長らく販売不振に苦しんだリング誌が、創刊100周年の節目、2022年で廃刊しました。

ずっと定期購読してきた私にとって、リング誌がポストに届かない2年目の季節を迎えています。

リング誌の最終号、その表紙を100年前、1920年代のスーパースター、ジャック・デンプシーが飾ったのには、悔恨の意味が込められていました。

102年前、リング誌1922年2月号の表紙には稀代のヤマ師テックス・リカードと、英国貴族のロード・ロンズデール、ボクシングで一儲けを企む二人の男が並んでいました。

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リング誌は、最初からファン・ファーストで創刊されたのではありませんでした。

本当なら、創刊号の表紙はジャック・デンプシーをおいて他になかった…その悔恨を込めた、100年目の〝やり直し〟でした。

ファンとボクサーを置いてけぼりにして、リカードやロンズデール的なものたちが利益を貪ってきたプロボクシングの歴史をおさらいしましょうか。