ニューヨークタイムズが「2023年に行くべき世界の52ヶ所」に岩手県盛岡市をロンドンに次ぐ第2位に選びました。

盛岡。

ずーっと大昔に、住んでいました。

盛岡城址の石垣のふもとに、確か武徳殿という名の、剣道場があって、小学1年生からバスで通っていました。

父親の仕事の都合で、2年足らずで引越してしまいましたが、野球を始めたのも盛岡でした。

六年生を相手に剣道の対外試合に出場させてもらい、何も出来ずに負けてしまい、道場の先生に「負けるのは全然構わない。でもお前ならもっと出来たはず」と、結構厳しく叱責されて、野球の方が興味があったこともあり、やめてしまいました。

私がどうしようもなく性悪なのは、先生が私に期待しているのを知っていたからです。

挨拶もせずに道場から遠ざかった私は、母親から「やめるならちゃんと挨拶しないとダメだ」と諭されて、母親と道場に行きました。

先生は、私に厳しく接したことを母親に丁寧にお詫びし、私にも謝ってくれましたが、母親は事情をすぐに理解したふうで、先生に「こちらこそ申し訳ありません」と頭を下げていました。

冬の道場はとにかく寒く、冷たく、練習はそれなりに厳しく、ずっと大きな上級生と試合させられる…今思えばものすごくやりがいのある環境だったのに、私は逃げ出しました。

最初に書こうとしたことから大きく脱線してしまいましたが、ニューヨークタイムズもいい加減です。

どこに行こうかと考えて、ロンドンと盛岡で迷う人はあまりいないでしょう。

…会社でそんな世間話を聞きましたが、ニューヨークタイムズのその記事を読んだわけではありません。

実際に読むと「なるほど」と唸るような記事かもしれません。



しかし、盛岡はいいところでした。