新型コロナウイルスはスポーツの世界にも深刻な影響を与え続けています。

ボクシングでは世界的に弱小ジムが閉鎖に追い込まれています。

英国のあるジムに貼られた「無期限閉鎖」の張り紙を、泣きながら見つめている若い練習生たちの姿は痛々し過ぎます。

もちろん、ボクシングに限ったことではありません。
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まだ桜は花を残していますが…

五輪が来年にずれ込んだことで、事業規模が小さいスポーツ団体の運営は行き詰っています。

テレビ放映権収入はもちろん、観戦料も期待できないマイナースポーツの場合、海外大会への派遣費や代表合宿の費用のほとんどを日本オリンピック委員会(JOC)からの交付金で賄っているのです。

人気スポーツの一つである水泳は大会での観戦料やテレビ放映権、スポンサー収入、機関誌の販売などで約20億円の予算の8割をカバーしていますが、残りの2割は交付金頼みです。

今月に予定されていた日本選手権が中止されたことで、この最大の大会で見込まれた観戦料とテレビ放映権はゼロに、五輪を見込んで投資していたスポンサーも来年まで2年分の資金を支援してくれるわけもありません。

水泳ですらこの状況ですから、7割前後にも上る他のマイナースポーツの交付金依存はもっと深刻です。

交付金は、自立運営が出来ないマイナースポーツの〝生命維持装置〟です。

そもそも自立できないなら、国民の税金から絞り出される生命維持装置は外すべきじゃないか? 

国民の関心が低いマイナースポーツを生命維持装置で延命させるだけの意味があるのか? 

これは、非常に厳しくて辛い話です。

一つ言えることは、マイナースポーツや新しい五輪種目での活躍が目立つ日本は、豊かな素晴らしい国だということです。