WBAはムロジョン・アフマダリエフにジュニアフェザー級の暫定タイトルマッチを用意しました。

日程は12月14日、場所はモンテカルロ、相手はリカルド・エスピノサ、27歳のメキシカンです。

エスピノサの戦績は34戦30勝25KO4敗。4敗のうち二つはダニエル・ローマンとジョンリール・カシメロに喫したもので、当時WBOバンタム級暫定王者だったカシメロには最終回でストップされています。

4-Belt eraではアルファベットタイトルにありついても不思議ではない〝実力者〟ですが、ストラップを掴んでも直ぐ手放す穴王者。アフマダリエフが無難に勝利するはずです。

議論を呼ぶ判定に泣いたとはいえ、エスピノサ以下の雑魚マーロン・タパレスに大金星を許したことも、五輪メダリストのウズベキスタン人にとって、良薬になっていると思われます。

11月2日に30歳になるアフマダリエフに残された時間は多くはありません。

井上尚弥との対戦を熱望するのは当然ですが、WBAが暫定王座を作ることは、全く納得できません。

筋道立てて行動する、納得できる認定団体などそもそも存在するわけがないとはいえ、ヒルベルト・メンドサJr.会長が自ら「王者は各階級に一人だけ。暫定王座はもう設定しない」と打ち出した声明は何だったのでしょうか?

認定団体はその業態からして腐敗しているのは当然ですが、最も長きにわたってこの腐敗仕事を生業としてきたWBAが最も腐り切っているのもまた当然なのかもしれません。

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最近では、WBAがサウジアラビアに媚びへつらい、BoxRecの買収に乗り出しましたが、工作は失敗。

そこで、公認の記録会社をFight Fax社に乗り換えますが、このFF社はBoxRecに駆逐される形でとうの昔に消滅、実態はありませんでした。

FF社に選手データなどあるわけもなく、あろうことかBoxRecのデータを盗用、大問題になり、BoxRecはWBAとタイトルマッチを過去に遡ってその全てを削除、WBAの存在を否定しました。

これはスポーツの中での〝犯罪行為〟を越えたれっきとした犯罪ですが、どこまで追及できるかは不透明で、おそらくFF社の単独犯行ということにされるのでしょう。

そもそも実態のないFF社、資産ゼロでしょうから損害賠償を支払う能力もありません。

井上尚弥はWBAのスーパーベルトを返上すべきです。あんな団体に認定料を支払う必要はありません。

他の腐敗団体への見せしめにもなります。

ただ、井上本人は先日の会見でサム・グッドマンについて「ベルトを守るために避けられない相手」と表現しました。

井上がジュニアフェザー級で証明すべき何かが残っているとは思えません。

戦う相手がいるとしたら、井上の過去の対戦相手と比べても最も充実した肩書きを持つアフマダリエフくらい。

しっかりと準備をしてからでないと階級を上げない、という井上にとって「そこに旬の強豪がいるから」というのは階級アップのモチベーションにならないのでしょうが…。