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ラスベガス最高のアリーナはどこか?

先日も書いたようにザ・スフィアです。まだ、ボクシングの興業は未踏のアリーナ。最初に特設リングに上がるのは誰になるのでしょうか?

ーーーーーでは。

最高がザ・スフィアなら、最大は?

現状はアレジアント・スタジアムです。NFLのラスベガス・レイダースが本拠地とする、半透明の美しい屋根(開閉できない…)を持つ、キャパ6万5000人、ボクシングの試合ではフィールドなどにも席を追加、7万5000人近いシートがセットアップできます。

アレスタでボクシングの興行が行われたことはなく、今回が初めてとなります。




2028年からラスベガスに移転する〝オークランド〟アスレティックス(今季は様々な球場をサーカスするためMLB公式HPなどでは「オークランド」の地名は外されています)の新スタジアムも、まだ3年待たねばなりませんが、今から楽しみです。

マンダレイ・ベイに隣接、左中間の向こうにはMGMグランドガーデンも見えています。

このボールパークやアレジアント・スタジアムで試合ができる人気を持つファイターは、世界中探してもカネロだけですが、いつかメジャー(人気階級)で大活躍する日本人が現れて、ここに乗り込む日が来るでしょうか?

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私が米国プロボクシングに惹き込まれたのは、1980年代。

1970年代まで、メガファイトの代表的な舞台であったヤンキースタジアムやドジャースタジアムなど、巨大スタジアムでのイベントは完全に消滅してしまっていました。

それが無性に残念に思えたものです。

60年代〜70年代に世界最高のプロスポーツ選手として君臨したザ・グレーテストは米国のNYのヤンキースタジアム、ヒューストンのアストロドーム、ニューオーリンズのスーパードームの特設リングに上がり、海外でも英国アーセナル・フットボールスタジアム、ドイツ・フランクフルトのウォルフガング・サッカースタジアム、インドネシア・ジャカルタのゲロラ・ブン・カルノ・スタジアム、フィリピンのアラネタ・コロシアムなどでも試合を行いました。

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アリよりも一つ前の時代、40〜50年代にコアなファンや専門家から絶大な評価を集めたシュガー・レイ・ロビンソンはヤンキースタジアムやシカゴスタジアムはもちろんポログラウンズという、その名を目にしただけで私は実際に見たこともないくせに激しい郷愁と憧憬が掻き立てられてしまうスタジアムの特設リングにも上がりました。

「ポロスタジアム」でもなく「ポログラウンド」でもなく、「ポログラウンズ」という音もなんともソソられてしまいます。

私はポロ・ラルフローレンのマークにもある「馬に乗ってやるホッケー」の競技場だと思って、さらに意味不明の郷愁に焦悶え焦がれたものでしたが、馬でやるホッケーとは関係のない野球場だとわかったときは少しだけがっかりしました。

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それでも、ジャック・デンプシーやジョー・ルイス、フロイド・パターソンといった伝説もポログラウンズの特設リングに上がったのです。

そして、フライ級の神話パンチョ・ビラがジミー・ワイルドからタイトルを奪い、アジア初の世界王者となったのもフルハウスに客席が膨れ上がったポログラウンズでした。

地球上に世界チャンピオンが8人しかいなかった当時の文献からは、フライ級でも大きな尊敬が払われていたことが窺えます。

8人しかいないのですから、たとえ軽量級でも人気階級のオマケ的アンダーカードが指定席とか、有明アリーナで二日で6つの〝世界戦〟なんてバーゲンセールはあり得ません。

世界タイトルの叩き売りが日本でもサウジでも米国でも英国でも、あちこちで見ることができる、今の時代はもしかしたら〝店じまい〟閉店セールの時代なのかもしれません…。