大谷翔平が「ESPY賞」で「男性最優秀選手賞」と「MLB最優秀選手賞」を受賞しました。

前者は、米国がスポーツ選手に贈る年間最高選手賞と言い切って差し支えないという大モノです。

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かつてはスポーツイラストレイテッド誌の「スポーツマン・オブ・ザ・イヤー」が、この最高ポジションにありましたが、今は世界最大のスポーツメディアESPNがその役割を担っています。

ボクシング部門もありますが、総合で最優秀選手賞をに輝いたボクサーは、残念ながらまだいません。

スポーツマン,オブ・ザ・イヤーを受賞していたモハメド・アリならESPYにも選ばれていたでしょうが…。

そういえば、今日は大谷の元同僚プホルスがモハメド・アリ賞を受賞しました。ボクシングがメジャースポーツの時代があったことの証拠です。

大谷の「男性最優秀選手賞」はもちろん、日本人初。

シーズン中の大谷は、いつものようにビデオメッセージで喜びを伝えました。

「MLB最優秀選手賞」は、ヤンキースのアーロン・ジャッジらが候補入りしていましたが、こちらは昨年に続いて2年連続2度目の受賞。


このブログのテーマに迫る「偉業とは何か」について、大谷は非常に大きな一石を投じてくれました。

「誰かを乗り越えて行くことが偉業なのか」。それとも「誰もやっていないことをやるのが偉業なのか」。

もちろん、サイ・ヤングと三冠王を同時に獲れば、これは文句なしです。

ただ、昨シーズンや今シーズンのように大谷よりも優れた投手、優れた打者がいる中では「誰かを乗り越えていない」にもかかわらず、「誰もやっていないことをやった」から評価されたということになります。

もちろん、投手で9勝、打者で46本塁打が驚天動地にもほどがあるのは重々承知しています。

誰かを乗り越えることでも、誰もやっていないことをやることも偉業ですが、そんなこととは関係なく「どれほどの驚天動地か」という、驚天動地度こそが、人の評価心を大きく揺さぶるのかもしれません。

大谷が投げたそれは、一石と呼ぶにはあまりにも大きく重く、大谷は巨岩を投げつけて来た、と表現する方がふさわしいです。

こんな巨岩、誰も解釈できません。

ESPNが1993年に創設したESPY(Excellence in Sports Performance Yearly Award)は、スポーツ界で目覚ましい活躍を見せた選手やチーム、パフォーマンスなどに贈られ、スポーツ界のアカデミー賞やグラミー賞と呼ばれています。

日本勢では2021年に大坂なおみが「女性最優秀選手賞」を受賞しているので、日本人はこの〝最高賞〟を男女で極めたことになります。

「賞なんて所詮は人が決めるもの。アスリートの評価はリングやフィールドの中で何をしたかだけ」なんて散々書き連ねて来ましたが、大谷がESPYを獲るとは…どこかで獲れないと思ってました。

まさか、こんな日がやって来るとは…。

繰り返しますが、これ以上の賞はありません。

連続受賞の記録を作る、という余地は残されていますが、賞としてはここが終着駅です。

ノーベル賞にスポーツ部門が出来たらそっちの方が上になるんですかね?それなら新たなターゲットが現れます。

大谷翔平さんは、もう私の想像をとっくに超えてしまってます。

サイ・ヤングと三冠王を同時獲得ならESPYも WBAやWBCを見習ってスーパーESPYや、ダイアモンドESPYを新設しないと、過去の受賞者との実績、いえいえ驚天動地度で整合性が取れません!

これはもはや、ノーベル財団が動き出すしか大谷翔平の受け皿は無い、ということなんでしょうか?