日本時間8月15日、カリフォルニア州カーソン。デグニティヘルス・スポーツパーク特設リング。

WBO世界バンタム級タイトルマッチ



欧米で人気のないバンタム級で、フィリピン人とキューバ人がカリフォルニアで戦う。米国や英国で無視され続けるのは慣れっこです。

井上尚弥やカシメロ、リゴンドーらの試合でもなんとか1週間前にはオッズは出揃い、ちょっとは記事も散見できたのに、今回はちょっと厳しい。

日本は五輪で「それどころではない」のかもしれませんが、試合はちゃんと実施されるのか?

ノルディーヌ・ウバーリvsペッチ・ソー・チッパッタナの試合みたいに中止なんてないでしょうね、楽しみにしてんのに。

アンダーカードは「ゲイリー・アントニオ・ラッセルvsエマヌエル・ロドリゲス」「ラウシー・ウォーレンvsダミアン・バスケス」と、なかなかな好カードなんですが。
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リゴとカシメロ↑この写真は弱そうです、どっちも。。。


リゴンドーの短いインタビューを見つけたので拙訳。


▶︎カシメロとの対戦について。


東京オリンピックを見て、刺激を受けている。この世界最高峰の大会で2つの金メダルを獲得したことを思い出させてくれた。

自分が史上最高のボクサーの一人であること、そしてまだ自分が優れたアスリートであることを世界に証明したい。

 I am confident that I am going to do that against the most avoided fighter in my weight class. 

バンタム級で最も対戦を避けられている危険なファイターを相手を倒す自信に満ちている。

私もそうだったから、彼の気持ちはよくわかる。彼と同じく、いろんな理由で、それもときにはこっちに原因があるように仕組まれて逃げられたことは何度もある。

誰もが逃げるカシメロは危険なファイターで、あのパワーは侮ることはできない。彼を技術で封じ込めることができるのは私だけ。

 

▶︎ロニー・シールズをトレーナーに迎えて。

シールズとのテキサスでのキャンプは素晴らしい成果をもたらしてくれた。

ロニーは多くの世界チャンピオンを手がけ、プロ仕様の設備が整ったボクシングジムを持っていて、世界王者や最高レベルのファイターが数多く集まっている。

緊張感のある空気が、私の中から新しいものを引き出してくれた。

今は、10歳は若返った気分。


▶︎WBO世界王座決定戦について
 
ノニト・ドネアを完封してWBOタイトルを獲得したことがあるが、今回はハングリーな若いライオンとの対戦。

またフィリピンの強豪から世界タイトルを獲得し、ファンの間で語り継がれるような素晴らしい試合をしたい。


▶︎1年間の休養を経てリングに戻ることについて
 
気分は最高。

私のキャリアで、リングから離れていた時間が心身の充実とリセットに効果的だったから、今回もプラスに働くはず。

私は戦い方もトレーニングも熟知している。

重要なのは回復の仕方を知っていること。体を壊さないように確実に鍛えること。

ジムではシャープな肉体を維持しつつ、オーバートレーニングにならないよう注意している。

A win against Casimero will do wonders for my career.

誰もが避けるカシメロに勝てば、素晴らしいことが起きるかもしれないし、起きないかもしれない。

井上やドネアを釣り上げることができたらいいのだが、ボブ・アラムはカシメロと私を恐れているし、ドネアは私とやってまた目を潰されたくはないだろう。


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井上自身がカシメロを避けていることはないでしょう。井上が本人の意思も含めて対戦要求を避けたのは、おそらくエマヌエル・ナバレッテからのオファーだけです。

カシメロ戦は、アラムが「井上と同じようにファイトマネーの大幅カットを受け入れろ」 と迫って、交渉が決裂しましたが、井上の報酬が本当にカットされたかどうかは不明です。

井上の報酬はここ数試合、開催地の統括団体からの発表はなく大橋秀行会長の「100万ドル」というキレの良い数字が口にされるだけ。

ただ、トップランクがカシメロを避けているのは、おそらく間違いないでしょう。

ドネア陣営が自作自演でカシメロから逃げたというのは、事実はわかりませんが、かなり信ぴょう性のある話です。

ドーピング問題で話がこじれ、レイチェルへの侮辱で試合をキャンセル。

統括団体が試合を中止にするのではなく、陣営が怒りをぶちまけて試合を反故にする。この世界では非常にレアなケースです。

今回の一件はヤブヘビで「ドネアはドーピングにあれだけ厳しい姿勢を口にするのに、どうしてビクター・コンテと組んでるの?」という疑問が再燃しています。

もちろん、ドネアもレイチェルも何も答えません。