まずは東京ドームの話の前に、5月4日のエディオンアリーナ大阪で行われるIBFバンタム級タイトルマッチ。

王者エマヌエル・ロドリゲスが今日、関空に降りたちました。

挑戦者の西田凌佑が番狂せを起こせば、アルファベット団体のバンタム級ストラップはWBA井上拓真、WBO中谷潤人に続き、日本人王者は3人を占めることになります。

同一階級で日本人が主要4団体のベルトを3つ占めるのは、史上初。「だから何なの?」と言われたら答えに窮しますが、翌々日の東京ドームで武居由樹がジェイソン・モロニーを下すとコレクション・コンプリートです。



オッズ(ロドリゲス4/9=1.44倍:西田9/5=2.8倍)の通りに1−2で、西田が不利と見られています。

精神的に脆弱なロドリゲスだけに突け入る隙は十分ですが、西田の決定力のなさは気になります。

怖さのない相手にはのびのび戦う31歳のプエルトリカンを、27歳の関西人がどこまで混乱させることが出来るか?

ロドリゲスも暫定も含めた世界戦で5戦3勝2敗でKOはゼロ、ハートの弱さとセットになった決定力の無さは折り紙つき。

決定力がないボクサー同士の対決ですが、西田の出方によってはKO決着もありそうです。






そして、本題(西田、すまん!5月4日に謝らせてくれ!)の東京ドーム。

アマプラのPV(と言えるのかどうかわかりませんが)は、どうなんでしょうか?「6年出禁の悪童が来日!」とか…。

ありし日のHBOやSHOWTIMEのPPVメガファイトのPVを見てしまってるだけに、そこまでちゃちく扱うなよと思ってしまいます。

井上尚弥が大方の予想通りに危なげなくメキシコの子猫ちゃんを粉砕すると、PFP1位返り咲きも十分あり得ます。

懸念材料は、またしても短命1位に終わる可能性です。

5月18日(オレクサンデル・ウシクvsタイソン・フューリー)と6月1日(アルツール・ベテルビエフvsドミトリー・ビボル)の、サウジアラビア開催の二つのUndisputed championship。

ジプシーキングは現状の実力が極めて不透明とはいえ、ウシクが50ポンド以上もバカデカい巨人を翻弄、あるいはストップするようなことがあると、これはもう歴代PFPが語られる世界に突入するかもしれません。

そして、くだらない試合ばかりを見せられてうんざりしているボクシングファンにとって、よだれダダ流しのベテルビエフvsビボル。この勝者がPFP1位に躍り出ても、説得力は十分すぎます。ましてやスペクタクルな結末なら。

散々、書いていますが、井上の対戦相手の残念さは悲劇的です。日本のボクシングファンには因縁のストーリーがあるネリですが、世界的評価は高くないだけでなく、ブランドン・フィゲロアのレフトオーバー(残飯)。

モンスターがファンも心躍るご馳走と巡り会える日は、永遠に訪れないのでしょうか?