもしれません…。