マニー・パッキャオの引退、リング誌とボクマガの廃刊と大好きなモノを立て続けに取り上げられてしまった俺は、自暴自棄になって酒浸りの日々を過ごすかと思いきや、ボクマガ廃刊の頃、つまり今年の夏から酒量が劇的に減っているのです。
相変わらず、飲むときは飲むのですが、毎晩浴びるように飲むことはなくなり、週に何回か完全休肝日を作ることが出来ているのです。
これは俺の意志の力なんぞではなく、この一年のパッキャオ引退、リング誌廃刊のショックなのです。

会社の馬鹿者どもや、家族が「病気じゃないか」と、本当は心配なんかしてないくせに心配するが、違うわい!
行きつけのバーのマスターが「自己破産して酒飲めなくなったって聞きましたけど、タダで飲ませますよ」とか、くだらん冗談も要らんねん!

真面目な話を少しすると、パッキャオ+リング誌ロスに加えて、お盆にあった母校の高校生たちとメールでいろんな話をするときに、真剣な相談に泥酔して答えるのもなんだか気が引けたというのもあります。
というわけで、パッキャオロスを包み隠さず曝け出し、吐き出し、嘔吐までする新シリーズの開幕です。
パッキャオのことは俺に訊け!
…試合を見たのは寺尾戦とレドワバ戦だけですが…それでも、…
パッキャオのことは俺に訊け!
…チャチャイ戦は「やっぱりパンチャーは得やなあ」と思い、体重超過でタイトル剥奪され「タイの秤が…」と言い訳したパッキャオに、もう2度と見たくないわ!と悪態ついてた俺ですが…それでも、…
パッキャオのことは俺に訊け!
デラホーヤ戦では「カネと名誉欲も、ここまで行き過ぎると醜い、そして高い代償を払うことになる」なんて絶対惨敗すると思ってました…それでも…
パッキャオのことは俺に訊け!
なんでも知ってるわけじゃなく、誰でも手に入る活字や動画の知識しかないけど…それでも、…
パッキャオのことは俺に訊け!
この酔っ払いの殴り書きをお読みになっている方は、とうにお気づきでしょうが、ボクシングを見ることは大好きでも、アメリカのプロモーターとテレビ局に仕組まれたボクシングは大嫌いです。
全くお呼びでないアジアの軽量級選手が奴らの台本をことごとく引き裂いたら、どんなに面白いだろうと高校時代から夢想していましたが、そんな夢想花など咲くはずもありません、…そのはずでした。
その花が咲くということは、階級も人種も米国ボクシング界に横たわる差別を破壊する、下克上にもほどがある異端のヒーローが登場するということです。
映画「ロッキー」ですら白人のヘビー級が主人公、つまり奴らが書いた台本の中の出来事だったというのに。
絵空事でも描けない現実が、起きたのです。
山田 (IP:203.181.9.160)
>>5
井上を評議する時に「現在はバレラのようなスターがいない」と言う人がいますが、パッキャオはバレラに勝ったからスターになったのでは無く、デラホーヤに勝ったからスターになったのでは無いでしょうか?
===独断と偏見のご回答===
これは米国リングの「スター」をどう定義するか、です。
スターの物差しは人気、注目度、つまりはどういう露出の仕方なのか、ファイトマネーはいくらなのか、席料はいくらなのか?そういうことです。
スターの「階段」をざっくり5つのステージに分けてみました。
【スターの階段・第1段】世界王者になれば「スター」なのか?
■考察■ストロー級〜フェザー級、米国で関心が極端に低いクラスでも世界王者になると「スター誕生」と表現されますが「試合が面白いメキシカン」など特別な付加価値がない限り、軽量級ではスターになれません。
「世界王者」「PFP」という看板を掲げた井上尚弥はスターを夢見てラスベガスに挑戦しましたが「アジア人」「軽量級」という重すぎる十字架に押し潰されて、可哀想に日本に逃げ帰るしかありませんでした。
不人気階級で無双する井上には残酷な言い方になりますが、世界タイトルやPFPは「スター」(人気・注目度)とは全く関係ありません。バンタム級でどんなに大暴れしても、彼らの視界には入らないのです。
いや…クロフォードのように不人気ならまだ良いのですが、井上の場合は「不認知」。井上は嫌われてすらいないので、一番悲惨です。
【スターの階段・第2段】人気階級、ライト級から上のクラスで世界王者になれば「スター」なのか?
■考察■ジェイソン・マロニーとジョージ・カンボソスはボクサーとしての専門家評価は前者の方が圧倒的に上ですが、米国や豪州での人気・注目度は比較するのが馬鹿らしいほど圧倒的に後者です。
他のスポーツではまずお目にかかれないパラドックス、その理由は「バンタム級とライト級だから」の一言で簡単に説明がつきます。それだけの理由です。
米国ボクシングは、どこまでも残酷です。
【スターの階段・第3段】ショータイムやフォックスで全米生中継されるビッグイベントでメインを張れば「スター」なのか?
■考察■かつて、ティモシー・ブラッドリーは「夢」を聞かれて「HBOやショータイムのボクシング番組のメインイベンターになること」と答えています。大手テレビ局が年間予算を組むボクシング番組で主役の一人になることはプロボクサーの「夢」です。
このステージに立てるのは「人気階級の世界王者」が相場です。
「ジュニアライト級なんて埋もれてしまう」なんて弱音を吐くようでは、リングの中でも外でも認知されずに埋もれてしまうしかありません。
【スターの階段・第4段】ショータイムやフォックス、DAZNの高額PPVイベントで歩合収入が入るメインカードに出場したら「スター」なのか?
■考察■大手テレビやネット配信のボクシング番組は、予算や定額視聴料ではカバーできない巨額のファイトマネーを用意しないと動かせないスター選手にはPPVを発動して資金を集めます。
このステージになると人気階級やタイトルを超えて、スターの名前が大きくなります。
石橋貴明は薪を焚べながら、井上に「カシメロが騒げば騒ぐほどPPVがガッポガッポでしょう〜」と意味不明の妄言を吐いていましたが、アジア人同士のバンタム級の試合と米国の大手PPVほど無関係な事象はありません。
【スターの階段・最上段】フォーブス誌のアスリート長者番付に名前を刻めば「スター」なのか?
■考察■スターダムの頂点です。ここで「スター」でなければ、誰を「スター」と呼べばいいのだ?というステージです。
錦織圭のように実力的には上のプレーヤーを何人(何十人?)も差し置いて長者番付にリストアップされるケースは、複雑な感情を拭えませんが、ここで語っている「スター」は人気オンリーで測定しています。
「マルコ・アントニオ・バレラに勝ったパッキャオ」が、この階段のどこに足をかけているのかを見ると「ライト級以上の人気階級で世界王者」の第2段すら踏み外しています。
当時のバレラはリング誌とLinealの世界王者でしたが、クラスはフェザー級。人気階級とは到底言えません。
しかし、バレラは特別な付加価値を満載した、紛う事なきスターでした。もちろん、PFP3位など付加価値としては矮小です。
「ヒスパニックが熱狂するスタイルを持つメキシカン」「軽量級で異彩を放っていたナジーム・ハメドを嬲りものにして完勝」「ゴールデンボーイ・プロモーションズとヘビー級並みの大型契約締結」…あの試合はスターの階段の「第2段」を飛び越えて「第3段」に踏み込んだ正真正銘のビッグファイトでした。
HBOのボクシング番組で最上位のChampionship枠のメイン、会場はテキサス州サンアントニオ、アラモドーム。
米国のボクシングファンがマニー・パッキャオが何者なのかをはっきり認識したのは、スターの階段で「最上段」に立っていたオスカー・デラホーヤのメガファイトでセミファイナルをつとめた2001年6月23日のMGMグランドガーデンアリーナではありません。
2003年11月15日、もうすぐちょうど19年前になるアラモドーム、耳をつんざく360度メキシカンの大応援を聞いたフレディ・ローチが「100%完全アウエーとはこういうことだ」と笑った、あのアラモドームです。
もちろん「デラホーヤに勝ったからスターになった」という見立ては、この階段の「最上段」に辿り着いたという点ではその通りです。
デラホーヤ戦の1試合で、それまでのキャリア52試合で積み重ねた20億円の生涯収入を上回る報酬(ファイトマネー+PPV歩合+スポンサー収入)を手にしたのですから「バレラ戦でスタートしたスターロード、そのゴールテープをデラホーヤ戦で切った」と言えるでしょう。
相変わらず、飲むときは飲むのですが、毎晩浴びるように飲むことはなくなり、週に何回か完全休肝日を作ることが出来ているのです。
これは俺の意志の力なんぞではなく、この一年のパッキャオ引退、リング誌廃刊のショックなのです。

会社の馬鹿者どもや、家族が「病気じゃないか」と、本当は心配なんかしてないくせに心配するが、違うわい!
行きつけのバーのマスターが「自己破産して酒飲めなくなったって聞きましたけど、タダで飲ませますよ」とか、くだらん冗談も要らんねん!

真面目な話を少しすると、パッキャオ+リング誌ロスに加えて、お盆にあった母校の高校生たちとメールでいろんな話をするときに、真剣な相談に泥酔して答えるのもなんだか気が引けたというのもあります。
というわけで、パッキャオロスを包み隠さず曝け出し、吐き出し、嘔吐までする新シリーズの開幕です。
パッキャオのことは俺に訊け!
…試合を見たのは寺尾戦とレドワバ戦だけですが…それでも、…
パッキャオのことは俺に訊け!
…チャチャイ戦は「やっぱりパンチャーは得やなあ」と思い、体重超過でタイトル剥奪され「タイの秤が…」と言い訳したパッキャオに、もう2度と見たくないわ!と悪態ついてた俺ですが…それでも、…
パッキャオのことは俺に訊け!
デラホーヤ戦では「カネと名誉欲も、ここまで行き過ぎると醜い、そして高い代償を払うことになる」なんて絶対惨敗すると思ってました…それでも…
パッキャオのことは俺に訊け!
なんでも知ってるわけじゃなく、誰でも手に入る活字や動画の知識しかないけど…それでも、…
パッキャオのことは俺に訊け!
この酔っ払いの殴り書きをお読みになっている方は、とうにお気づきでしょうが、ボクシングを見ることは大好きでも、アメリカのプロモーターとテレビ局に仕組まれたボクシングは大嫌いです。
全くお呼びでないアジアの軽量級選手が奴らの台本をことごとく引き裂いたら、どんなに面白いだろうと高校時代から夢想していましたが、そんな夢想花など咲くはずもありません、…そのはずでした。
その花が咲くということは、階級も人種も米国ボクシング界に横たわる差別を破壊する、下克上にもほどがある異端のヒーローが登場するということです。
映画「ロッキー」ですら白人のヘビー級が主人公、つまり奴らが書いた台本の中の出来事だったというのに。
絵空事でも描けない現実が、起きたのです。
山田 (IP:203.181.9.160)
>>5
井上を評議する時に「現在はバレラのようなスターがいない」と言う人がいますが、パッキャオはバレラに勝ったからスターになったのでは無く、デラホーヤに勝ったからスターになったのでは無いでしょうか?
===独断と偏見のご回答===
これは米国リングの「スター」をどう定義するか、です。
スターの物差しは人気、注目度、つまりはどういう露出の仕方なのか、ファイトマネーはいくらなのか、席料はいくらなのか?そういうことです。
スターの「階段」をざっくり5つのステージに分けてみました。
【スターの階段・第1段】世界王者になれば「スター」なのか?
■考察■ストロー級〜フェザー級、米国で関心が極端に低いクラスでも世界王者になると「スター誕生」と表現されますが「試合が面白いメキシカン」など特別な付加価値がない限り、軽量級ではスターになれません。
「世界王者」「PFP」という看板を掲げた井上尚弥はスターを夢見てラスベガスに挑戦しましたが「アジア人」「軽量級」という重すぎる十字架に押し潰されて、可哀想に日本に逃げ帰るしかありませんでした。
不人気階級で無双する井上には残酷な言い方になりますが、世界タイトルやPFPは「スター」(人気・注目度)とは全く関係ありません。バンタム級でどんなに大暴れしても、彼らの視界には入らないのです。
いや…クロフォードのように不人気ならまだ良いのですが、井上の場合は「不認知」。井上は嫌われてすらいないので、一番悲惨です。
【スターの階段・第2段】人気階級、ライト級から上のクラスで世界王者になれば「スター」なのか?
■考察■ジェイソン・マロニーとジョージ・カンボソスはボクサーとしての専門家評価は前者の方が圧倒的に上ですが、米国や豪州での人気・注目度は比較するのが馬鹿らしいほど圧倒的に後者です。
他のスポーツではまずお目にかかれないパラドックス、その理由は「バンタム級とライト級だから」の一言で簡単に説明がつきます。それだけの理由です。
米国ボクシングは、どこまでも残酷です。
【スターの階段・第3段】ショータイムやフォックスで全米生中継されるビッグイベントでメインを張れば「スター」なのか?
■考察■かつて、ティモシー・ブラッドリーは「夢」を聞かれて「HBOやショータイムのボクシング番組のメインイベンターになること」と答えています。大手テレビ局が年間予算を組むボクシング番組で主役の一人になることはプロボクサーの「夢」です。
このステージに立てるのは「人気階級の世界王者」が相場です。
「ジュニアライト級なんて埋もれてしまう」なんて弱音を吐くようでは、リングの中でも外でも認知されずに埋もれてしまうしかありません。
【スターの階段・第4段】ショータイムやフォックス、DAZNの高額PPVイベントで歩合収入が入るメインカードに出場したら「スター」なのか?
■考察■大手テレビやネット配信のボクシング番組は、予算や定額視聴料ではカバーできない巨額のファイトマネーを用意しないと動かせないスター選手にはPPVを発動して資金を集めます。
このステージになると人気階級やタイトルを超えて、スターの名前が大きくなります。
石橋貴明は薪を焚べながら、井上に「カシメロが騒げば騒ぐほどPPVがガッポガッポでしょう〜」と意味不明の妄言を吐いていましたが、アジア人同士のバンタム級の試合と米国の大手PPVほど無関係な事象はありません。
【スターの階段・最上段】フォーブス誌のアスリート長者番付に名前を刻めば「スター」なのか?
■考察■スターダムの頂点です。ここで「スター」でなければ、誰を「スター」と呼べばいいのだ?というステージです。
錦織圭のように実力的には上のプレーヤーを何人(何十人?)も差し置いて長者番付にリストアップされるケースは、複雑な感情を拭えませんが、ここで語っている「スター」は人気オンリーで測定しています。
「マルコ・アントニオ・バレラに勝ったパッキャオ」が、この階段のどこに足をかけているのかを見ると「ライト級以上の人気階級で世界王者」の第2段すら踏み外しています。
当時のバレラはリング誌とLinealの世界王者でしたが、クラスはフェザー級。人気階級とは到底言えません。
しかし、バレラは特別な付加価値を満載した、紛う事なきスターでした。もちろん、PFP3位など付加価値としては矮小です。
「ヒスパニックが熱狂するスタイルを持つメキシカン」「軽量級で異彩を放っていたナジーム・ハメドを嬲りものにして完勝」「ゴールデンボーイ・プロモーションズとヘビー級並みの大型契約締結」…あの試合はスターの階段の「第2段」を飛び越えて「第3段」に踏み込んだ正真正銘のビッグファイトでした。
HBOのボクシング番組で最上位のChampionship枠のメイン、会場はテキサス州サンアントニオ、アラモドーム。
米国のボクシングファンがマニー・パッキャオが何者なのかをはっきり認識したのは、スターの階段で「最上段」に立っていたオスカー・デラホーヤのメガファイトでセミファイナルをつとめた2001年6月23日のMGMグランドガーデンアリーナではありません。
2003年11月15日、もうすぐちょうど19年前になるアラモドーム、耳をつんざく360度メキシカンの大応援を聞いたフレディ・ローチが「100%完全アウエーとはこういうことだ」と笑った、あのアラモドームです。
もちろん「デラホーヤに勝ったからスターになった」という見立ては、この階段の「最上段」に辿り着いたという点ではその通りです。
デラホーヤ戦の1試合で、それまでのキャリア52試合で積み重ねた20億円の生涯収入を上回る報酬(ファイトマネー+PPV歩合+スポンサー収入)を手にしたのですから「バレラ戦でスタートしたスターロード、そのゴールテープをデラホーヤ戦で切った」と言えるでしょう。


コメント
コメント一覧 (7)
しかし、「アメリカでスター」では無く「パッキャオのようなスター」を目指すならバレラでは無くデラホーヤを探して欲しい物です。
ボクシングの、都合が良い相手を探す伝統にはうんざりします。
まず、パッキャオより平仲を目指して欲しい物です。
フシ穴の眼
が
しました
あらゆるスポーツで錦織30位はユニクロマネー凄すぎとしか言えないけどなぁ。
フシ穴の眼
が
しました
チャンスでもあったわけではありますが、彼のある意味での不安は、フェデラー、ナダル、ジョコという史上トップ3ともいえる選手たちが衰えもせずに君臨し続けたことにあったと考えています。世代トップであった期間は2、3年ありましたからね。
フシ穴の眼
が
しました