My team does magic.  Thank you to Richard Shaefer, Rachel Donaire, PBC, TGB and Showtime.  Started camp last week.  Belt #2 coming soon.

私のチームは魔法を使う。リチャード.・シェーファー、妻レイチェル、PBC、Showtimeに感謝したい。今月最終週からキャンプに入る。

8月14日 WBO世界バンタム級12回戦 会場未定(カリフォルニア州カーソン ディグニティヘルス・スポーツパークが有力)

王者ジョン・リールカシメロvsノニト・ドネア
Donaire-vs.-Casimero-770x433


8月14日に予定されていた「ジョンリール・カシメロvsギレルモ・リゴンドー」が「カシメロvsドネア」に変更されました。

9月に41歳になるキューバのジャッカルはコロナに感染したわけでも、怪我をしたわけでもなく、カシメロvsドネアの勝者と戦う予定。

「カシメロvsリゴンドー」は個人的には最も楽しみにしていた「直感vs理性」の究極対決でしたが、この「カシメロvsドネア」は、より見どころ満点のマッチアップです。


まずは「Battle of Age」世代間の激突。カシメロ31歳、ドネア38歳。

カシメロの初戴冠(WBOジュニアフライ級)は2012年2月、22歳のとき。ドネアのそれ(IBF/IBOフライ級)は2007年7月、24歳のときでした。

カシメロは約10年間世界のトップで戦い続け、ドネアは2013年のリゴンドー戦から長い低迷期を経て2018年のライアン・バーネット戦で大番狂わせを起こしてトップ戦線復帰。

キャリアで上回るドネアですが、世界のトップで戦っていた時間という点ではカシメロに軍配が上がります。

バーネット戦は「幸運な勝利」、井上尚弥戦は「井上が序盤に負傷した のが判定まで生き残った原因」…30歳も後半を迎えてからのドネアの挑戦は常にアンダードッグ扱い。

ノルディーヌ・ウバーリとの一戦もオッズ、予想ともに不利予想でしたが、圧倒的なパワーで フランス人を粉砕。3度、番狂わせが続けば、それはもうブッカーやメディアの見立てが間違っていたということです。

一方で、経年劣化は確実に進んでいます。現在、パワーで時計を止めているドネアですが、いつそれが動き出すかはわかりません。そして、井上に並ぶ階級屈指のスラッガー、カシメロが時計の針が一気に動かす、凄惨な結末になっても不思議ではない相手です。


そして「パンチャー対決」。

ドネア(41勝27KO6敗)はKO率57.45%、カシメロ(30勝21KO4敗)は61.76%。キャリアトータルの数字からは「バンタム級としてはパンチャー」です。

ドネアはバンタム復帰してから3勝1敗、KOしたのはステフォン・ヤングとウバーリですがどちらも一撃の威力が際立った試合でした。

そして、カシメロは直近6戦全勝6KO。ゾラニ・テテ、デューク・マイカーを沈めた攻撃力は、出色。

どちらも破格のパンチャーですが、器用さは良い意味でも悪い意味でも持ち合わせていない、危険な火薬がぎゅうぎゅう詰めにされた、たった一つの引き出ししか持っていません。

どう考えても壊滅的な戦争にしかなりえない、激突です。


3つ目が「フィリピン対決」。

出稼ぎ根性の強いフィリピン人ボクサーが、世界王者を掴んだあとに同門対決を選択することは稀です。

日本人のように簡単に世界挑戦のチャンスが得られないという事情が大きいとはいえ、フィリピン史上最大の同胞対決になります。