日本時間5月5日(日)カリフォルニア州ストックトン 

IBFジュニアバンタム級タイトルマッチ

王者:ジェルウィン・アンカハスvs挑戦者 :船井龍一


IBFライトヘビー級戦(アルトゥール・ベテルビエフvsラディボヤ・カライジッチ)をメインにした興行のセミファイナル。試合はESPNで全米生中継。

軽量級のホットコーナー、ジュニアバンタムの惑星アンカハスに、33歳の船井が最初で最後のチャンスと全てを賭けた一戦。

 オッズは王者勝利の1.13倍に対して、挑戦者5.5倍。圧倒的不利予想の中、船井がリングに上がります。

船井が大番狂わせを起こすようなら、ファン・フランシスコ・エストラーダやシーサケット・ソールンビサイ、ドニー・ニエテスとPFPファイターが覇権を争う軽量級最高レベルのクラスで最前線に躍り出ることになります。

船井がまずリングイン!アンカハスもいい表情です。

さあ!始まります!!! 

1ラウンドから王者のパワーパンチが試合を押し気味に進めます。

3ラウンドに船井が勝負をかけて打撃戦に。パンチの強さ、精度はアンカハス。

それでも船井は手応えを感じたのでは。4ラウンドはアンカハスがラッシュ。船井は鼻血、顔面はパンチを掠められた擦過傷で傷だらけ。

インタバルでドクターチェック。「カリフォルニアは(安全管理が)厳しいんです」(亀海喜寛)。説得力のある解説、ナイスです。

5ラウンドは疲れを見せたアンカハスですが、6ラウンド終了間際にはパンチをまとめて船井の足をふらつかせます。

6ラウンド終了時にレフェリーが船井コーナーに歩み寄り「出来るのか?」と確認。続行を望む船井に再びドクターチェック。

ドクターの指を目で追う船井ですが、続行は認められず。6ラウンド終了TKO負け。妥当な判断です。(公式発表は7ラウンド0秒TKO)。

王者が「日本人の根性にはいつも驚かされる。船井を尊敬する」と語ったように、船井は勇敢に戦いましたが、しっかり取ったラウンドが一つもない完敗でした。

無念。