日本時間5月5日(日)ネバダ州ラスベガス T-Mobileアリーナ
リング誌/リネラル/WBA/WBCミドル級王者:カネロ・アルバレスvsIBFミドル級王者:ダニエル・ジェイコブス
両者の報酬が5000万ドルを余裕で超えるメガファイトです。
オッズはカネロ2/9(1.22倍)、ジェイコブス7/2(4.5倍)。
「タイの秤」や「中東の笛」に並ぶ不当判定の代名詞になりつつある「カネロ判定」が今回も発動するのか、それともここまでカネロ判定が騒がれている環境下ではジャッジに逆のバイアスがかかることもあるのか?
単純な試合展開はもちろん、ジャッジペーパーまでが注目される異例のメガファイトです。
そして、やはり注目の当日計量。Aサイドのカネロ側から「リバウンドは170ポンドまで。そこから1ポンド越えるごとに$250Kの罰金」が契約条項に盛り込まれていたと複数のメディアが報じています。
カネロは169ポンド、きっちり契約内に収めてきました。
一方のジェイコブスは173.6ポンド、2017年3月のGGG戦に続く確信犯の〝契約違反〟です。
3.6ポンドオーバーですから 250K×3.6=900K つまり90万ドル(約1億円)の罰金をカネロに支払うことになりました。
一昨日はジェイコブス陣営が「ペナルティは1ポンド当たり100K」と明かしていましたが、これは誤解なのかそれとも「そんな契約しるか!」ということなのか。
どっちにせよ、確信犯で当日計量をオーバーし90万ドルを支払うということです。昨年頓挫したHBOの「Super Fly」興行が出場全選手の報酬予算が100万ドルと言われてましたから、罰金だけで軽量級の世界戦をいくつも盛り込んだビッグイベントが開催されちゃうという、とんでもないメガファイトです。
アル・ヘイモンと共にジェイコブスのマネジメントを担当しているキース・コノリーは「奴らは全部自分たちが好きなように事を進めてるつもりだろうが、そうはいかないって事があると思い知ったんじゃないかな」と悪びれずに語っています。
どうなんでしょうかね。「体重超過はプロ失格」ですが、ジェイコブスのケースはそこまで〝重罪〟じゃないのでしょうか?
ジェイコブスが調整ミスしたわけでないのは、前日計量での艶々の肌とビルドアップされた筋肉を見るまでもありません。この体重超過は「調整ミス」ではなく、予定どおりの「作戦」なのでしょう。
カネロ陣営は「やると思ってた」と動揺はないはずです。
それにしても、リバウンドは長谷川穂積や井上尚弥ら多くの日本人も常套としてきた立派な戦略です。ルール違反でないのだから、利用しない手はありません。
「ルールの範囲内で勝利に向かって全力を尽くす」のがアスリートです。ジェイコブスの場合は一見ルール違反に見えますが、罰金を支払えばルールに従ったということです。
それでも、前日計量の最大弊害であるリバウンド戦略はどうも好きになれません。選手個人の健康安全を優先した結果、相手選手を危険に晒し、階級制の根幹を毀損しているわけですから。
何度も書いてしまいますが、リバウンドどころか減量そのものも実質やらないパックメイは偉大です。当日計量で体重がほとんど同じ、減ることまであるなんて、普通の選手なら「大きな調整失敗をしてしまったんじゃないか?」と心配してしまうところです。
まあ、あの2人が一番階級制をあざ笑っているわけですが。あーいう嘲笑いなら大歓迎ですが、あんなのもう出て来ないんでしょうかね…。
リング誌/リネラル/WBA/WBCミドル級王者:カネロ・アルバレスvsIBFミドル級王者:ダニエル・ジェイコブス
Welcome to Las vegas Nevada! イベント開幕!メインは日本時間12時半ゴング予定。
両者の報酬が5000万ドルを余裕で超えるメガファイトです。
オッズはカネロ2/9(1.22倍)、ジェイコブス7/2(4.5倍)。
「タイの秤」や「中東の笛」に並ぶ不当判定の代名詞になりつつある「カネロ判定」が今回も発動するのか、それともここまでカネロ判定が騒がれている環境下ではジャッジに逆のバイアスがかかることもあるのか?
単純な試合展開はもちろん、ジャッジペーパーまでが注目される異例のメガファイトです。
そして、やはり注目の当日計量。Aサイドのカネロ側から「リバウンドは170ポンドまで。そこから1ポンド越えるごとに$250Kの罰金」が契約条項に盛り込まれていたと複数のメディアが報じています。
カネロは169ポンド、きっちり契約内に収めてきました。
一方のジェイコブスは173.6ポンド、2017年3月のGGG戦に続く確信犯の〝契約違反〟です。
3.6ポンドオーバーですから 250K×3.6=900K つまり90万ドル(約1億円)の罰金をカネロに支払うことになりました。
一昨日はジェイコブス陣営が「ペナルティは1ポンド当たり100K」と明かしていましたが、これは誤解なのかそれとも「そんな契約しるか!」ということなのか。
どっちにせよ、確信犯で当日計量をオーバーし90万ドルを支払うということです。昨年頓挫したHBOの「Super Fly」興行が出場全選手の報酬予算が100万ドルと言われてましたから、罰金だけで軽量級の世界戦をいくつも盛り込んだビッグイベントが開催されちゃうという、とんでもないメガファイトです。
アル・ヘイモンと共にジェイコブスのマネジメントを担当しているキース・コノリーは「奴らは全部自分たちが好きなように事を進めてるつもりだろうが、そうはいかないって事があると思い知ったんじゃないかな」と悪びれずに語っています。
どうなんでしょうかね。「体重超過はプロ失格」ですが、ジェイコブスのケースはそこまで〝重罪〟じゃないのでしょうか?
ジェイコブスが調整ミスしたわけでないのは、前日計量での艶々の肌とビルドアップされた筋肉を見るまでもありません。この体重超過は「調整ミス」ではなく、予定どおりの「作戦」なのでしょう。
カネロ陣営は「やると思ってた」と動揺はないはずです。
それにしても、リバウンドは長谷川穂積や井上尚弥ら多くの日本人も常套としてきた立派な戦略です。ルール違反でないのだから、利用しない手はありません。
「ルールの範囲内で勝利に向かって全力を尽くす」のがアスリートです。ジェイコブスの場合は一見ルール違反に見えますが、罰金を支払えばルールに従ったということです。
それでも、前日計量の最大弊害であるリバウンド戦略はどうも好きになれません。選手個人の健康安全を優先した結果、相手選手を危険に晒し、階級制の根幹を毀損しているわけですから。
何度も書いてしまいますが、リバウンドどころか減量そのものも実質やらないパックメイは偉大です。当日計量で体重がほとんど同じ、減ることまであるなんて、普通の選手なら「大きな調整失敗をしてしまったんじゃないか?」と心配してしまうところです。
まあ、あの2人が一番階級制をあざ笑っているわけですが。あーいう嘲笑いなら大歓迎ですが、あんなのもう出て来ないんでしょうかね…。

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