時代と社会の成熟によって、フェイクが排除されリアルが正しく評価されるようになる…というのはどうやら間違いのようです。

プロボクシングでも、2017年のフロイド・メイウェザーvsコナー・マクレガーの茶番劇からフェイク路線は加速しています。

世界的な注目度では「井上尚弥vsノニト・ドネア」を飲み込んでしまった「KSI vs ローガン・ポールの人気YouTuberによる世紀のボクシング対決」は記憶に新しいところです。
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来月30日、デメトリアス・アンドラーデとテビン・ファーマーの世界戦もYouTuberの試合とのトリプルヘッダーです…。

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会場のステイプルズセンターはマイク・タイソンやジャスティン・ビーバーらセレブが盛り上げ役に集まり、勝者のKSIの次戦にはビーバーが対戦候補に挙がっている始末です。

日本でもAbemaTVの「1000万シリーズ」など興味本位の野次馬根性だけを刺激するバラエティでボクシングの名が騙られてしまいました。

YouTuberファイターは、アブネル・マレスらの「ボクシングを茶番に使うな」という批判に「カリフォルニアの正式ライセンスを取ったプロボクシングの公式試合。プロとして人気のないマレスの嫉妬に付き合えない」と一刀両断。

「ボクシング界を盛り上げるため」(亀田興毅)と相変わらず的外れで低脳な発言をしていないだけ、YouTuberの方がまだマシかもしれません。

それでも…KSIの「プロなら人気が全て」(マレスは軽量級では破格の人気者なのですが…)はある意味で真実、つまりそこにもリアルはあります。

ただ、 K1やPRIDE、最近のRIZINですでに茶番劇を何度も見て来た私たちにとってのリアルはもっと狭義のリアルです。

では、来年にも再戦が噂されているパックメイなら茶番劇でないのか?

KSIとジャスティン・ビーバーはYouTuberとアイドルが本職だから茶番劇で、パックメイ2020はプロボクサーだからリアルなのでしょうか?