シカゴ・カブスのエース、ダルビッシュ有がサイ・ヤング賞に猛チャージをかけています。
勝利数は1位タイの7、防御率は1位に0.15差に肉薄する1.86、奪三振も1位に4つ差の79。

現時点でも〝最右翼〟と言っても差し支えないポジションですが、三部門全てでトップなら文句無しの受賞です。

野茂英雄から松坂大輔、田中将大まで優秀な先発投手を絶え間なく輸出して来た日本ですが、MLB投手最高の名誉、サイ・ヤング賞を視野にとらえることは出来ませんでした。

MLBで日本人が残した最も偉大な爪痕は、イチローがやってのけた2度の首位打者であることには誰も異論はないでしょう。

投手がイチローに並ぶには、最多勝か防御率のタイトルを2度獲得することが一つの目安でしたが、サイ・ヤング賞となると〝一発逆転〟という見方も出来るかもしれません。

では、日本人が過去に獲得した栄光・名誉で、イチローを上回るアスリートは存在したでしょうか?
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宮本武蔵とイチローを重ねて語った秀逸過ぎる記事「たとえこの冬に終わりがなくとも」。ESPNマガジン誌から。

まず、サッカーではバロンドールを獲ればイチロー越えが有力ですが、まだあのトロフィーの争奪戦に参加した日本人もいません。

ボクシングでは10階級時代に軽量級史上初の二階級制覇を果たし、60年代PFPキングのエデル・ジョフレを2度にわたって撃破したファイティング原田が候補です。

しかし、その爪痕を最も評価しているのが欧米のボクシング歴史家というのが引っかかります。

原田を知る世界のボクシングファンは、ほとんどいない気がします。それどころか、日本でも「最も偉大なボクサー」のアンケートをとると具志堅用高や井上尚弥らにも票が流れる気がします。

アマチュアスポーツ、五輪スポーツまで視野に入れると北島康介や吉田沙保里らも候補かもしれませんが、世界を抉った爪痕というには、あまりにもドメスティックな盛り上がりが優っている気もします。

なにはともあれ、ダルビッシュには是非ともサイ・ヤング賞を掴み取っていただき、この類の酒場の与太話に火を付けて欲しいものです。

SNS大好きなダルビッシュです。サイ・ヤング獲ったらいつもに増して饒舌になるでしょう…ちょっとめんどくさい気もしますが、サイ・ヤング獲ったら何書き込んでも許します!