もし、ワシル・ロマチェンコが日本人なら?

五輪でフェザーとライト級で金メダルを獲得したアマチュアから大きな注目を浴び、プロでも3階級制覇、2017年には全米ボクシング記者会とリング誌の年間最高選手賞に輝き、多くのメディアで1年以上もPFPキングと評価されました。

もし、ロマチェンコが日本人なら破格の人気を呼び、日本のボクシングファンは今とは全く違う風景を目撃していたはずです。

東京ドームのリングに上がった那須川天心や、PFP瞬間1位の井上尚弥の注目や評価が、ロマチェンコの輝きの前に霞んでいたことは間違いありません。

しかし、悲しいかな、ウクライナ人です。

次の試合は、来春4月14日、IBFライト級王者決定戦、完全敵地オーストラリアの巨大スタジアムでジョージ・カンボソスJr.と拳を交えることが内定したそうです。

直近5試合を3勝2敗のロマチェンコは、自身のキャリアについて「長くやるスポーツじゃない。35歳で引退して故郷で釣りでもしながら悠々と暮らす」と語っていた、その年齢に達しました。

まさか、カンボソスに敗れるとは思えませんが、いや、思いたくありませんが、完全敵地です。

ロマチェンコに不利な狭いリングや柔らかいキャンバスが待ち受け、微妙なラウンドはタフネスだけが取り柄のオージーに流れるかもしれません。

まあ、それも含めてプロボクシングです。

どこで生まれるか?どの民族か?

日本人ボクサーも、その利益を十分に享受してきました。



それでも、久しぶりに見たいですね。ノマスチェンコ勝ち。