那須川天心です。

井上尚弥に次ぐ、現在の日本ボクシング界で最強王者の二人を差し置いて興行の顔となり、フェザー級8回戦のリングに上がります。 

ボクシング史上、キックボクサーからの転向で最も成功したのはビタリ・クリチコですが、キック時代の人気・実績では天心が遥かに上。この人気と実績が、強豪世界王者を脇役にしてセンターに立っている原動力です。

 デビュー戦で与那覇勇気をスピードと技術で圧倒した天心の実力が、日本王者レベルであることは明らかになりました。

そこから、どれだけの上積みがあるのか?あるいは、ないのか? 

現役のメキシコ・バンタム級王者とはいえ、ルイス・グスマンの実力は日本王者以下でしょう。与那覇戦で見せたスピードと技術だけでなく、倒して魅せることも求められる相手です。

もし、この相手を倒せないようなら、またそぞろアンチの声が元気づくでしょう。

個人的には、那須川天心は、今のボクシング界にとって歓迎すべき存在です。「ボクシング転向で一般メディアから取材されるのが新鮮だった」と感激を語っていますが、一般メディアが食いつくのは那須川天心だから。 

井上尚弥との対戦について聞かれると「まだそんなことを言える立場じゃない」と答えていましたが、そういうことです。彼が「そんなことを言える立場」を目指しているのは明らかです。

仕組まれたマッチメイクで、弱い相手と戦って世界タイトルをゲットーーーそれが可能なのが4-Belt Eraです。天心がそんなチンケなゴールを目指しているわけがありません。

天心がもう一度フルハウスの東京ドームにセットされた特設リングに立つ日がいつになるのか?日時は決まっていませんが、相手はフィックスしています。