辰吉丈一郎や長谷川穂積、西岡利晃、井上尚弥らが、軽量級という小さなコップの規格内にさざ波をおこすたびに暗愚なファンは「レナードやデラホーヤのようなラスベガスでビッグマッチ」と突拍子も無いことを口走り、一部のメディアはそれを焚きつけるような報道を繰り返してきました。
「リカルド・ロペスは井上よりも評価が高かったにもかかわらず、米国で得た最高報酬は15万ドル」という事実には耳を塞ぎ、「軽量級史上唯一のPFPキングでその座を2年間も守ったローマン・ゴンザレスが一度も経験していないリング誌単独カバーを井上は9ヶ月に2度飾ったのはなぜなのか?」と考えることをしない脳死状態のメディア。
米国では需要がないために大きなマーケットとして定着したことがない軽量級。その事実に目を向けずに、まるでM資金のように「ラスベガス教」の信者は絶滅することなくしぶとく生き残っています。
それどころか、野茂英雄や中田英寿らが「海外メジャー」で成功することの格好良さを逆輸入してからは、「きっと軽量級にも海外メジャーがあるはず」という暗愚で無益な祈りの声は、メディアという名の悪徳牧師のミスリードもあって途絶える気配がありません。
1990年代にマイケル・カルバハルとウンベルト・ゴンザレスが共に100万ドルのファイトマネーを獲得したことが、今も超常現象として語り継がれているのが、軽量級の現実です。
昨年の「たまアリ」での井上vsノニト・ドネアの報酬は公表されていませんが、100万ドルでも安すぎます。2万2000人が高額のチケットを購入し、1500万人がテレビ視聴したという、米国の軽量級では天地がひっくり返っても絶対にありえない巨大興行でした。
米国ではメガファイトはありえない軽量級。しかし、元リング誌編集長のナイジェル・コリンズのように「スピードとスタミナに優れた軽量級は最もテレビ映えするクラス」と、米国でもその魅力を理解している専門家は存在します。
そして、そんな一部のメディアとコアなマニアは軽量級のグレートを高く評価してきました。
1980年代から団体と階級の増殖が一気に進み、同一階級ですら誰が一番強いのか?が全くわからなくなってしまいましたが、この今に続く混迷の時代でも、軽量級は清貧ながらも強烈な輝きを放ってきました。
奇しくも1980年から立ち上げられたリング誌の BEST FIGHTER POLL 。この専門家投票による「年間PFP」でTOP3にランクされたフェザー級以下の小さな巨人たちを振り返ります。
※ リング誌のリストラからBEST FIGHTER POLL は2017年(評価対象は2016年)で廃止。井上はほぼ毎月更新のPFPで現在3位、 BEST FIGHTER POLL の最高位は6位(2017年)でしたが、もし現在もこの特集が継続しているなら推定3位ということで、3位に入れています。
◉3位経験者:ウィルフレド・ゴメス(1980年:ジュニアフェザー級)、リカルド・ロペス(1997年:ストロー級)、マルコ・アントニオ・バレラ(2002年/2005年:フェザー級)、井上(2020年:バンタム級)。
水増し階級で鮮烈な輝きを放ったゴメスとロペスに、メキシコの歴史的なグレートであるバレラ、そして我らがモンスターの4人がベスト3を経験。
ちなみにゴメスが3位の1980年は1位がロベルト・デュランで2位がシュガー・レイ・レナード。
ロペスの1997年は1位オスカー・デラホーヤ、2位ロイ・ジョーンズJr.。
バレラの2002年は1位ジョーンズ、2位デラホーヤ。2005年は1位フロイド・メイウェザー、2位ウィンキー・ライトでした。
毎月更新のPFPではノニト・ドネアは議論を呼ぶ3位経験者でしたが、年間でレートする BEST FIGHTER POLL では2012年の5位が最高。
◉2位経験者:該当者なし *2006年の2位:マニー・パッキャオは該当年(2005年)にはジュニアライト級でしか戦っていないため対象外。
ゴメスの1980年は、上がレナードとデュランでキングはもちろん、2位も難しい状況でした。
バレラは2位でもよかったと思いますが、当時のジョーンズやメイウェザーより上の1位は…どうでしょうか?
ロペスの1997年は、2位はもちろんPFPキングでも納得でしたが…。
◉1位経験者:ローマン・ゴンザレス(2015年/2016年:ジュニアフライ〜フライ級)
2014年にいきなり4位にランクインしたロマゴンが、たった1年で首位にジャンプアップ、キングの座を射止めました。
35年を超える BEST FIGHTER POLL の歴史で、軽量級ボクサーが頂点を極めたのは史上初の快挙でした。
そればかりか、翌年もその座を〝防衛〟。
マービン・ハグラーやマイク・タイソン、フリオ・セサール・チャベス、パーネル・ウィテカ、ロイ・ジョーンズ、フロイド・メイウェザー、マニー・パッキャオと過去7人しかいなかった「連覇」まで達成したのでした。
「リカルド・ロペスは井上よりも評価が高かったにもかかわらず、米国で得た最高報酬は15万ドル」という事実には耳を塞ぎ、「軽量級史上唯一のPFPキングでその座を2年間も守ったローマン・ゴンザレスが一度も経験していないリング誌単独カバーを井上は9ヶ月に2度飾ったのはなぜなのか?」と考えることをしない脳死状態のメディア。
米国では需要がないために大きなマーケットとして定着したことがない軽量級。その事実に目を向けずに、まるでM資金のように「ラスベガス教」の信者は絶滅することなくしぶとく生き残っています。
それどころか、野茂英雄や中田英寿らが「海外メジャー」で成功することの格好良さを逆輸入してからは、「きっと軽量級にも海外メジャーがあるはず」という暗愚で無益な祈りの声は、メディアという名の悪徳牧師のミスリードもあって途絶える気配がありません。
1990年代にマイケル・カルバハルとウンベルト・ゴンザレスが共に100万ドルのファイトマネーを獲得したことが、今も超常現象として語り継がれているのが、軽量級の現実です。
昨年の「たまアリ」での井上vsノニト・ドネアの報酬は公表されていませんが、100万ドルでも安すぎます。2万2000人が高額のチケットを購入し、1500万人がテレビ視聴したという、米国の軽量級では天地がひっくり返っても絶対にありえない巨大興行でした。
米国ではメガファイトはありえない軽量級。しかし、元リング誌編集長のナイジェル・コリンズのように「スピードとスタミナに優れた軽量級は最もテレビ映えするクラス」と、米国でもその魅力を理解している専門家は存在します。
そして、そんな一部のメディアとコアなマニアは軽量級のグレートを高く評価してきました。
1980年代から団体と階級の増殖が一気に進み、同一階級ですら誰が一番強いのか?が全くわからなくなってしまいましたが、この今に続く混迷の時代でも、軽量級は清貧ながらも強烈な輝きを放ってきました。
奇しくも1980年から立ち上げられたリング誌の BEST FIGHTER POLL 。この専門家投票による「年間PFP」でTOP3にランクされたフェザー級以下の小さな巨人たちを振り返ります。
※ リング誌のリストラからBEST FIGHTER POLL は2017年(評価対象は2016年)で廃止。井上はほぼ毎月更新のPFPで現在3位、 BEST FIGHTER POLL の最高位は6位(2017年)でしたが、もし現在もこの特集が継続しているなら推定3位ということで、3位に入れています。
◉3位経験者:ウィルフレド・ゴメス(1980年:ジュニアフェザー級)、リカルド・ロペス(1997年:ストロー級)、マルコ・アントニオ・バレラ(2002年/2005年:フェザー級)、井上(2020年:バンタム級)。
水増し階級で鮮烈な輝きを放ったゴメスとロペスに、メキシコの歴史的なグレートであるバレラ、そして我らがモンスターの4人がベスト3を経験。
ちなみにゴメスが3位の1980年は1位がロベルト・デュランで2位がシュガー・レイ・レナード。
ロペスの1997年は1位オスカー・デラホーヤ、2位ロイ・ジョーンズJr.。
バレラの2002年は1位ジョーンズ、2位デラホーヤ。2005年は1位フロイド・メイウェザー、2位ウィンキー・ライトでした。
毎月更新のPFPではノニト・ドネアは議論を呼ぶ3位経験者でしたが、年間でレートする BEST FIGHTER POLL では2012年の5位が最高。
◉2位経験者:該当者なし *2006年の2位:マニー・パッキャオは該当年(2005年)にはジュニアライト級でしか戦っていないため対象外。
ゴメスの1980年は、上がレナードとデュランでキングはもちろん、2位も難しい状況でした。
バレラは2位でもよかったと思いますが、当時のジョーンズやメイウェザーより上の1位は…どうでしょうか?
ロペスの1997年は、2位はもちろんPFPキングでも納得でしたが…。
◉1位経験者:ローマン・ゴンザレス(2015年/2016年:ジュニアフライ〜フライ級)
2014年にいきなり4位にランクインしたロマゴンが、たった1年で首位にジャンプアップ、キングの座を射止めました。
35年を超える BEST FIGHTER POLL の歴史で、軽量級ボクサーが頂点を極めたのは史上初の快挙でした。
そればかりか、翌年もその座を〝防衛〟。
マービン・ハグラーやマイク・タイソン、フリオ・セサール・チャベス、パーネル・ウィテカ、ロイ・ジョーンズ、フロイド・メイウェザー、マニー・パッキャオと過去7人しかいなかった「連覇」まで達成したのでした。

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