ボクマガに限らず紙媒体を愛して祭り上げるシリーズ、今回はリング誌。
正式名称の「The Ring magazine」の文字は辛うじて背表紙に認めることが出来るだけ。
そんな背表紙も、ページ数が削減される中で狭く、窮屈になってしまいました。
そして、いつまで経っても届かない今年の11月号…。
廃刊か月刊体制崩壊か…。
嫌な予感に慄きながらも、私が人生で最も愛した雑誌、The Ring magazine をひたすら、絶賛賞賛礼賛してゆきます。
リング誌を初めて手にしたのは中学生の頃でしたが、高校になると学校図書館に毎月届けられる洋雑誌の中にリング誌があるのがわかると「毎月リング誌が読める」という恍惚に立ちくらみしました。
タイム誌やニューズウィーク誌はもちろん、スポーツイラストレイテッド誌も届けられました。
1ヶ月に一度程度の荷物で、スボイラ誌など週刊は4冊、5冊とまとめて届けられるわけです。
丈夫な茶色の包み紙に包まれた荷物が届けられているのを見つけるのは、つまらなくて気が狂いそうな高校生活の中で「今日は良い日だ」と心の底から喜べる稀有な瞬間でした。
なぜ、80年代初頭の米国ボクシングに取り憑かれてしまったのか?なぜ、あの時代のボクシングに抗いようもなく惹き込まれたのか?
そして、なぜリング誌の記事に感動したのか?
まず、大きな理由として想像力が激しく熱く刺激されました。
当時はWOWOWなどありません。試合を見ることができるのはテレビ大阪などのディレイで、年に何回もないメガファイト限定でした。
リング誌やスボイラ誌、ボクシングマガジンなどに散々煽られながら、ほとんどの試合を見ることが出来ないのです。
米国のメガファイトは当時は一般紙のスポーツ面でも扱われていましたから、試合翌日にはどんな展開でどっちが勝ったのかはわかるのですが、リアルタイムでそれもアンダーカードから見れる現在の贅沢さは当時からは想像もできませんでした。
リング誌は試合や選手情報だけでなく、プロモーターやマッチメイカーの役割もわかりやすく記事にしてくれていました。
マッチメイカーとプロモーターはメインイベントに世界タイトルマッチなど魅力的なカードをセットするだけでなく、セミファイナルなどに、次の挑戦者決定戦や、すでに挑戦が決まっているファイターの披露宴的なカードも用意して、次のイベントでもファンがチケットを買ったり、クローズドサーキットを購入するよう、ストーリーを描く。
そんな記事を何度か読まされると、物語の伏線が張られたアンダーカードから見たい!という欲求は膨らむばかりでした。
しかし、翌日の新聞でもテレビのディレイ放送でもアンダーカードまで取り上げられることは少なく、いつも「物語のクライマックスしか見せてもらってない」というジレンマに悶えていました。
そんな悶えと苦しみから研ぎ澄まされた想像力と、現実の展開と結果の擦り合わせ作業は、楽しいものでした。
高校時代に読んだリング誌の記事から、当時の興奮を一方的、独断と偏見的にお伝えします。
最初はベタすぎですが、シュガー・レイ・レナードvsトミー・ハーンズのウェルター級Undisputed championship。
THE SHOWDOWN。天下分け目の大勝負。
当時、すでにボクシング市場の没落が指摘されていました。
モハメド・アリが衰え引退したボクシング界に見るべきものはない。レナードがアリの後継者?ふざけるのは勝手だが、誰も相手にしないよ。PFPならウェルター級の方がヘビー級よりもアクションが多く面白い?ついに、妄想まで持ち出したか。
私も、そんな真実をスボイラ誌やリング誌などを読んでわかってるつもりでした。
しかし、リング誌の煽り記事を読み、実際の試合を見てしまうとヘビー級もウェルター級もどうでも良くなりました。もちろん、ウェルター級を語るときの装飾PFPなんて弱者の言い訳は、もっとゴミ、素晴らしい試合に階級は関係ありません。
全盛期にさしかからんとする才能あふれる2人のファイターがプライドの全てを賭けて殴り合うと、どんなことが起きるのか?
そんな問いに対する満点回答が1981年9月16日、ラスベガスのシーザース・パレス屋外特設アリーナで叩き出されたのです。
この二人の対決を前に、リング誌は読者を煽ってくれました。
Imagine that!
↑この言葉は「レナードvsハーンズ第1戦」を大特集した2021年11月号…。
最近のリング誌、こんな安易な焼き直し特集ばっかりするからダメなんです。
「現役のボクサーを特集しても売れない」から過去にしがみつく、のではまた廃刊になるだけです。
過去に未来を見つけることなどできません。
振り返るな!前を向け!リング誌!!!
正式名称の「The Ring magazine」の文字は辛うじて背表紙に認めることが出来るだけ。
そんな背表紙も、ページ数が削減される中で狭く、窮屈になってしまいました。
そして、いつまで経っても届かない今年の11月号…。
廃刊か月刊体制崩壊か…。
嫌な予感に慄きながらも、私が人生で最も愛した雑誌、The Ring magazine をひたすら、絶賛賞賛礼賛してゆきます。
リング誌を初めて手にしたのは中学生の頃でしたが、高校になると学校図書館に毎月届けられる洋雑誌の中にリング誌があるのがわかると「毎月リング誌が読める」という恍惚に立ちくらみしました。
タイム誌やニューズウィーク誌はもちろん、スポーツイラストレイテッド誌も届けられました。
1ヶ月に一度程度の荷物で、スボイラ誌など週刊は4冊、5冊とまとめて届けられるわけです。
丈夫な茶色の包み紙に包まれた荷物が届けられているのを見つけるのは、つまらなくて気が狂いそうな高校生活の中で「今日は良い日だ」と心の底から喜べる稀有な瞬間でした。
なぜ、80年代初頭の米国ボクシングに取り憑かれてしまったのか?なぜ、あの時代のボクシングに抗いようもなく惹き込まれたのか?
そして、なぜリング誌の記事に感動したのか?
まず、大きな理由として想像力が激しく熱く刺激されました。
当時はWOWOWなどありません。試合を見ることができるのはテレビ大阪などのディレイで、年に何回もないメガファイト限定でした。
リング誌やスボイラ誌、ボクシングマガジンなどに散々煽られながら、ほとんどの試合を見ることが出来ないのです。
米国のメガファイトは当時は一般紙のスポーツ面でも扱われていましたから、試合翌日にはどんな展開でどっちが勝ったのかはわかるのですが、リアルタイムでそれもアンダーカードから見れる現在の贅沢さは当時からは想像もできませんでした。
リング誌は試合や選手情報だけでなく、プロモーターやマッチメイカーの役割もわかりやすく記事にしてくれていました。
マッチメイカーとプロモーターはメインイベントに世界タイトルマッチなど魅力的なカードをセットするだけでなく、セミファイナルなどに、次の挑戦者決定戦や、すでに挑戦が決まっているファイターの披露宴的なカードも用意して、次のイベントでもファンがチケットを買ったり、クローズドサーキットを購入するよう、ストーリーを描く。
そんな記事を何度か読まされると、物語の伏線が張られたアンダーカードから見たい!という欲求は膨らむばかりでした。
しかし、翌日の新聞でもテレビのディレイ放送でもアンダーカードまで取り上げられることは少なく、いつも「物語のクライマックスしか見せてもらってない」というジレンマに悶えていました。
そんな悶えと苦しみから研ぎ澄まされた想像力と、現実の展開と結果の擦り合わせ作業は、楽しいものでした。
高校時代に読んだリング誌の記事から、当時の興奮を一方的、独断と偏見的にお伝えします。
最初はベタすぎですが、シュガー・レイ・レナードvsトミー・ハーンズのウェルター級Undisputed championship。
THE SHOWDOWN。天下分け目の大勝負。
当時、すでにボクシング市場の没落が指摘されていました。
モハメド・アリが衰え引退したボクシング界に見るべきものはない。レナードがアリの後継者?ふざけるのは勝手だが、誰も相手にしないよ。PFPならウェルター級の方がヘビー級よりもアクションが多く面白い?ついに、妄想まで持ち出したか。
私も、そんな真実をスボイラ誌やリング誌などを読んでわかってるつもりでした。
しかし、リング誌の煽り記事を読み、実際の試合を見てしまうとヘビー級もウェルター級もどうでも良くなりました。もちろん、ウェルター級を語るときの装飾PFPなんて弱者の言い訳は、もっとゴミ、素晴らしい試合に階級は関係ありません。
全盛期にさしかからんとする才能あふれる2人のファイターがプライドの全てを賭けて殴り合うと、どんなことが起きるのか?
そんな問いに対する満点回答が1981年9月16日、ラスベガスのシーザース・パレス屋外特設アリーナで叩き出されたのです。
この二人の対決を前に、リング誌は読者を煽ってくれました。
Imagine that!
↑この言葉は「レナードvsハーンズ第1戦」を大特集した2021年11月号…。
最近のリング誌、こんな安易な焼き直し特集ばっかりするからダメなんです。
「現役のボクサーを特集しても売れない」から過去にしがみつく、のではまた廃刊になるだけです。
過去に未来を見つけることなどできません。
振り返るな!前を向け!リング誌!!!

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