大番狂せが2試合続いてメインイベントへ。





試合前にイスライル・マドリモフのグラント製グローブに、テレンス・クロフォードが「違うグローブにしろ」と言いがかりをつけましたが、カリフォルニア州ボクシング・コミッションはこのグローブで問題ないと承認。

すると、クロフォードもこのグローブに変更しましたが、ウォーミングアップを始めると裂けてしまい、開始時間が遅れています。

https://fushiananome.superknova.org/archives/21940594.html

「実は一番破壊力が高いのは(ナックル部分のパッドが厚い)グラント」というのは、一つの定説になっています。




いや、しかし。

ジャレッド・アンダーソンが過大評価のピエロであることはボクシングファンの誰もがわかっていましたが、タンク・デービスとの再戦が期待されていたイサック・クルスがここでつまずくとは。

ワシル・ロマチェンコとシャクール・スティーブンソンがリングサイドで舌戦。これから始まるジュニアミドル級戦は、この舌戦よりも面白いものになるでしょうか?

圧倒的有利とみられているクロフォードの不安材料は「36歳という年齢」に「この5年で5試合目、1年と5日のブランク」。

いつ、劣化や錆びの症状を曝け出しても不思議ではありません。


昨年のエロール・スペンス戦に続いてエミネム登場。ミニライブで新曲Houdiniを歌い上げました。



亀田興毅さんの興行では「音楽とか要らんねん、ボケが!」とバッサリ否定していたワタクシですが、エミネムです。

問答無用の超メジャーです。

しかも、ワタクシも大ファン。初めて Lose Yourself を聴いたときは不覚にも泣いてしまいました。

おお、今回もLose Yourselfを歌ってくれる!

ミニライブじゃなく、このまま2時間続けてくれてもええんやで、エムネムはん。



プロボクシングにはこの側面もあるから油断できません。

亀田さん、ごめんなさい。個人的な意見ですが、次元が違い過ぎます。

マドリモフの入場はレッチリのCan't Stop。盛り上がってきました!

サウジアラビア国家まで演奏するのか…大スポンサーだから当然なのか?ゴウンゴウンとスポーツウォッシングの洗濯機が回る音がスタジアムに轟いています。

マイケル・バッファー、お久しぶりな気がします。

Let's Get Ready to Rumbleeeeee!‼︎

さあ、始まります。


オープニングラウンドはジャブの差し合い、偵察戦。クロフォードは大方の予想通りにサウスポーを選択。こういうラウンドを無理やり10−9に振り分ける無能なジャッジが不可解な判定を生み出してしまう元凶です。

王者マドリモフ、クロフォード以上に慎重です。

前半6ラウンド終了。両者とも徐々に手数は増やしてきているものの、主導権は取れていないまま折り返し。

ブーイングがあちこちで湧くのも理解できる試合。両者とも勇気を振り絞れません。

ジャッジはかなり割れていそう。

第7〜8ラウンドはマドリモフの右クリーンヒットが目立つ。ちょっと効かされているか、クロフォード、どう立て直す?

両者とも決定的な場面をどう作るか?

ジャッジ泣かせの展開が続く中で、チャンピオンシップラウンドへ。

どちらが科学的に戦っているか?ではジャブを起点にコンビネーションをまとめるクロフォードか。

あらら、試合終了。煮え切らない試合でした。

判定はどっちに傾いてもおかしくありません。

オフィシャルは王者から見て113-115/112-116/113-115。

UDでクロフォードは4階級制覇達成。

クロフォードが判定までもつれこんだのは、2016年7月のビクトル・ポストル戦以来、8年ぶり。

今日一番盛り上がったのは、エミネムのミニライブでした。

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スタッツを見てもクロスゲームであったことが伺えます。

あんな出来で、さらに年齢を重ねて、カネロ戦は大丈夫か?共通の相手、アミール・カーンみたいにカネロの強打に失神KO負けしそうです。