ライアン・ガルシアがゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)への不満を爆発させています。

オスカー・デラホーヤは「7月4日に予定していたバージル・オルティスJr.との試合をキング・ライアンGは受け入れなかった」と公表。

ウェルター級の新星オルティスJr.は15戦全勝15KOの〝パーフェクト・レコード〟の持ち主です。

一方の17戦全勝15KOのガルシアは、メキシコの血を引く「カネロ・アルバレスの弟分」でボクシング界きっての人気者。

GBPが抱える「22歳同士」のホープ対決は、北米で大きな期待を集めていましたが、破談になった模様です。

日本のボクシングファンからしても「とりあえずどっちが偽物かはっきりする」という面白いマッチアップだったので残念です。
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ガルシアとGBPは昨年から契約問題で揉め続けています。

この試合のファイトマネーにGBPは20万ドル(約2000万円)を提示しましたが、ガルシアは自分にはその10倍か20倍の商業的価値があると考えていたようで、両者の溝は歩み寄るにはあまりに深すぎました。

WBCシルバーのライト級ストラップを持っているとはいえ、まだ無冠のガルシアに100万ドルを優に超える価値があるとは思えません。

GBPの不倶戴天のライバル、トップランクのボブ・アラムも「20倍だと400万ドル(4億円)。ガルシアにそんな価値があるわけない。コロナ下の現状も考えたら20万ドルは破格だ」と、22歳の傲慢だと切り捨てています。

しかし、明日のスターが見当たらない米国ボクシング界で「メキシコの血」を持ち「近未来はウェルター級進出」の可能性が高いライト級のガルシアの存在は宝石です。

米国Yahoo!スポーツも「GBPが折れるだろう」と予想しています。


それにしても…。井上尚弥との対戦が予定されている3階級制覇のカシメロは、入札の恩恵を受けたゾラニ・テテ戦がキャリアハイの7万5000ドル。

それまでは2万ドル前後の超薄給でしたが「どこへでも行く、誰とでも戦う」と蕎麦屋の出前みたいなキャリア(これは褒め言葉)を突き進んでいます。

エマニュエル・ロドリゲスやファン・カルロス・パヤノはさらに悲惨なキャリアを奮闘してきました。

ライト級のメキシコ系スター候補と、実力派とはいえバンタム級を比較するのは無理がありますが…それにしてもです。

ガルシアが惨敗するの、早く見たいです…。

それが一度は「内定」が伝えられたホルヘ・リナレスの拳によってなら最高です。