Saturday 29, May 2021
Dignity Health Sports Park , Carson, California, USA  

Bantam Contest, 12 Rounds
World Boxing Council World Bantam Title 

Nordine Oubaali  vs Nonito Donaire 
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大方の予想は「ノルディーヌ・ウバーリの判定勝ち」ですが、KO決着のキナ臭い匂いも漂っています。

ウバーリはそのキャリアで迎える初めてのビッグネーム。そして、ドネアが勝てば辰吉丈一郎らと並ぶバンタム級王者3度返り咲き。

シリモンコン・ナコントンパークビューを大番狂わせに沈めたときの辰吉はプロ20戦目、27歳の若さでしたが、ドネアはこの試合が47戦目の38歳。
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オッズは明白にフランス人有利のまま試合開始を待ちます。

ドネアはいつもの漢字で左右に「閃」「光」と刺繍されたリングシューズで入場してくれるでしょう。

2007年7月7日、ビック・ダルチニアンを大番狂わせでKOしてから約14年。「ライト級まで制覇してPPVスターになる」という夢はフェザー級で頓挫しましたが、軽量級のフロントランナーであり続けました。

負け方によっては…。ドネアはサウスポーが苦手、無敗の相手に分が悪い…。

嫌な予感は気のせいです。勝利者インタビューで「井上尚弥」「日本」を高らかに語るドネアを待ちましょう。

夕陽に照らされるDignity Health Sports Park 、ええ雰囲気です。



【ジュニアウェルター級10回戦】
Gary Antuanne Russell vs Jovanie Santiago  

ウィリアムヒルが叩いたオッズはアントワン・ラッセルが1/16(1.62倍)、サンティアゴ10/1 (11倍)。

13戦全勝13KOのアントワンは、5ラウンド以上を戦った経験がありません。今回は3度目の10回戦。サウスポーの強打者、ゴリゴリ攻めてくるファイターです。

第4ラウンド、アントワンの右フックのカウンターが炸裂、ダウンを奪うもトドメは刺せず。

アントワン、打ち疲れはまだ見られないものの、単調です。決め手に欠きます。

第6ラウンド終了でサンティアゴ陣営が棄権を申し入れて、試合終了。5ラウンドまでのオフィシャルは3者とも50-44だったでしょう。

エイドリアン・ブローナーを苦しめたサンティアゴでしたが、何も出来ませんでした。



 
【ジュニアウェルター級12回戦】

Subriel Matias  vs Batyrzhan Jukembayev  



スブリエル・マティアスは16勝16KO1敗、強打のプ
エルトリカン。バティルジャン・ジュケムバエフは18戦全勝14KO(2無効試合)のカザフスタン人。

オッズは拮抗、29歳のマティアスが11/10(2.1倍)、30歳のジュケムバエフが21/20(1.55倍)。

客入りは寂しい。セミファイナルが始まるというのに、1000人も入っていないのでは?メインまで全く人気のない選手がズラリですから、仕方がありません。

第1ラウンドから、ジュケムバエフの右リードが冴えます。 第2ラウンドからマティアスが手数を増やして応戦。

いつの間にか日が暮れました。 

第4ラウンド、マティアスの強烈なショートの右左がヒット、ジュケムバエフがダウン。フィニッシュを急ぐマティアスにジュケムが逆襲。

第5〜6ラウンド、ジュケムがロープを背負うシーンが目立ちます。

第7ラウンド、ジュケムの右フックがカウンターになってマティアスがぐらつきます。ただ、ジュケムも空振りが多い、詰められない。

打ち疲れたジュケム、第8ラウンドは押されっぱなし。もう倒さないと勝てません。

ここで試合終了。ジュケム陣営が試合放棄。8ラウンド終了TKO。

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Bantam Contest, 12 Rounds
World Boxing Council World Bantam Title 


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前日会見ではドネアは椅子の上に胡座を組んで受け答え。もはや仙人です。

「ウバーリは頭を使った戦い方をするだろうが、私のパンチを受けてもそれができるかどうか」(ドネア)。

良い意味でも悪い意味でも、一面的な戦い方しかできないドネア、入場です!山伏の雰囲気です。

ウバーリもリングイン。コロナに翻弄された試合が、やっと始まります。

第1ラウンド開始!手数でウバーリ。第2ラウンドはもっと明白にウバーリ。ドネア、やりにくそうです。ここまでウバーリの20−18。

第3ラウンド、ドネアの左フックがカウンター、ウバーリがダウン、2度目はゴング同時。ドネア10-7。ドネアが38-37で逆転。

第4ラウンド。ドネア、最後は左アッパー。フランス人を破壊しました!これがパンチャーです。

ドネアにとってはビック・ダルチニアン戦以来、14年ぶりの番狂わせ!
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さあ、インタビュー聞きましょう。

「今日の試合に強い気持ちで臨んだのは、井上との再戦のため。Undisputed Champion=完全統一王者になる」。

次、年内でやりましょう。

これでドネアは3度目のバンタム級王者返り咲き。そして歴史上11人目の3つのディケイドで世界王者に就きました。