いつ以来かわからない「メイウェザーのトリセツ」シリーズです。

フロイド・メイウェザーほど理解に苦しむキャラクターは存在しません。どこまで本気で、どこまでがウソなのか…。

43歳になった銭ゲバは、1996年10月11日のプロデビュー。あれから24年の歳月が流れました。そのアニバーサリーを前に…。

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BoxRecをはじめあらゆるデータで2017年8月26日のコナー・マクレガー戦を最後に in active=引退選手=とカテゴリーされていますが、これを本気にしている人は珍しいでしょう。

ブックメーカーのポテンシャルオッズ(実現期待される試合のオッズ)ではマニー・パッキャオやカネロ・アルバレス、コナー・マクレガー、ハビブ・ヌルマゴメドフ、エイドリアン・ブローナーらとのオッズが立ち上がっています。

人気選手の場合は試合が決定してなくてもオッズが先走るのは、当たり前のことです。しかし、引退選手では異例のことです。

現役で試合も決まっているのに直前になってもオッズが出ない井上尚弥らのケースは救いようがないほど人気がないと考えて差し支えありませんが、まさに〝井上の真逆〟がメイウェザーです。

そのマネー・メイウェザーがまた吠えています。

以前、私は「メイウェザーは心の底では謙虚。過去のグレートの瑕疵を知っているはずなのにそこに触れない」と書きましたが、大間違いでした。

まさに「メイのトリセツ」にある「めったにないけど本当は謙虚で素晴らしい人格と思うかもしれませんが、それは100%勘違いです。下劣な銭ゲバは必ずあなたを裏切ります」の通りでした。


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「ボクシングの顔はモハメド・アリでもシュガー・レイ・ロビンソンでもない。この私だ」。

「ロッキー・マルシアノ?ああ、悪い選手じゃない。彼の49−0を、上回る50−0を私はマークした。それだけじゃない、マルシアノは何人の世界王者に勝った?ほら、あんた達が大好きな〝誰に勝ったか?〟の話だ」。

「モハメド・アリは偉大だ?そんなのは私でも認める。でも、ボクサーとしては?アリはキャリア7戦しかないレオン・スピンクスに負けた、私ではありえない。ケン・ノートンとの3試合も実質全部負けてるし」。


「シュガー・レイ・ロビンソンも認める。でも私より下。彼のキャリアは180?190?(実際は199試合174勝109KO19敗6分)、試合数はずっと少ない私が、彼よりも多くの世界王者を倒していることにどうして言及しないんだ?」。

「ロイ・ジョーンズも悪くない選手だったが、あれもアリと一緒。彼らの防御はフットワークが全て。足が衰えたら、彼らにできるのは〝ロープ・ア・ドープ〟。話にならない。私は足が使えなくなってもボディワークで多くの名王者を翻弄した」。



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ロビンソンやマルシアノ、アリよりも多くの世界王者に勝ってきた。

それはそうです。井上尚弥ですら、ファイティング原田よりはるかに多くの世界王者に勝っています。

しかし、こんなロジックが通用しないことは、メイウェザー自身が一番よく知っているはずですが…。 おそらく全てを判った上でのいつもの〝メイウェザー・トーク〟ですが、人の耳目は引きますね。

「そんなもん、当たり前。今は4団体17階級でいくらでも世界王者がいるから、全く意味はない!誰に勝ったか?ってのはそういうことじゃない!」と突っ込む時点で、私たちの負けです。

さすがです。