Boxing Scene.com から。

ヘッドラインは「Naoya Inoue - The Run, In Progress」。わかりやすく訳すと「バンタム級長期政権、現在進行形」でしょうか。

*****井上尚弥については「早く(より注目される)ジュニアフェザー級やフェザー級に上げるべき」という意見もある。

確かに、それは一理ある。しかし、そんなに急ぐ必要はないかもしれない。

軽いクラスの選手がより注目度が高い階級を目指すのは、ここ30年来のトレンド。1980年代とは様変わりして、今では4階級制覇に大きな意味は無くなっている。

4階級制覇を阻まれたトニー・カンゾネリやヘンリー・アームストロング、アレクシス・アルゲリョ…彼らが「現代の4階級制覇ボクサーよりも劣る」 と考える人は、どんなに現代に価値を置く人でもいるわけがない。

マニー・パッキャオやフロイド・メイウェザー、オスカー・デラホーヤ、21世紀を代表するビッグマネー・ファイターは階級を弄びながら、ウェルター級でその地位を確固たるものにした。

パッキャオはライト級でこそ最高のパフォーマンスを発揮したはずだが、彼はたった1試合しかそこに滞在しなかった。カネにならないからだ。

ノニト・ドネアのベストはバンタム級だが、彼は先を急いで大きな挫折に直面して、出戻った。

もし、フィリピーノ・フラッシュがバンタムにとどまっていたら、私たちはアンセルモ・モレノやアブネル・マレスとのビッグファイトを目撃できたかもしれない。

ドネアの挫折から学習して、井上もバンタムにとどまり、エデル・ジョフレやルーベン・アルバレス、カルロス・サラテ、パナマ・アル・ブラウンらバンタム級グレートのリストにその名を刻むことも考えるべきだ。

That Japan’s greatest pugilist, Fighting Harada, was also likely at his best at bantamweight makes it fun too. 

日本史上最高のボクサー、ファイティング原田もバンタム級で最高の爪痕を残したこともまた、非常に興味深い。

Inoue just has to stay awhile.The scale will be there when he’s done.
          
 井上はしばらくバンタムにとどまるべきだろう。*****
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▶︎まあ、井上にはドネアが粉砕された壁を破って欲しい、というのが日本のボクシングファンの願いでしょう。

「全盛期のドネアでも歯が立たなかったフェザー級に、37歳のドネアに重傷を負わされた井上が通用するわけがない」というのは「メッグンごときにKO負けのパッキャオが人気階級のビッグネームに連戦連勝するわけがない」というのと同じ理屈です。