井上尚弥が見事に4階級制覇、WBC /WBOジュニアフェザー級王者スティーブン・フルトンを8ラウンドでストップしました。
最初のダウンを奪ったのが、左ボディから右の強打。初回から繰り返していたコンビネーションでしたが 、心身ともに消耗したフルトンは反応できませんでした。

その①フルトンはフェザー級で通用しない。
無敗とはいえクロスゲームが多かったフルトン。
中盤には井上にパンチをヒットする場面も作りましたが、それは井上がフルトンのパンチを「軽い」「もらっても大丈夫」と見切ったからでしょう。スタッツで紹介した通り、超攻撃型ファイターの井上は被弾も少なくありません。
ジュニアフェザーでも「全く怖さのない」フルトンがフェザーに上がったらどうなるのか?
勇気も見せてくれたフルトンですが、リングに残ってコメントして欲しかったです。米国のメガファイトのように、これからは契約にも盛り込むべきでしょう。
その②タパレスは井上の敵ではない。
議論を呼ぶ判定でムロジョン・アフマダリエフを大番狂せで破ってWBA /IBFジュニアフェザー級王者となったマーロン・タパレスですが、井上にとってはオーダーメイド。
タパレスのスタッツはフルトン以上に悲惨です。攻撃力も中途半端で、防御はザル、そして逃げ足もない…。
その③今日限定では、井上のパワーはバンタムの〝それ〟ではない。
後ろ重心で防御優先のフルトン相手とはいえ、ポール・バトラーのように逃げ回ったわけではありません。スタミナも装甲も消して強いわけでないフルトンを仕留めるのに8ラウンドかかってしまいました。
パンチ力だけでなく、プレッシャーまで含めた広義のパワーで、井上はスケールダウンしているように見えました。
122ポンド初戦で判断することではありませんが。
その④ジュニアフェザー級に敵はいないが、金脈はある。
この階級には、亀田和毅、ルイス・ネリ、ジョンリール・カシメロの〝悪童三兄弟〟という興行的に美味しい、井上にとっては最高に美味しいご馳走が並んでいます。
これは、一つずつご賞味すべき。特に、和毅とネリはいつ誰に負けても不思議ではありません。
年内に完全統一、来年は〝悪童三兄弟〟のグルメツアーで良い気もしますが、井上もすでに30歳。こんなとこで道草してる場合じゃないか?
その⑤現時点ではロベイシ・ラミレスは危険極まる相手
このイベントに組み込まれたキューバの「電車」が、清水聡戦で見せた機動力とテクニック、パワー、緩急はフルトンとは次元が違います。
122ポンドを獲ったばかりで何を言い出すんだ?という話でしょうが、井上はそういう〝語り〟にあげるタレントです。
「日本で好きにできる階級じゃなくなる、マーケットがアメリカやイギリスに変わる」(村田諒太)という境目のフェザー級。
そこで、ラミレスを倒そうものなら「井上は米国では誰も知らない」(マイク・タイソン)なんて誰も言えなくなります。
ただ、ラミレスがいつまで〝境目〟に滞在するかは未知数。すれ違いになるかもしれません。
その⑥PFP1位は確実?
週末のエロール・スペンスJr.とテレンス・クロフォードのウエルター級完全統一戦。勝者が、井上vsフルトンと同等のインパクトを残せばPFP1位は混沌としますが、ぐだぐだの塩試合なら井上の1位返り咲きでしょう。
「PFPは個人的にどうでもいい」(村田)という意見はよく分かりますが、私も個人的にPFPは大好きなのです。もちろん権威があるとかそういうふうに思ってるわけではなく、お遊びとして楽しいものです。
その⑦井上尚弥は2023年Fighter Of The Yearの最右翼。
現時点ではそう言えるでしょう。
リング上で井上がタパレスに呼びかけた「年内に(完全統一戦)をやりましょう」が現実になれば、井上の勝利はほとんど確実。
ここで勝てば全米ボクシング記者協会の「シュガー・レイ・ロビンソン賞」の可能性は限りなく高くなります。
ただ、南蛮の毛党どもはクリスマス休暇を取りやがるので、大晦日に試合しちゃいけません。12月中旬までに試合をセットして下さい。
その⑧井上尚弥は慢性的に拳の不安を抱えている。

今回、ウィニングのグローブを左右ともしっかり振り回していた井上。
拳の故障は完治しているように思えますが、随所の発言から、フロイド・メイウェザーのように慢性的な不安は抱えているのかもしれません。
これからはウィニングで通した方が良いように思えます。
最初のダウンを奪ったのが、左ボディから右の強打。初回から繰り返していたコンビネーションでしたが 、心身ともに消耗したフルトンは反応できませんでした。

その①フルトンはフェザー級で通用しない。
無敗とはいえクロスゲームが多かったフルトン。
中盤には井上にパンチをヒットする場面も作りましたが、それは井上がフルトンのパンチを「軽い」「もらっても大丈夫」と見切ったからでしょう。スタッツで紹介した通り、超攻撃型ファイターの井上は被弾も少なくありません。
ジュニアフェザーでも「全く怖さのない」フルトンがフェザーに上がったらどうなるのか?
勇気も見せてくれたフルトンですが、リングに残ってコメントして欲しかったです。米国のメガファイトのように、これからは契約にも盛り込むべきでしょう。
その②タパレスは井上の敵ではない。
議論を呼ぶ判定でムロジョン・アフマダリエフを大番狂せで破ってWBA /IBFジュニアフェザー級王者となったマーロン・タパレスですが、井上にとってはオーダーメイド。
タパレスのスタッツはフルトン以上に悲惨です。攻撃力も中途半端で、防御はザル、そして逃げ足もない…。
その③今日限定では、井上のパワーはバンタムの〝それ〟ではない。
後ろ重心で防御優先のフルトン相手とはいえ、ポール・バトラーのように逃げ回ったわけではありません。スタミナも装甲も消して強いわけでないフルトンを仕留めるのに8ラウンドかかってしまいました。
パンチ力だけでなく、プレッシャーまで含めた広義のパワーで、井上はスケールダウンしているように見えました。
122ポンド初戦で判断することではありませんが。
その④ジュニアフェザー級に敵はいないが、金脈はある。
この階級には、亀田和毅、ルイス・ネリ、ジョンリール・カシメロの〝悪童三兄弟〟という興行的に美味しい、井上にとっては最高に美味しいご馳走が並んでいます。
これは、一つずつご賞味すべき。特に、和毅とネリはいつ誰に負けても不思議ではありません。
年内に完全統一、来年は〝悪童三兄弟〟のグルメツアーで良い気もしますが、井上もすでに30歳。こんなとこで道草してる場合じゃないか?
その⑤現時点ではロベイシ・ラミレスは危険極まる相手
このイベントに組み込まれたキューバの「電車」が、清水聡戦で見せた機動力とテクニック、パワー、緩急はフルトンとは次元が違います。
122ポンドを獲ったばかりで何を言い出すんだ?という話でしょうが、井上はそういう〝語り〟にあげるタレントです。
「日本で好きにできる階級じゃなくなる、マーケットがアメリカやイギリスに変わる」(村田諒太)という境目のフェザー級。
そこで、ラミレスを倒そうものなら「井上は米国では誰も知らない」(マイク・タイソン)なんて誰も言えなくなります。
ただ、ラミレスがいつまで〝境目〟に滞在するかは未知数。すれ違いになるかもしれません。
その⑥PFP1位は確実?
週末のエロール・スペンスJr.とテレンス・クロフォードのウエルター級完全統一戦。勝者が、井上vsフルトンと同等のインパクトを残せばPFP1位は混沌としますが、ぐだぐだの塩試合なら井上の1位返り咲きでしょう。
「PFPは個人的にどうでもいい」(村田)という意見はよく分かりますが、私も個人的にPFPは大好きなのです。もちろん権威があるとかそういうふうに思ってるわけではなく、お遊びとして楽しいものです。
その⑦井上尚弥は2023年Fighter Of The Yearの最右翼。
現時点ではそう言えるでしょう。
リング上で井上がタパレスに呼びかけた「年内に(完全統一戦)をやりましょう」が現実になれば、井上の勝利はほとんど確実。
ここで勝てば全米ボクシング記者協会の「シュガー・レイ・ロビンソン賞」の可能性は限りなく高くなります。
ただ、南蛮の毛党どもはクリスマス休暇を取りやがるので、大晦日に試合しちゃいけません。12月中旬までに試合をセットして下さい。
その⑧井上尚弥は慢性的に拳の不安を抱えている。

今回、ウィニングのグローブを左右ともしっかり振り回していた井上。
拳の故障は完治しているように思えますが、随所の発言から、フロイド・メイウェザーのように慢性的な不安は抱えているのかもしれません。
これからはウィニングで通した方が良いように思えます。
コメント
コメント一覧 (12)
試合後インタビューで井上尚弥は序盤ラウンドを終えてインタビュアーに「フルトンが3〜4ラウンドで慣れたように見えたが」との質問に「(フルトンが)慣れたというか、自分がペースを落としたというか」答えていることから、あえてペースダウンすることで撒き餌を蒔いたことを仄めかしています。とすれば、バンタムでよく戦った性質の相手とはこの試合の井上尚弥はだいぶ違うのではないかと。パワーに関しては次以降で評価されるのかもしれませんね。
そして次といえばタパレスの話が上がってきていますが、なんか今年4団体統一した後は来年、ネリとかカシメロといったスーパーバンタムの有力者を撫で切りにするつもりがある、とかいう噂が。もしかしたらスーパーバンタムは通過点とはいえ途中下車してある程度時間を潰すのかもしれません。(その方が井上尚弥らしいといえばそうですが)
いずれにせよ、こういう長めの伏線のあるボクシングもできる、ということで今後の井上への挑戦者も対策しづらくなってくるでしょう。引き出しを開けていくという事はそれまでほどの余裕がない、とも言えますが、井上を見るとどんどん強くなっていっているように感じます。次も強い井上尚弥が見られることを期待しています。
…でも、久しぶりに勝てるかどうかわからない相手で素直に井上尚弥を応援できた気がするなぁ。
フシ穴の眼
が
しました
フシ穴の眼
が
しました
初めて拝見させてもらいました。
ジャブ、ワンツー、ボディジャブは速くてインパクト
ありました。
引き足が早く、フルトンのパンチを空振りさせました。
見事です。ホントにお手本です。
フルトンは動きまわると、思いましたが、
井上尚弥の横の動きとジャブとワンツーが速くて
動けなかったのでしょうか?、
井上尚弥は
カシメロ、ネリ、亀田3号を飛び越えて統一戦を
おこないたいところ。
フェザー級はミスマッチ
フシ穴の眼
が
しました
フェザーに上げる時は相手選びは慎重に。スーパーフェザーでは相手を選んでも厳しいと思います。フェザーでベルトを獲ってスッと引退。そして伝説へ・・、が引き際としてベストではないでしょうか。
フシ穴の眼
が
しました
井上のレガシーに全く必要無いですし、あんな奴らに稼がせたくないです。
電車はどうでしょうね。
今すぐやっても五分五分くらいかと思います。
フシ穴の眼
が
しました
フシ穴の眼
が
しました
フルトンだから良かったですが、あれがフェザー級のパワーパンチャーだったらと考えるとぞっとします
フェザーに上げるときはスタイルガラッと変えないといけないでしょうね。それこそメイウェザーみたいに
フシ穴の眼
が
しました
次は何処から何円で配信されるかわからない
フシ穴の眼
が
しました
判定行くかなーと思っていた矢先のKOは見事でした
パワーのスケールダウンは同じことを思いましたね
まさか前に出て来られるとは思ってなかったので
フルトン後のタパレスは正直茶番に見えてしまいます(笑
ほんとSバンタムにはめぼしい相手がいないのでなるべく早くフェザーに上がって欲しいです
フシ穴の眼
が
しました