122ポンド完全統一王者・井上尚弥の初防衛戦が「5月」「ルイス・ネリ」で内定しています。

29歳のメキシカンが日本のリングで何をしでかしたかを、知らないボクシングファンはいないでしょう。


井上尚弥は「順を追って指名(挑戦者)となった。挑戦者決定戦をこなしてきている。日本での過去の因縁を持ち込んで自分は試合しようとは思っていない。自分としてはそういう気持ちはない」と、あくまで、順序を踏んできた挑戦者としてネリを迎え打つ姿勢を示しました。

とはいえ、ネリ本人や陣営が過去の因縁を蒸し返すようなら話は変わるとして「向こうの陣営、もしくは本人が日本の過去のことを発言だったりで持ち込んでくるなら、その時の山中(慎介)さんを応援していたファンの方々の気持ちを持って臨みたいと思うし、向こうの出方次第。試合が決まれば、自分対ネリの戦いだと思ってしっかり戦っていきたい」と、この試合が山中と日本のボクシングファンにとっては特別な意味も持っていることは承知の上です。

山中も「もう6年近く経つので怒りとかは全然なかったんですが…最近どこかのメディアの記事を見たら、ネリが山中戦は凄くイージーだったと書いてあったので、ますます井上尚弥を応援したくなった」と吐き出しているように、何のシコリもないわけがありません。

山中の言葉を受けた井上も「山中さんもイベントで笑い半分で話せていると思うが、内心は当時の気持ちが残っていると思う。本当に負けられない戦いだなと。ここで自分が負けたらネリに日本人がなめられる。そういうところになってくると思うので必ず勝ちたい」と、〝仇討ち〟であることをはっきり意識しています。

いいですねぇ〜。

〝プロレス的な舞台〟が整いました。実に面白い、です。

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「カラム・スミスを圧倒的に打ち負かしたロシア人のドーピング検査は陰性だったけど異常はあったらしい…」。英国は納得してないようですが、陰性だったらグダグダいうな!納得できなければ更なる検査をするか、ロシア人を完全Bサイドで干からびさせて再戦し、弱りきったベテルビエフを叩きのめせばいいだけ。それができないからカナダ開催になったんだし。


今更ですが、ネリを「悪童」と表現しているのは日本だけです。

超小物のネリが日本でやった〝悪行三昧〟は、世界のボクシングシーンでは当たり前の風景です。ネリに「悪童」を付けてたら、何人のボクサーに「超悪童」「超超悪童」「超超超悪童」…を付けなければならないか、気が遠くなります。

さらに、ドネア2でラップされた新品グローブを密室で開封した井上も「悪童」と呼んでも、暗愚な井上信者ですら文句はないでしょう。

となると、5月は「悪童対決」です。

もちろん、ここは日本。そして、プロボクシング。Bサイドの貧民で人気ゼロ、米国で疎んじられたドネア如きが井上に文句を言うなんて、身分をわきまえろって話です。「文句あるなら、試合しないぞ(メイウェザーのマイダナ2の台詞)」は、このスポーツでは当然。

とはいっても「世界的には普通にあることだし、ネリなんて無名の小物だからどうでもいいや」と看過することは、山中慎介を愛した日本のファンにとっては許すことは出来ません。

世界では当たり前でも、日本でスター選手にやったら〝重犯罪〟になるのです。


「その国」で見る視角と「世界」の視角が全く違うことは、普通によくあることです。

大谷翔平は、日本や米国のアジアコミュニティではデミゴッド(ほとんど神)ですが、米国の一般スポーツファンでは知らない人も多く、欧州では全く無名。

井上に至っては、日本のボクシングファンでは有名でも、世界的には倒錯的なボクシングマニア以外では無名の存在です。


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このブログでも注目した、先月の「アルツール・ベテルビエフvsカラム・スミス」。

あのフィニッシュを目撃して、日本も含めて世界は「ベテルビエフ、ヤバい」と戦慄しましたが、英国では「ロシア人の血には何かが混ざってる?(ドーピングしてる)」と、なんか納得していません。



とりあえずは。

興行を盛り上げるためにも、ネリが大人しくなって、山中を謝罪訪問するとかはやめて欲しいですね。