西城正三:WBAフェザー級(1968年9月27日 - 1971年9月2日)

日本プロスポーツ大賞の第1回(1968年)受賞者。

この賞は沢村忠(1973年)、具志堅用高(1979/1980年)、辰吉丈一郎(1991年)、井上尚弥(2022年)も受賞、ボクシング、格闘技に比較的理解のあるアワードです。この4人の優劣をつけるのは難しいですが、日本列島を熱狂させたという点では井上だけが場違いかもしれません。




西城は大場政夫、沼田義明、小林弘、柴田国明とともに、世界王者を5人抱えていた黄金の70年代の1人。

大場は超人気者で王者のまま天国に旅立った伝説、沼田と小林がUndisputed champion、柴田国明はビセンテ・サルディバルら怪物的強豪を撃破した2階級制覇王者。

西城も5連続防衛に成功。ボクシングがメジャーだった時代に、日本人と足て初めて敵地でタイトルを奪取。シンデレラボーイと名を馳せた青年の存在感は特別でした。




柴田国明:WBC世界フェザー級(1970年12月11日 - 1972年5月19日)

西城に続いて、柴田も敵地でタイトル奪取。

ボクシング大国メキシコの歴代最高選手を挙げるとき、普通に上位に入ってくるビセンテ・サルディバルをTKOしてタイトルを強奪。

「誰に勝ったのか?」という大命題で、ファイティング原田に対抗できる史上唯一の日本人ファイター。

すでに2団体分裂の70年代でしたが、ジュニアライト級でもWBA、WBCをそれぞれ獲得、原田以来の2階級制覇を達成。

原田と同様に、日本では過小評価、というよりも忘却されている存在です。