世界王者が掃いて捨てるほどいる現在。世界王者になった途端に多くのボクサーは、アクセルから足を離し、その活動ギアを落としてしまいます。
王者のステイタスを最大限に利用するために、十分な準備期間をとって防衛戦をこなし、ビッグネームとの対戦をじっくり模索するのです。
ダボハゼのように喰いつくようなことはしません。
ビッグファイトは「誰と戦うのか」が大前提ですが、重要なのは「いつ戦うか」です。
いずれにしても「世界王者になると試合頻度が激減する」 のは必然です。
しかし、世の中にはどんな必然や常識にも例外があります。
王者のステイタスを最大限に利用するために、十分な準備期間をとって防衛戦をこなし、ビッグネームとの対戦をじっくり模索するのです。
ダボハゼのように喰いつくようなことはしません。
ビッグファイトは「誰と戦うのか」が大前提ですが、重要なのは「いつ戦うか」です。
いずれにしても「世界王者になると試合頻度が激減する」 のは必然です。
しかし、世の中にはどんな必然や常識にも例外があります。
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日本時間6月21日日曜日 メキシコシチー TVアステカ 特設体育館
フェザー級10回戦
6月11日に新型コロナの感染テストを受けたナバレッテ(右)とロペス。
WBO世界Jr.フェザー級王者のナバレッテです。
アイザック・ドグボエから番狂わせでタイトルを奪ったVaquero(カウボーイ)。
2018年5月11日にドグボエを返り討ちにし、今年2月22日までの9ヶ月と11日という短い期間でなんと5度の防衛に成功しました。
新型コロナの問題から6度目の防衛戦は延期、明後日のフェザー級ノンタイトル戦のリングに上がるナバレッテですが、それでも試合間隔は4ヶ月。
WBSSの杜撰な運営のせいとはいえ、井上尚弥がこの2年で4試合しか戦えていないのとは対照的です。
さらに、米国での試合を控えたタイミングで新型コロナに直撃された井上は、2019年11月7日(ノニト・ドネア戦)から今年9月予定のジョンリール・カシメロ戦まで11ヶ月近くも実戦のリングから遠ざかることになってしまいました。
もちろん、貧困杜撰トーナメントWBSSのリングですら大成功の舞台に変えてしまう日本のエースと、叩き上げのメキシカンを単純比較するのは無理がありすぎます。
ほとんどアマチュア実績がなく、大きな期待を背負ってプロデビューしたわけではないナバレッテはメメキシカンとはいえ、まだ守るべき実績もステイタスも持っていません。
もし、ナバレッテが日本人なら9ヶ月で5試合なんて絶対にこなしていません。
そんなステイ・ビジーなカウボーイは「パンデミックで試合ができなかった間もトレーニングは欠かさなかった。自宅待機していたときでも、出来る運動は何でもやった。ブランクの影響はない。試合に飢えている」と、しっかり仕上げたようです。
それいしても、わずか4ヶ月の試合間隔を「ブランク」と表現してしまう鉄人ぶりには呆れるばかりです。ナバレッテなら1950年代、ボクシング黄金期の米国でも王者になっていたっでしょう。
対戦相手のロペスについては「同じジムで練習したこともある旧知の仲。彼がウォリアーであること、ものすごい根性で明日のリングに上がってくるのはわかっている」と気を引き締ます。
しかし、ロペスの戦績は13勝6KO13敗1分、この10試合で4勝6敗、現在3連敗中。
戦前予想は、もちろんナバレッテ圧倒的有利。
世界的に注目度の低い軽量級で、ノンタイトル、開催地メキシコという状況から米英のカジノでの扱いがほとんどないことを考慮しなければなりませんが、オッズはナバレッテ勝利が1/200(1.005倍)、ロペス20倍。
ナバレッテは「減量が限界」とフェザー転向を公言していますが、今回の試合は「フェザー級進出」というよりも「調整試合」の位置付けでしょう。
ただ、井上が指摘しているように「スーパーバンタム級に長くいれないから」「戦う時期に運命を感じない」のも理解できます。

明日に試合を控えたナバレッテをリング誌やESPNなどボクシング大手メディアがレポート、井上戦にもふれています。
Either a unification fight against one of the other titleholders at 122 pounds or a mega-fight against The Ring/IBF/WBA bantamweight champion Naoya Inoue.
リング誌は「ナバレッテはジュニアフェザー級の対立王者との統一戦か、井上とのメガファイトを長らく希望してきた」と報じる一方で「どちらの〝希望〟も、ナバレッテが122ポンドを作れる残り少ない時間内に実現するとは思えない」と、井上と同じ見方を示しました。
トップランクと共同でナバレッテをプロモートするザンファー・プロモーションズとトレーナーのペドロ・モランも「希望の2試合」については難しいと考えています。
「統一戦には報酬以外にも複雑な壁がいくつもある。ナバレッテはいつでもいいが、多くの王者にとって〝いつ〟はいつでも敏感な問題だ」。
「井上が明日122に上げるなら明日東京に行くが、彼が118を統一するには来年いっぱいかかるかもしれない。再来年?ナバレッテはあと2年も122をキープできない」。
17歳の誕生日から1ヶ月後にプロデビューしたナバレッテは、6戦目で敗れたのが唯一の黒星。
エリートではなかったがために、地方の小会場でドサ廻り、薄給を得ながら実力を蓄えてきた。その頃から「薄利多売」が、鉄人カウボーイの看板だった。
しかし、2015年にザンファーと契約すると大きな試合にも恵まれ、メキシコや西海岸を代表する軽量級に成長。
トップランクとESPNのプッシュを受けて20万ドル前後のファイトマネーを稼ぐ高給取りになったが「評価を上げるなら統一戦」「ビッグマネーなら東京で井上戦」を目指してきた。
「希望の2試合」の見通しが全く立たない状況をナバレッテは笑い飛ばす。
“I just love to fight. I always want to quickly return to the ring and fight. That’s what motivates me.”
「評価もカネも欲しいけど、子供の頃からいろんなゴールを雪堤してきた。今もムロジョン・アフダマリエフやレイ・バルガスとの統一戦、あるいは井上戦は、その中の一つに過ぎない。ベルトは多いに越したことはない。井上vsドネアを見て東京(埼玉)に行きたくないボクサーもいないけどね」。
「しかし、ゴールはいくつもある、一つじゃない。でも私が愛しているのはとにかく戦うことだ。みんな試合をこなし過ぎというけど、怪我すると無理だが、もっと試合間隔を詰めてもいい。リングに上がるのが大好きなんだ。これだけはたった一つ、永久に変わらない」。
井上戦、見てみたいですが…。
アイザック・ドグボエから番狂わせでタイトルを奪ったVaquero(カウボーイ)。
2018年5月11日にドグボエを返り討ちにし、今年2月22日までの9ヶ月と11日という短い期間でなんと5度の防衛に成功しました。
新型コロナの問題から6度目の防衛戦は延期、明後日のフェザー級ノンタイトル戦のリングに上がるナバレッテですが、それでも試合間隔は4ヶ月。
WBSSの杜撰な運営のせいとはいえ、井上尚弥がこの2年で4試合しか戦えていないのとは対照的です。
さらに、米国での試合を控えたタイミングで新型コロナに直撃された井上は、2019年11月7日(ノニト・ドネア戦)から今年9月予定のジョンリール・カシメロ戦まで11ヶ月近くも実戦のリングから遠ざかることになってしまいました。
もちろん、貧困杜撰トーナメントWBSSのリングですら大成功の舞台に変えてしまう日本のエースと、叩き上げのメキシカンを単純比較するのは無理がありすぎます。
ほとんどアマチュア実績がなく、大きな期待を背負ってプロデビューしたわけではないナバレッテはメメキシカンとはいえ、まだ守るべき実績もステイタスも持っていません。
もし、ナバレッテが日本人なら9ヶ月で5試合なんて絶対にこなしていません。
そんなステイ・ビジーなカウボーイは「パンデミックで試合ができなかった間もトレーニングは欠かさなかった。自宅待機していたときでも、出来る運動は何でもやった。ブランクの影響はない。試合に飢えている」と、しっかり仕上げたようです。
それいしても、わずか4ヶ月の試合間隔を「ブランク」と表現してしまう鉄人ぶりには呆れるばかりです。ナバレッテなら1950年代、ボクシング黄金期の米国でも王者になっていたっでしょう。
対戦相手のロペスについては「同じジムで練習したこともある旧知の仲。彼がウォリアーであること、ものすごい根性で明日のリングに上がってくるのはわかっている」と気を引き締ます。
しかし、ロペスの戦績は13勝6KO13敗1分、この10試合で4勝6敗、現在3連敗中。
戦前予想は、もちろんナバレッテ圧倒的有利。
世界的に注目度の低い軽量級で、ノンタイトル、開催地メキシコという状況から米英のカジノでの扱いがほとんどないことを考慮しなければなりませんが、オッズはナバレッテ勝利が1/200(1.005倍)、ロペス20倍。
ナバレッテは「減量が限界」とフェザー転向を公言していますが、今回の試合は「フェザー級進出」というよりも「調整試合」の位置付けでしょう。
ただ、井上が指摘しているように「スーパーバンタム級に長くいれないから」「戦う時期に運命を感じない」のも理解できます。

明日に試合を控えたナバレッテをリング誌やESPNなどボクシング大手メディアがレポート、井上戦にもふれています。
Either a unification fight against one of the other titleholders at 122 pounds or a mega-fight against The Ring/IBF/WBA bantamweight champion Naoya Inoue.
リング誌は「ナバレッテはジュニアフェザー級の対立王者との統一戦か、井上とのメガファイトを長らく希望してきた」と報じる一方で「どちらの〝希望〟も、ナバレッテが122ポンドを作れる残り少ない時間内に実現するとは思えない」と、井上と同じ見方を示しました。
トップランクと共同でナバレッテをプロモートするザンファー・プロモーションズとトレーナーのペドロ・モランも「希望の2試合」については難しいと考えています。
「統一戦には報酬以外にも複雑な壁がいくつもある。ナバレッテはいつでもいいが、多くの王者にとって〝いつ〟はいつでも敏感な問題だ」。
「井上が明日122に上げるなら明日東京に行くが、彼が118を統一するには来年いっぱいかかるかもしれない。再来年?ナバレッテはあと2年も122をキープできない」。
17歳の誕生日から1ヶ月後にプロデビューしたナバレッテは、6戦目で敗れたのが唯一の黒星。
エリートではなかったがために、地方の小会場でドサ廻り、薄給を得ながら実力を蓄えてきた。その頃から「薄利多売」が、鉄人カウボーイの看板だった。
しかし、2015年にザンファーと契約すると大きな試合にも恵まれ、メキシコや西海岸を代表する軽量級に成長。
トップランクとESPNのプッシュを受けて20万ドル前後のファイトマネーを稼ぐ高給取りになったが「評価を上げるなら統一戦」「ビッグマネーなら東京で井上戦」を目指してきた。
「希望の2試合」の見通しが全く立たない状況をナバレッテは笑い飛ばす。
“I just love to fight. I always want to quickly return to the ring and fight. That’s what motivates me.”
「評価もカネも欲しいけど、子供の頃からいろんなゴールを雪堤してきた。今もムロジョン・アフダマリエフやレイ・バルガスとの統一戦、あるいは井上戦は、その中の一つに過ぎない。ベルトは多いに越したことはない。井上vsドネアを見て東京(埼玉)に行きたくないボクサーもいないけどね」。
「しかし、ゴールはいくつもある、一つじゃない。でも私が愛しているのはとにかく戦うことだ。みんな試合をこなし過ぎというけど、怪我すると無理だが、もっと試合間隔を詰めてもいい。リングに上がるのが大好きなんだ。これだけはたった一つ、永久に変わらない」。
井上戦、見てみたいですが…。

コメント
コメント一覧 (5)
やっぱりボクシングおもしれー!!
フシ穴の眼
が
しました
JCBには土台無理な話だろうけど、どうして日本はこういう選手を
呼んで軽量級のハブになれないのかなあ。。
井上が最強追求路線やってる間だけでもなんとかならないかなあ。
フシ穴の眼
が
しました
そしてFeに30歳くらいであげられるようにしてほしい
フシ穴の眼
が
しました