アンティキティラ島の機械。

初めてその存在を知ったのは80年代初め、まだ中学生の頃だった気がします。

エーゲ海に沈んだ古代ギリシゃ時代の船から引き揚げられた遺品の中から見つけられたのは、現代技術で考えても、究極に精巧精緻な機械装置でした。

当時はオカルトブーム。現代を凌ぐ高度な古代文明がかつて存在していた、なんてことが「ムー」誌のような怪しい雑誌にまことしやかに書かれていたはずですが、ムーを読んだ記憶は一度もありません。

オカルトや超能力には興味はありましたが、それは「イナズマン」(石森章太郎)のような完全フィクションな世界の中だけに存在するSFの素材に過ぎませんでした。

数学や天文学を研究する高度なアカデミーがあったロードス島で作られたものではないか?という逸話にも最高に興味をそそられました。

そうです。私にとってロードス島は小学生時代に見たロボット漫画「マジンガーZ」で、悪役のドクターヘルが古代人が造った機械獣を発見した島でもありました。

ああ、確かその機械獣の軍団を発見したとき「アレキサンダー大王もチンギス・ハーンもナポレオンもヒトラーも叶えることができなかった世界征服を、このドクター・ヘルが成し遂げるのだ!」みたいな独白がありました。

そんな私に「ロードス島の沖合からとんでもない古代の機械が引き揚げられた」なんてニュースが届いたのですから、胸が躍りました。

もしかしたら、機械獣の部品ではないのか!?

もし、沈没船から偶然発見された「アンティキティラの機械」が、古代ギリシャ文明での最高科学ではなかったとしたら?

アンティキティラの機械がガラクタに格下げされる、もっと驚くべきモノがまだ海底や地中に眠っているのではないか?

ただ、このアンティキティラの機械、最初に発見されたのは1901年のことでした。

中学生の私が目にした〝ニュース〟は、実はニュースではなかったのです。きっと、何度も間欠的に〝ニュース〟にされるテーマなんです。

確かにそれだけ想像力を掻き立てられる「アンティキティラの機械」は魅惑的です。 

前置きが長くなりました。

先日、HUBLOTを冷やかしに行ったときに「これ欲しいなあ」と惹き込まれた時計です。

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「アンティキティラ島の機械」を見事に腕時計に〝還元〟したデザイン!かっこいい!

 負け惜しみじゃなく、高級なものに全く興味がない私ですが、これは欲しい。

店員の方に値段を聞いいたら、背伸びしてもとても買える金額じゃない。そんなカネがあったらもっと別のところで使わなければいけない、庶民です。

このウブロには「アンティキティラの機械」の性能と考えられている「月の表示、ムーンフェイズ」「星座表示」「フライングトゥールビヨン」 が搭載されているのです。

欲しい。。。

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ウブロでもらったミネラルウォーター。

私の人生で「ウブロ」はこの一点で終わりそうです。