WOWOWでは「バンタム級」10回戦と紹介されていますが、両者の計量は119ポンドです。119ポンド契約のジュニアフェザー級ですね。

ファン・カルロス・パヤノにとっては4戦連続アンダードッグのリング。

今回も無敗アントニオ・ラッセルの踏み台です。

西岡利晃も亀海喜寛も「サウスポー同士」 がポイントと指摘。納得です、二人のスタイルからしてもまずそこですね。

オープニングラウンド、36歳のパヤノがまずまずの立ち上がり。 第2ラウンドもパヤノが積極的。それでも左リードの多いラッセルに採点は流れたか。

非力なパヤノですが、強引に打撃戦を仕掛けます。第3ラウンドはパヤノの攻勢を取ります。

体ごとぶつけてくるベテランは、27歳のラッセルにとって良いテストです。第4ラウンド、パヤノの右目上から出血。

元々がダーティファイターのドミニカンですが、力んで空転。相手は嫌でしょうが、ジャッジやファンの見栄えは悪い。

第6ラウンド、距離を潰せなくなったパヤノの被弾が増えて、終了間際にはダウン寸前に。右目上の出血も目立ち、このインタバルでリングドクターによって試合が止められます。

綺麗なボクシングをしていては若い選手に勝てない…パヤノの戦法はあれしかないのかもしれませんが、あの戦い方ではやっぱり勝てない。

7ラウンド1秒、負傷判定。オフィシャルは59-55*2/58-56。二つもジャッジペーパーではパヤノ、1ラウンドしか取れてません。厳しい。

ラッセルはデビューからの連勝を18(12KO)に伸ばし、パヤノは直近5戦で1勝4敗。




Jaron Ennis vs. Chris van Heerden
10 rounds – welterweights

ジャロン・エニスの評価は今回も先送りです。 あのパターンじゃない展開が見たいです。

しかし、こっちの頭も痛くなる、ものすごいクラッシュ、バッティングでした。 バンヘーデン、額がバックリ切れてます。
 



Uncasville, Connecticut (Showtime)
12 rounds – bantamweights

ウィルアムヒルのオッズは4/6(1.67倍):6/5(2.2倍)、3−2でわずかに28歳のプエルトリカンが有利と出ていますが、24歳のフィリピン人の強打も侮れません。
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全く5分の試合と見て差し支えありません。元王者でプエルトリコのホープだったロドリゲスにとっては〝名誉挽回〟のチャンスですが…。

明日のバンタム級シーンを考えると、傷物のマニー・ロドリゲスが生き残るよりも、未知の強豪ガバリョがベールを脱ぐ試合になった方が楽しみです。 

序盤の入り方が上手いロドリゲスをガバリョがどう迎えるか? 

第1ラウンド。ジャブのカウンターでガバリョを下がらせるなど、パンチの精度でロドリゲス。 

ラウンド2。前進するガバリョ、下がるロドリゲス。決定打なし。

ラウンド3、ガバリョが攻撃を加速。ロドリゲスの後退があからさま。フィリピン人の笑顔は逃げるロドリゲスに対してか。

ラウンド4。ロドリゲスの右所とカウンターでガバリョがグラつく。ロープがなければ倒れてた。しかし、ダメージは浅い。ロドリゲスが鼻血。ロドリゲスのラウンド。

ラウンド5。ロドリゲスの精度が目立つ。

前半折り返しの6ラウンド。ロドリゲスが主導権を握った。スコアリングが難しいラウンドもあるが、後半はロドリゲスがペースを取りそう。

ラウンド7、難しいラウンド。ガバリョの攻勢が目立ったが。

ラウンド8。ガバリョの左フックがクリーンヒット。ロドリゲスは腹も効いいてる。ガバリョ。

ラウンド9。前進するガバリョ、迎撃するロドリゲス。どちらも精度は低い。

ラウンド10。またロドリゲスのジャブのカウンターが一閃。しかし、慎重。ロドリゲス。

チャンピオンシップラウンド。ずーーっと同じ展開。ロドリゲス、採点では安全圏でしょう。

最終回。これがロドリゲス、そしてこれが今のガバリョ。アクセントのない試合でした。

ラスベガスならロドリゲスの勝利だった気がしますが、攻勢を取ったということですね。

パンチスタッツは、ロドリゲスが109/372(ヒット率29%)、ガバリョ93/520(18%)。二人のジャッジは、常に前進して520発を放ったフィリピン人を評価したのでしょう。

ロドリゲスは行くべきときに行けませんでした。難しい試合でした。

ガバリョから見て116-112/115-113/110-118。西岡が首を傾げたように110-118はないです。
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36分間通して、前に出ていたのはガバリョ。後半、ペースを掌握していたのはロドリゲス。ロドリゲスには厳しいスコアリングでしたが、今回もヘタレ性を存分に見せつけました。世界戦で彼がKOする試合はいつか訪れるのでしょうか?

なるほど、報酬も評価も低いはずです。明白に支配したとアピールできるラウンドをいくつも作れたはずなのに。

ヘタレ・ロドリゲスは〝マニー〟の名前を返上すべきです。そして、ガバリョ、力みもあったでしょうが今日はヘタすぎました。

これで、バンタム級はWBOとWBC暫定、二つのストラップをフィリピンが掴みました。カシメロは置いておいて、井上がガバリョに負けるのは想像もできません。




そして、カラム・スミスがいい立ち上がりです!